2021.07.26
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■ 「ヴァシュロン・コンスタンタン」の定番コレクション
ドレスウォッチの優越をご存知ですか？
さまざまなシーンで活躍するラグスポ時計が人気を集めています。そのオールマイティなデザインや機構はとても魅力的ですが、時計を知り尽くしたゼンマイオヤジにはメンズウォッチの王道たる「ヴァシュロン・コンスタンタン」のドレスウォッチを楽しんでいただきたい。ブランドの伝統と歴史を語り、オヤジの品格を表すドレスウォッチはココ一番のシーンにこそ威力を発揮します！
- CREDIT :
写真／人物・谷田政史（CaNN）、静物・奥山栄一 スタイリング／坂井辰翁 ヘアメイク／古川 純 文／篠田哲生
ファッションの幅が広がってきた時代だからこそ、「あえてビシッとキメる」という楽しみ方もしたくなるもの。仕事だけでなく、デートや食事会で、きれいにスーツを着こなしたいなら、時計だってしっかりこだわりたい。
▲ この上なく上品なスタイルが完成する
知的さを表現するネイビーのスーツは、貫禄あるオヤジだからこそ似合うもの。当然サイジングが重要になりますから、合わせる時計もサイズ感を意識。永久カレンダーモデルですが、厚みは8.96㎜のみ。だから袖口まできれいにまとまるのです。時計は下と同じ。スーツ72万6000円、シャツ9万4600円、タイとチーフは参考商品／すべてブリオーニ（ブリオーニ クライアントサービス）
知的さを表現するネイビーのスーツは、貫禄あるオヤジだからこそ似合うもの。当然サイジングが重要になりますから、合わせる時計もサイズ感を意識。永久カレンダーモデルですが、厚みは8.96㎜のみ。だから袖口まできれいにまとまるのです。時計は下と同じ。スーツ72万6000円、シャツ9万4600円、タイとチーフは参考商品／すべてブリオーニ（ブリオーニ クライアントサービス）
紳士のエレガントな装いのために生まれた時計であるドレスウォッチは、薄型のケースと端正なダイヤルデザインが基本です。２針や３針のシンプルな機構はもちろんのこと、優れた時計技術をもつヴァシュロン・コンスタンタンの場合は、永久カレンダーモデルやダブルレトログラードモデルであっても、ケースが薄型なのでスーツの袖口にも美しく収まります。
言うなればドレスウォッチとは、“オヤジを格好良く、知的に魅せる”ための時計。まさに余裕の表れと言えるでしょう。
言うなればドレスウォッチとは、“オヤジを格好良く、知的に魅せる”ための時計。まさに余裕の表れと言えるでしょう。
■ 王道のなかの王道「パトリモニー」
パトリモニーとは"遺産"という意味。1755年にジュネーブで創業したヴァシュロン・コンスタンタンの歴史と伝統を表現するドレスウォッチは、柔らかにカーブするケースフォルムが特徴。そしてすらりとした長い針で上質な時間を演出するという、ドレスウォッチの王道なのです。
▲ ネイビーブルーのエレガントウォッチ
276個のパーツ部品を使用する複雑なムーブメントながら厚みが4.05㎜しかないので、ケース厚も8.96㎜という薄型サイズに。カレンダー表示をシンメトリーに配置しており、静かに時を刻みます。その知的でエレガントな雰囲気は、オヤジでなければ付けこなせない至高の時計なのです。 『パトリモニー・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー』 自動巻き、18KPGケース（41㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。994万4000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
276個のパーツ部品を使用する複雑なムーブメントながら厚みが4.05㎜しかないので、ケース厚も8.96㎜という薄型サイズに。カレンダー表示をシンメトリーに配置しており、静かに時を刻みます。その知的でエレガントな雰囲気は、オヤジでなければ付けこなせない至高の時計なのです。 『パトリモニー・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー』 自動巻き、18KPGケース（41㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。994万4000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
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カレンダー機構を個性的に表現
▲ 『パトリモニー・ムーンフェイズ＆レトログラード・デイト』 自動巻き、18KWGケース（42.5㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。532万4000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
曜日と日付を表示する実用的なデイデイト機構も、同ブランドの一本ならエレガントにまとまります。1950年代のモデルから着想を得たカレンダー針はどちらもレトログラード式で、動きのあるデザインに。
ケースサイズがアクセントになる
