生ジョコビッチのボールのスピンは凄かった!

こんにちは、中学時代からテニスのグランドスラムを観るのが大好きなLEON.JPの吉田です。
 
数々の手に汗握る名勝負(2008年のウィンブルドン男子決勝を超える伝説は、もう観られないのか!)とトッププレイヤーの趨勢は、つねにシナリオのないドラマであり、プレースタイルが異なる２人の選手の打ち合いは、その技術だけでなく、互いの心理戦・駆け引きもファンを惹きつけてやまない。

けれどそれは、クローズアップで捉える選手の表情や、スーパースローの撮影技術が映し出す選手のダイナミックな動きなど、テレビの放映による恩恵かと。いっぽう、コート全体を定位置で見渡せる生観戦には、また別の魅力があります。10月４日、幸運にもエミレーツ航空さんにご招待されて行った「楽天ジャパン・オープン・テニス」では、生観戦ならではの醍醐味を存分に味わうことができました!

会場の有明コロシアムに到着するや、練習直後と思われる世界ランク1位(2019年10月21日現在)のノバク・ジョコビッチ選手がカートに乗って移動する場面に遭遇。「うわぁ、生ジョコビッチ、見ちゃった。信じられない!」。そうです、この日の準々決勝にジョコビッチが登場したのです!

すでに浮き足立っていたところ、ゲートをくぐり、エミレーツ航空さんの案内で通されたVIP専用のラウンジが、これまた凄かった! 写真の右奥、プレジデンシャルスイートでのコースランチが待っていたのです。

LEON編集部の八木と炭酸水で乾杯した後、腹ごしらえをしながらダニエル太郎の準々決勝を、モニターを通して観ました（残念ながら、敗退しちゃいましたが）。

で、いよいよジョコビッチが登場する第3試合が始まる前に会場へと移動すると、観戦の合間に休憩できるスペースも用意されていることを発見。軽食やソフトドリンクもあり、まさに至れり尽くせりです。

会場のセンタコートに入ってみると……座席の位置に、またまた感動! コートエンドの前から５列目で、選手に近すぎる〜! 2009年の全米オープン女子決勝を含めて過去２回、テニスを生観戦したことがありますが、比べものにならないくらいの迫力です。2020年の東京五輪に向けて改修され、2019年5月に完成したばかりのハードコートのブルーがまばゆい……。

ジョコビッチの相手は、フランスのプイユ（世界ランク19位）。カラダつきはジョコビッチよりも頑強そうでしたが、さすがは世界ランク１位、第１セットから格の違いを見せつけるような試合展開でした。

まずジョコビッチのボールコントロールが素晴らし過ぎる! サーブにしろ、リターンにしろラインぎりぎりに打つショットで相手プイユのサービスゲームを次々とブレイク。鮮やかなエース、クロスやダウンザラインのショットで会場を沸かせつつ、あっという間に6-1で第１セットを取ると、第２セットもその勢いは止まりません。6-2で取り、１時間ちょっとであっさりとストレート勝ちしてしまいました!（その後も危なげなく勝ち進み、優勝しちゃいましたね）

世界の男子テニスで長いこと君臨するBIG3（ジョコビッチ、ナダル、フェデラー）の高い壁を越えられる選手は、一体いつ現れるのでしょうか!?（オーストリアのティームとギリシャのチチパスに頑張ってほしいです。イケメンだし……）

今回の生観戦で発見した素晴らしい点、それは選手が打つボールのスピンまで肉眼で見られたこと!（４Kのテレビだったら見られる?） そしてやはり、どのスポーツ観戦にも共通しますが、会場全体の雰囲気を肌で感じられることは、何ものにも代えがたいですね。

そんな臨場感を味わえた「楽天ジャパン・オープン・テニス」をはじめ、サッカーのさまざまな強豪クラブ、ラグビー、F1、競馬、ゴルフと、スポーツを幅広く後援するエミレーツ航空さん（国際試合では何かとロゴが目に留まりますね）ですが、実は同社の獲得マイルをスポーツイベントのVIPチケットと交換することも可能なのだとか。
 
通常ではなかなか得られないスペシャルなチケットゆえ、ご興味のある方は以下をリンクご覧になってみてください!