彼女とふたりで楽しむ新しい旅の提案。「ウェルネスツーリズム」で心と体を極上リセット！

旅って最高の癒しにして究極のデートです。自由度が上がった今年の夏は、どんな旅を計画していますか？ 彼女とゆっくり温泉にでも浸かって、ただただ、のんびり過ごしたい！ なんて思っているオヤジさんに提言です。ゆったり、まったりもいいんですが、そんな旅ばかりじゃ彼女も飽きちゃいます。今、旅のトレンドは「ウェルネスツーリズム」。アクティブに過ごして、心も体も健康になる旅が注目なんです。

そもそもウェルネスツーリズムとは、旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、交流などを通じて、心と体の健康に気づく旅のこと。その土地のパワーや資源に触れて、新しい発見と自己啓発ができる旅。つまり、リフレッシュして「また頑張ろう！」と、明日への活力を得る旅のスタイルなんです。

ウェルネスツーリズムの起源は、紀元前のローマ。戦士達の傷や治療に効果的な温泉入浴（スパ）や、郊外に出掛ける公衆浴場への旅に遡る。そう、あの『テルマエロマエ』の映画の世界です。その後、中世に入ると温泉の医学的効果の検証が進み、18世紀には、王族や貴族達が高級保養地へ滞在する娯楽へと進化していったそう。日本でも「古事記」のなかで病気の治癒や療養に温泉湯治を用いていた記述がみられるなど、世界的なバックボーンもあって進化してきたのが、ウェルネスツーリズムのクロニクルなのです。

グローバルウェルネスインスティチュート（GWI）調査では、今や世界中で6億9000人以上がウェルネスツーリズムに参加しているとか。ウェルビーイングが謳われている今の時代、心と体の健康を求める志向が、旅にも求められているのです。だから、旅にリラックスだけを求める時代は過去のもの。リラックスも健康も美食もアクティビティも、欲張りに体験できたなら、ふたりの時間はより刺激的で楽しいものになるのではないでしょうか。

今回は、そんな「ウェルネスツーリズム」を楽しめる舞台として、LEON読者にも人気のホテル、葉山の「ザ・ハーバーテラス」への旅をご提案します。

鎌倉の喧騒から一線を画す、静謐な住宅地に突如現れるブルーとホワイトのストライプ・シェード。リゾート感を盛り上げるこちらは、材木座海岸を臨む絶景のロケーションに建つスモール・ラグジュアリーホテル。別荘だと何かと不便。かといって普通のホテルだとつまらない。そんなワガママな滞在が叶う、別荘とホテルをいいとこ取りしたバケーションホテルなんです。これなら、賑やかな大型ホテルが苦手な彼女のお眼鏡にも叶うこと間違いなし。

「ザ・ハーバーテラス」は、海、ビーチ、インフィニティプール、サウナに加えてヘルシーフードが楽しめるうえ、都内からクルマで60分程で来れてしまうから、長期間の休暇は取れないけれど、手軽にウェルネスツーリズムを楽しみたい人にはぴったり。

エントランスの扉を開くと、そこはまるで別世界。目の前には、果てしなく広がる海とビーチが飛び込んできます。ホテル全体が海に浮かぶ船をイメージした作りなので、インテリアの随所に船を連想させるヨットのロープだったり、小さな丸窓の設えなどが相まって、非日常へと誘ってくれるのです。

チェックイン後、まず向かいたいのは、ウェルネスツーリズムのプロローグとなるホテルの売りのインフィニティプール。ルーフトップに鎮座するこのプールは、海に包まれているような一体感。水と戯れる彼女を横目で眺めつつ、サニーベッドに横たわり、ビアタイムと参りましょうか。地元、鎌倉ビール醸造所が作ったホテルのオリジナルビールで喉を潤す至福のひとときは、東京の喧騒やストレスさえも一気に飛び去ってしまう爽快感です。脳内に圧倒的な自然を感じたならば、心のタンクが満たされていくのであります。

特筆すべきは、プール内に設置された1組限定のプライベート・ラウンジと呼ばれるソファとテーブルのシート。パラソルの下、水着のままアイスクリームを食べたり、まったりしたり。海、眺望、空、風、地元ドリンク。これぞウェルネスツーリズムの醍醐味です。

ひとしきりプールを堪能して部屋に戻ったら、海を眺めながらジャグジーとインルーム・サウナで心と体をほぐしましょうか。はい、やっぱり部屋のサウナは最高です♡ ピンクやブルーなど、シームレスに色が変わるジャグジーは、エンタメ度抜群だし、バスルームのアメニティは、Uka。プール→ジャグジー→サウナ→再びジャグジーで、身も心もとろけちゃってください。ちなみに急な仕事が入った時には、客室にワーキングスペースもあるので、ワーケーション的な使い方もできるんです。ウェルネスツーリズム中に仕事って野暮なんですが。

そして、今宵のメインイベントは、海に面した客室テラスで沈みゆくサンセットを眺めながらのバーベキュー・ディナー。全室にシステムキッチンが完備されており、相模湾で水揚げされた魚介類や鎌倉野菜など、新鮮な地元食材が冷蔵庫に用意されているので、買物などの面倒な手間は一切必要なし。身ひとつ、いや、身ふたつで本格的なバーベキューが楽しめます。翌朝の朝食材料も部屋に用意されているので、食事時間にとらわれることなく自分達の好きな時間で自由に過ごせるのも魅力。つまり、ここは暮らすように滞在できるバトラー的サービスが充実しているんです。

ひとしきり部屋におこもりした翌朝。朝日を拝みながらビーチヨガやサップを楽しむのもよし。鎌倉駅まで足をのばして、通称レンバイこと農協連即売所で鎌倉野菜を調達するのもよし。こんな風に、ウェルネスツーリズムとは、ただホテルに滞在するだけでなく、健康や交流という体験を通じて、何ものにも代え難い新鮮な発見を得られるのが魅力です。

「ドレスアップして食事した〜い」と彼女からリクエストされたなら、ホテルに併設されたレストランで見目麗しいフレンチが堪能できます。席は全席オーシャンビュー。江ノ島の海と富士山を臨む絶景シートで食す、地産地消にしてヘルシーな創作フレンチは、ローカロリーなのに満足度が高いのがポイント。常にウエイトコントロール中の彼女も、メタボが気になるオヤジさんの舌も、2人が納得するマーベラスな時間にぴったりの食のラボラトリーです。

世界最大級の旅行サイト、Booking.com調べによると旅のモチベーションについて「リラックス」「食事」「健康」のプライオリティが高いという結果に。とりわけ、コロナ禍を経た今は、海外旅行よりも国内旅行に支持が集まっているといいます。とはいえ、データでは計り知れない「感動」だったり「思い出」が、旅の醍醐味であることだけは、確か。

その点、ウェルネスツーリズムなら、そのすべてが楽しめるってわけ。今どきの気分にフィットする旅のスタイルだから、リラックスもヘルシーも、アクティビティもばっちり満たされます。「ザ・ハーバーテラス」のような隠れ家ホテルなら、ホテル内やホテル周辺でウェルネスツーリズム体験が完結してしまうから、旅の意外な盲点である「旅疲れ」とも無縁。だから、心も体も彼女とのウェルビーイングな関係も、ぐんとアップデイトできるんです。

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