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2026.07.22

プラグインハイブリッド最強のSUV登場! ランボルギーニ ウルスにペルフォルマンテが帰ってきた!

2026年7月に発表されたランボルギーニのスーパーSUV「ウルスSEペルフォルマンテ」。このペルフォルマンテ、実はウルスがプラグインハイブリッド化されたあと、しばらくお休みしていたんです。そして満を辞しての登場。さてさて、そこに込められたランボルギーニの思いとは? ジャーナリスト小川フミオが開発者に切り込みます。

BY :

文/小川フミオ(自動車ジャーナリスト)
CREDIT :

写真/Automobili Lamborghini 編集/高橋 大(atelier vie)

ランボルギーニの考える、非常に論理的な進化形!?

高性能化にあたっては軽量化も重要と炭素樹脂をふんだんに使用。

▲ 高性能化にあたっては軽量化も重要と炭素樹脂をふんだんに使用。

ランボルギーニがスーパーSUV「ウルスSEペルフォルマンテ」を2026年7月に発表しました。スポーティさとエレガンスを兼ね備えたと謳うこのクルマ。おやじさんのライフスタイルにぴったりではないでしょうか。


ウルスの、そもそもすごいところは、17年の登場以来、まったく古びてみえないところ。


ひとつのものを完成させたら、その先は、磨き上げていく。ランボルギーニの製品作りのポリシーは、いいもの好きのオヤジさんから支持されるところであります。


「ウルスはすでに非常に成功したモデルですが、おなじところにとどまっているつもりはありません」


そう語るのは、アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOです。

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解説するアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEO。

▲ 解説するアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEO。

「ウルスSEペルフォルマンテはデザインとパフォーマンスの両面において、さらなるアップデイトを実現しています。既存のウルスSEのオーナーにとっても魅力的な選択肢でしょうし、常に最新かつ最高のモデルを求めるお客さまのニーズにも応えるモデルです」


ヴィンケルマンCEOの言葉どおり、ウルスSEペルフォルマンテは、現行のウルスSEをさらにチューニングアップした仕様であります。


最高出力は、ウルスSEの588kWに対して596kW。最大トルクは800Nmに対して1000Nm。


エンジンチューンだけでなく、サスペンションシステムはスーパースーパーカーともいえる「フェノメノ」(25年発表)ゆずりの6Dセンサーに、デュアルチャンバー式エアスプリングを装備。

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エンジンルームをのぞいたときの視覚的効果もばっちり。

▲ エンジンルームをのぞいたときの視覚的効果もばっちり。

リアに回ると、スポーツカー好き憧れのブランド「アクラポビチ」のぶっといマフラーが幅をきかせております。


おおきなエアダムやリアスポイラー、それに空気の流れがいかにもよさそうなディフューザーと、エアロパーツで”武装”しています。


はたして、静止から時速100kmまでの加速は、スーパースポーツなみの3.3秒で、最高速は時速312km。SUVでこの数値。ランボルギーニの面目躍如ですな。


ウルスのドライブを一度でも体験したオヤジさんはご存知のとおり、速い、たのしい、それでいて意外なほど快適、とバランスのよいモデルです。


「ランボルギーニにおける派生モデルの考え方は、常にベースモデルを起点に発展していくものです。これまでスーパースポーツカーでは、クーペからオープンモデル、そしてより高性能なバージョンへと進化させてきました。ウルスSEペルフォルマンテもその流れを汲む、非常に論理的な進化形だと考えています」


ヴィンケルマンCEOの言葉です。

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ディフューザーや太い排気管などスポーティなリアビュー。

▲ ディフューザーや太い排気管などスポーティなリアビュー。

あれ? ウルスには「ペルフォルマンテ」すでに存在したのでは? と疑問をもつ、クルマ好き、ランボ好きのオヤジさんもいらっしゃるかもしれません。


たしかに、ウルス・ペルフォルマンテは22年に登場して人気を博し、24年まで生産されました。


24年に、ウルスのパワートレインがプラグインハイブリッド化された際に、とりあえずおやすみ。今回あたらしいパワートレインを得ての再デビューであります。


「プラグインハイブリッド化で、一充電で最大60kmまで走れますが、このクルマの本質はそこではないのです」


大胆に言い切ってしまうのは、私がイタリアの本社近くの撮影スタジオで出会った開発エンジニア。一般公開の前に、こっそりSEペルフォルマンテを見せてもらった時のことでした。


「バッテリー駆動のモーターは基本的にパフォーマンス向上のためにあると思っていただきたい。コーナリング中の車体のロール角度を抑えたり、各種センサーを含めてハンドリングを向上させています」

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ドライブモードに「ラリー」モードが追加。

▲ ドライブモードに「ラリー」モードが追加。

プレスリリースにも「ラグジュアリービークルのキャラクターと、レザーシャープな操縦性を併せ持たせた」と書かれています。


「お客様は今後も、内燃機関が生み出すサウンドや振動、フィーリングを求め続けるでしょう。それはランボルギーニにとってきわめて重要な要素であり、簡単には変わらないと思います」


ヴィンケルマンCEOは首肯します。


「だからこそ、内燃機関と電動システムを融合させたプラグインハイブリッドこそが、今後数年間における最適解だと考えています」

デザインの妙を説明してくれるデザイン統括のボルケルト氏。

▲ デザインの妙を説明してくれるデザイン統括のボルケルト氏。

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ボディを見ると、ボンネットには炭素樹脂が使われる、究極的にぜいたくな仕上げであります。


「もっといろいろ手を加えて、すごい外観に仕立てることも出来るんですが、ウルスってそういうマーケットではないんで」


そう語るのは、ディレクターオブデザインのミティア・ボルケルト氏。


「ウルスSEペルフォルマンテは、いってみれば、子どもを学校に送っていったあと、サーキットでの走行をたのしめるクルマです」

凝りに凝った内装のデザインはウルスならでは(素材にも凝ってます) 。

▲ 凝りに凝った内装のデザインはウルスならでは(素材にも凝ってます)。

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私が見た車両は、ボンネットの一部に素材の炭素樹脂が見えるカラーリングが特徴的でした。「でも隠すこともできますよ、そういう希望のお客様も少なくないんで」とボルケルト氏。


実はすごいんだけれど、あまり目立たないように乗る。もちろん、ウルスに乗ればかなり際立つんですけど、それでも、控え目さは忘れたくない──。


そんな価値観に同意できるオヤジさん、少なくないのでは? ウルスSEペルフォルマンテは、最適の一台ですぞ。

Lamborghini Urus SE Performante

全長×全幅×全高/5117×2031×1638mm

ホイールベース/3003mm

車重/2473kg

3996cc V型8気筒プラグインハイブリッド 全輪駆動

システム最高出力/596kW

システム最大トルク/1000Nm

変速機/8段オートマチック

乗車定員/5名

加速性能/0-100kph 3.3秒

最高速度/312kph


■ ランボルギーニ・ジャパン

HP/https://www.lamborghini.com/jp-en

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小川フミオ(自動車ジャーナリスト)
クルマ雑誌、グルメ雑誌の編集長を経て、フリーランスのライフスタイルジャーナリストとして活躍中。新車の試乗記などクルマ関連を中心に、グルメ、ファッション(ときどき)、他分野のプロダクト、人物インタビューなどさまざまなジャンルの記事を、専門誌、一般誌、そしてウェブに寄稿中。

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