Go To リッツ沖縄でGo To ヘブン! (1)

こんにちは、LEON編集部の八木です。

いままで、疲れが溜まって来た時は心身エスケープするべく南国（＝東南アジアリゾート）に逃げていました。しかし現在はガマンガマンな状況。しかし19周年記念号という分厚い号をやっとこさ作り終え、猛烈に東京から離れたくなり（そういう時ってありますよね？）、、、。

今年の夏休みは、失礼ながらプライベートでは長年“素通り”していた沖縄••北部の名護市で過ごすことに。しかし今回の旅で、素通りからまさか恋に発展するなんて、、、いやはや人生はわからないものですね。

といいつつも、市街をあちこち歩き回るのはまだ懸念が残る時季だったこともあり、今年の夏休みは「名護市内の開放感あるホテルにじっと籠る」という矛盾がはらんだテーマに決定。選んだ宿は、リピーター率と口コミ好評価が止まらない「ザ・リッツ・カールトン沖縄」です。

初めてのレストランでいただく前菜への期待値と同様に、ホテルで外せない瞬間といえばエントランス&ロビーラウンジから感じ取れるそのホテル自体がもつ“個性と世界観”。特にシティホテルとは仕様が大きく異なるリゾートホテルのエントランスは、一歩踏み入れた瞬間から「さっきまで自分どこにいましたっけ？」と記憶を無くしかけるほどの非日常感をもたらしてくれます。

ザ・リッツ・カールトン沖縄も当然それに当てはまり、琉球石灰岩の壁に木の天井のミニマルリゾートな空間は外の光りを巡らせる設計が特徴で、また外回りには全面に水盤を配するなど、まるで「水辺に浮いた大人の楽園」のような雰囲気。ここでチェックインした瞬間から忙しなかった私の時間針がぐにゃりと変形しました。ホテルオリジナルの甘いトロピカルココナッツの香りが調和しているのも、印象に残りました。

ホテルには屋外とスパエリア内に併設している屋内プールがあります。屋外プールは前方に椰子の葉が静かにゆれ、ロコミュージックが聞こえて来そうな雰囲気。プールサイドではカクテルやソフトドリンク、ピッツァなど軽食がオーダー可能。しかし、Go Toのタイミングですと、お子様連れのファミリー客が多くいるのも事実。カップルソファでイチャイチャするのもそれなりに勇気が必要になりそうです。

そんな（？）時にオススメしたいのが、ホテルとは少し離れた敷地内にあるスパ施設に併設している屋内プール&ジャグジーエリア。というのもこちらのエリアは17時以降、利用対象年齢が16歳以上ゆえ、基本的に大人しかいません。そしてゲストの方はこの存在に気づいていないのか、いついってもほぼ貸切状態でした。

プールでひと泳ぎをしたら外にあるジャグジーでカラダをあっためて、デイベッドにごろん！ 聞こえるのは風とやんばるの森でさえずる鳥の鳴き声のみ……。まさしくザ・リッツ・カールトン沖縄の大人専用“隠れんぼエリア”ではないでしょうか。

スパ棟ではそのほかに岩盤浴や、ひのきのドライサウナ、そしてフィットネスジムも併設。トリートメントを受けるなら広々スペース&やんばるの森が見えるジャグジー付きのカップルルームがオススメです。

仕事でカチコチになったアタマをほぐすべく、クレンジング効果が高いと言われている「フーチバー（よもぎ）」を配合した温かいオイルをアタマに垂らし、ハーバルボールでマッサージする「フーチバースカルプ」をオーダー。よもぎの深いグリーンの香りに包まれ、森林浴をしている気分と刺激でコリからも開放されたのでした。

次回はレストラン情報やステイプランをレポートしたいと思います！