2023.10.26

いまの時期、ニセコが最高にオイシイというお話

いまや国際的に人気となった北海道・ニセコ。パウダースノーは国内外のどのスキーリゾートにも負けない圧倒的なアドバンテージとして多くのスキーラバーを引き寄せています。ですが、ニセコって、冬シーズンだけなの?というギモンに対し、お答えします。ニセコは、いまの時期こそ最高にオイシイ季節であると。その理由をここにご紹介いたします。

CREDIT :

文/堀川正毅(LEON)

北海道・ニセコの大自然に囲まれた、極上のヴィラ

すこーし涼しくなったと思ったら、また暑い日々。暦上はすっかり秋だというのに、まったくどうなっているんでしょうね。早く秋冬のお洒落がしたいと思う今日この頃、LEON編集部の堀川です。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
今回、機会をいただきまして、北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」にお邪魔してきました。

羊蹄山のすぐ近くにあるコチラは、約9200㎡という広大な土地に6棟のヴィラとレストランがありまして、ヴィラは2階建てのエントランスフロアにリビングダイニング、下に降りるとベッドルームとお風呂がある造り。建物の独特のカタチは、先住民であるアイヌ民族の住居から着想を得ているのだとか。部屋には小さいながらキッチンも備わっているので、長期滞在時には地元の食材を調理して食べるなんてことも出来ちゃいます。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 右手にレストラン棟、左手にはレセプション棟がゲストを迎えてくれます。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 独特のカタチをした建物が宿泊棟。広々とした敷地に6棟だけという贅沢な作り。
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北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 手前にダイニングテーブル、奥にゴロンとできる広めのソファーが。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 下のフロアには寝室と水回り。隣りと離れているので静かに過ごせます。
敷地内にあるレストランは、イタリアンがベースの「ウルティモ」で、朝食、昼食、夕食の対応をしてくれます。厨房を取り仕切る佐藤シェフはこちらがオープンした2022年12月にメインシェフとして着任した方で、イタリアはピエモンテ州で修行をしていたイタリアンのスペシャリスト。実際、ディナー時にいただいたパスタは絶品でした。
佐藤シェフ渾身のコースは季節によって変化します。ランチでもいただけるパスタはおかわりしたいクラス!
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北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ こちらがダッチタブ。朝の入浴が大オススメ!
オプションですが、羊蹄山を眺めながらお風呂(ダッチタブ)に入れるサービスは、なかなか他にはない魅力のひとつです。湯船に浸かりながら眺める朝の羊蹄山は、実に贅沢。水着着用なので、彼女との朝風呂も叶っちゃいますよ。
と、ホテルの魅力は枚挙にいとまがないのですが、今回の最大の目玉は、ホテルが新しく始めた「バトラー」サービスなんです。このサービス、何がすごいって、「お客様のやりたいこと、行きたいところにベタ付きでご対応いたします!」というもの。市内観光がしたいとか、アクティビティに参加したいとか、ワイナリーを巡りたいとか、そういうやってみたい!をまるっとアテンドしてくれるというものなんです。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ ホテルが用意してくれるクルマ。格好いいキャデラックのほか、ゆったり乗れるトヨタのアルファードもあります。
そのためにクルマを用意してくれ、運転もしてくれて、行く先々のアポイントを入れてくれ、何ならガイドまでしてくれて……。ひとつひとつお願いをしたら、いくらかかるんだ!?と考えると、手間も含め、これはかな〜りお得で至れり尽くせりのサービスだと思うんです。

実際、今回はせっかくのニセコエリアということで、お酒にまつわるツアー(ニセコに関係なく酒好きなのですがね)をお願いしたところ、ウイスキーの蒸留所と2箇所のワイナリーに連れて行ってもらえることに。というわけで、そんなツアー体験についてもご紹介しちゃいます。
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まず最初に連れて行ってもらったのは、ニセコのほぼセンターにある「ニセコ蒸溜所」。こちら、新潟の日本酒「八海山」を手がける八海醸造のグループ会社で、ウイスキー造りをする傍ら、ジンの製造・販売も行っており、併設のバーカウンターで飲むこともOK。ウイスキーはアンヌプリから流れてくる軟らかい水を用いて目下仕込んでいる最中だそうで、数年後にはいただけるようになるかも……、という状況だそうです。

蒸留所は毎日見学ツアーを組んでおり、スコットランド・フォーサイス社製の蒸留機など、美しく管理された蒸留所内を見て回ることができます。

次に訪れたのは、独自の栽培方法で注目を集める「オチガビワイナリー」。コチラは国内だけでなく、海外からも視察がくる有名ワイナリーです。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ オチカビワイナリーの畑がこちら。美しく整備されているのが印象的。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 併設するレストランが絶品です。食事に来るだけでも価値あり!
オーナーの落さんの熱量が随所に感じられる注目スポットで、レストランも併設しており、ワインに合う料理がいただけます。ちなみに私がいただいたのは、「余市麦豚のプルーンと赤ワイン煮」。たいへん美味しくいただきました。
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北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 敷地内を案内してくれた落さん(手前)。自ら造園したガーデンもまた立派。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ 貯蔵庫に眠るワインたち。あぁ美味しんだろうな……。
腹ごしらえした後は、オチガビワイナリーのツアーへ。決して大規模な施設ではないものの、整備された畑と隣接する醸造所は一見の価値あり。抜群のトーク力が魅力の落さんの話術にグイグイと引き込まれること請け合いです。国産ワインの今後について、深い〜お話を伺うことができました。深謝。
北海道はニセコにあるスモールラグジュアリーホテル、「ANDARU COLLECTION NISEKO」
▲ まるで海外!?な美しい景色が続く「キャメルファームワイナリー」。
最後に訪れたのは、オチガビワイナリーとは対照的な巨大ワイナリー「キャメルファームワイナリー」。
こちらのウリは、総面積16.2ha(作付け面積は13.5ha)の敷地内をカートで巡れるというツアーで、専門家の話を聞きながら畑や醸造所の設備の説明を受けることができます。

ちなみにコチラ、オリジナルブランドの「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」と「ピノ・ノワール スペシャル セレクション 2020」が、世界最大級の国際ワインコンテスト「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード 2022」にて、それぞれゴールドメダルとシルバーメダルを受賞するなど、いま注目のワイナリーなんです。
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今回はお酒にまつわるツアーをお願いしましたが、常識的にクルマで往復できる距離であれば、道内の他エリアの観光なども対応してくれるというバトラーサービス。次回はここでしか味わえない絶景スポットでランチを食べるとか、道内ドライブの要素を入れてみたいなと思いました。運転してくれる方がいるわけですから、お酒を飲みながら観光……なんて、呑兵衛なことも出来ちゃうのは魅力的ですよね。
いかがでしたでしょうか。パウダースノーがウリのニセコですが、実は夏から秋にかけては気候的にも混み具合の面からも大オススメ。10月にもなるとグッと涼しくなり、ブルゾンを羽織るとちょうど良いくらいなので、快適に過ごせるんですよね。

また、スキーシーズンは小さな町に人がごった返すところ、この時期は余裕があり、ゆ〜っくり過ごしたい派に最適です。これからますます人気になるであろうニセコの通な過ごし方、モテる旅プランとして彼女へのお誘い文句にお使いくださいまし。

■ ANDARU COLLECTION NISEKO

住所/北海道虻田郡倶知安町字樺山217-8
予約・お問い合わせ/TEL0136-22-1816
料金/7万1000円〜(2名1泊・2食付き、税込、サービス料別)

詳細はコチラ

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