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2025.12.10

ランボルギーニ「テメラリオ」800mストレートで300km/hに到達!?

THE MAGARIGAWA CLUBで開催されたランボルギーニの新型ミッドシップスポーツ「テメラリオ」の走行イベント。レーシングエンジン並みの10,0000rpmという“超”高回転化した「テメラリオ」の実力に迫る。

CREDIT :

文/大谷達也

小さなミッドシップスポーツ「テメラリオ」

ランボルギーニが「大きなミッドシップスポーツ」「小さなミッドシップスポーツ」「スーパーSUV」の3モデル構成となっていることは、クルマ好きのオヤジさんであればご存知のとおり。

で、つい2、3年前までは「大きなミッドシップスポーツ」が自然吸気V12エンジンを積んだアヴェンタドール、「小さなミッドシップスポーツ」が自然吸気V10エンジンを積んだウラカン、「スーパーSUV」V8ツインターボエンジンを積んだウルスだったことも、いまさらいうまでもないでしょう。
ランボルギーニ テメラリオ
「THE MAGARIGAWA CLUB」で行われた「テメラリオ」走行イベント。
▲ 「THE MAGARIGAWA CLUB」で行われた「テメラリオ」走行イベント。
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ところで、私はいま「小さなミッドシップスポーツ」と書きましたが、排気量5.2リッターのV10エンジンを積むウラカンに「小さな」という言葉が似合うかどうかは微妙なところ。あくまでも、兄貴分のアヴェンタドールがV12エンジンを搭載していたことから“相対的に”小さいとされただけで、その絶対的なサイズはライバルたちに優るとも劣らないほど立派なものでした。

ちなみに、かつて「小さなミッドシップスポーツ」は「ベイビーランボ」とも呼ばれて、多くの猛牛ファン(ロゴにファイティングブル=闘牛が使われていたことから、この名がつきました)から親しまれてきたことでも知られています。
ランボルギーニ テメラリオ
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さて、そんなランボルギーニのラインナップもこの2、3年ですっかりサマがわりし、全モデルがプラグインハイブリッド(PHEV)を採用するようになりました。

だからといって“ランボ”がただのエコカーになってしまったわけではありません。軽量かつ高出力を目指したランボルギーニのPHEVは動力性能の向上が目覚ましく、たとえば「大きなミッドシップスポーツ」でいえば、先代アヴェンタドールでもっとも高出力なモデルが780psだったのに対し、最新のPHEVであるレヴエルトは驚異の1015psを発生。しかも、前後に搭載した合計3つのモーターの出力制御を行うことにより、ハンドルを切らずともクルマが曲がろうとする力を生み出す「トルクベクタリング・システム」を採用し、モーターやバッテリーの重さを完全に相殺する軽快感を生み出したのであります。
新色のブルーをまとった「テメラリオ」。
▲ 新色のブルーをまとった「テメラリオ」。
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そして「小さなミッドシップスポーツ」の最新型であるテメラリオにも、同様の手法が採り入れられました。高性能エンジンとプラグインハイブリッド・システムを組み合わせることにより、アヴェンタドールさえ軽々と引き離す920psのシステム出力を達成。ここに、レヴエルト譲りの3モーター・システムを搭載することで、軽快なハンドリングも実現したのです。


ランボルギーニ テメラリオ
ちなみにエンジンのシリンダー数はウラカンの“10”からテメラリオでは“8”に減らされていますが、テメラリオのV8エンジンはツインターボチャージャーで武装されているうえに、なんと最高回転数が10,0000rpmというレーシングエンジン並みの“超”高回転化に成功。

エンジン単体で800psという高性能を達成しただけでなく、超高回転で回るエンジンのサウンドとバイブレーレションが味わえる官能性まで手に入れてしまったのです。
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ランボルギーニ テメラリオ
で、このテメラリオの高性能振りをしっかり味わって欲しい、というわけでセッティングされた試乗会の舞台は、千葉県南房総市に2023年にオープンしたプライベート・サーキットの「THE MAGARIGAWA CLUB」という贅沢さ。

ちなみにホスピタリティのパートナーとして鬼怒川金谷ホテルを迎えている「THE MAGARIGAWA CLUB」は、料理のお味も超一流。そんなところもテメラリオ試乗会の魅力の一端といえるでしょう。
「THE MAGARIGAWA CLUB」外観
▲ 「THE MAGARIGAWA CLUB」外観
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「THE MAGARIGAWA CLUB」2階レストランフロア
▲ 「THE MAGARIGAWA CLUB」2階レストランフロア
さてさて、肝心のテメラリオがどうだったかといえば、これがメチャクチャ速い! どのくらい速かったかというと、超一流ドライバーが務めたインストラクターのなかには全長800mのストレートで300km/hに到達したという話も耳にしたほど。

私自身はそこまで飛ばしませんでしたが、コーナーの立ち上がりでアクセルペダルを踏み込むと、まるでクルマがフワッと浮かび上がったかのような軽快感とともに猛然と加速を開始。しかも、ツインターボエンジンとプラグインハイブリッド・システムのおかげで、ウルトラ素早いレスポンスとシームレスなスピードの伸びを体感できました。

その、まるで衰えることを知らないかのような加速感は、これまでのどんなスーパースポーツカーでも味わったことのないもの。まして10,000rpmまで回るエンジンがもたらす未曾有の陶酔感には鳥ハダが立つ思いでした。
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約800mのストレートで300km/hに。
▲ 800mのストレートで300km/hに。
でも、そうした直線での加速以上に刺激的だったのがコーナリングで、積極的にドリフトに導いてくれるスポルト・モードで限界付近のコーナリングを試すと、アクセルオンでもアクセルオフでも、テールをアウトに振り出すオーバステアの姿勢を披露し驚かされました。

ちなみに、テメラリオには標準タイプのほか、カーボンパーツで軽量化してダウンフォースを増やした「アルジェリータ・パッケージ」も用意されるので、こちらも要注意の選択肢といえそうです。

■ ランボルギーニ テメラリオ

全長×全幅×全高/4706×2246×1201mm 
車両重量/1690kg
エンジン/4.0リッターV8ツインターボ - Hot-V 
最高出力/800CV@9000-9750rpm 
最大トルク/730Nm@4000~7000rpm
車両本体価格/3800円〜

ランボルギーニ カスタマーセンター
TEL/0120-988-889

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