▲ 『パトリモニー・オートマティック』 自動巻き、18KPGケース（40㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。343万2000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
センターセコンドの王道デザインで、カレンダーも可能な限り小型化。端正にまとめていますが、ケース径をこの手のモデルにしてはやや大きめな40㎜にすることで、存在感も楽しめる時計に仕上がりました。
■ ドレスウォッチの王道ポイント
01. とにかく薄型ケース
コーディネートにすっとなじませる必要があるのでドレスウォッチのケースは例外なく薄い。その厚みは、10㎜以下というのが目安となります。
02. デザイン性の高いインデックス
１分１秒を争う切迫したシーンで使う時計ではないので、インデックスは読みやすさよりもデザイン性を重視。シックさやエレガントさをここでも表現しています。
03. ストラップはレザーで
ドレスウォッチが登場するようなシーンの場合、レザーシューズを履き、レザーのベルトを使うことが多い。となると時計もレザーストラップにするのが鉄則です。
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■ 遊びゴコロある王道「ヒストリーク・アメリカン 1921」
伝統を継承する復刻ウォッチは、そのブランドの格式の高さを堪能できる王道モデルです。しかしヴァシュロン・コンスタンタンは、そこに個性的でエレガントな遊びゴコロを加えることでドレスウォッチでありながら手元が映えるようになるのです。
▲ ブルー×ブラウンのきれいなコーディネート
デザインが個性的であるだけでなく、ブラウンのカーフストラップも魅力のひとつ。アクティブな印象のあるチェックブルゾンとの相性も抜群です。時計は下と同じ。ブルソン42万9000円、Tシャツ3万7400円／ともにブリオーニ（ブリオーニ クライアントサービス）、サングラス5万600円／アイヴァン 7285（アイヴァン 7285 トウキョウ）
デザインが個性的であるだけでなく、ブラウンのカーフストラップも魅力のひとつ。アクティブな印象のあるチェックブルゾンとの相性も抜群です。時計は下と同じ。ブルソン42万9000円、Tシャツ3万7400円／ともにブリオーニ（ブリオーニ クライアントサービス）、サングラス5万600円／アイヴァン 7285（アイヴァン 7285 トウキョウ）
過去の傑作を復刻できるのは、名門だけに許された特権。ヴァシュロン・コンスタンタンでは、「ヒストリーク」コレクションによって、優雅な歴史を語りかけます。「ヒストリーク・アメリカン 1921」は、1921年に誕生した歴史的傑作の復刻モデル。アメリカ市場に向けて作られたもので、優美なクッションケースと傾いた時刻表示が特徴で、時計を手首の内側に付けると、ハンドルを握った時にダイヤル表示が見やすいということでドライバーズウォッチとしても人気を博しました。
▲ 100周年の今年はホワイトゴールド製
コロンと柔らかなフォルムをもったクッションケースやブレゲ針などが個性的ですが、ケース厚を8.06㎜に抑えてドレッシーな雰囲気に。ストラップはセラピアン社製で、絶妙なパティーヌ加工によって、さらに味わい深い表情を作りました。すでに人気モデルですが、今年はホワイトゴールドモデルが登場。『ヒストリーク・アメリカン 1921』 手巻き、18KWGケース（40㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。435万6000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
コロンと柔らかなフォルムをもったクッションケースやブレゲ針などが個性的ですが、ケース厚を8.06㎜に抑えてドレッシーな雰囲気に。ストラップはセラピアン社製で、絶妙なパティーヌ加工によって、さらに味わい深い表情を作りました。すでに人気モデルですが、今年はホワイトゴールドモデルが登場。『ヒストリーク・アメリカン 1921』 手巻き、18KWGケース（40㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。435万6000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史の凄みを堪能しつつも、趣味性の高いデザインも楽しめるというのがこのモデルなのです。より深くブランドを知ることができるだけでなく、レトロな雰囲気のドレスウォッチのおかげで、手元が華やぐでしょう。これもまた時計上級者らしい時計選びです。
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品良く楽しめる小振りなケース
▲ 『ヒストリーク・アメリカン 1921』 手巻き、18KWGケース（36.5㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。360万8000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
こちらもホワイトゴールドを使った今年の新作モデル。ケース径が36.5㎜と小振りなので、さらにエレガントな雰囲気に。ジェンダーレスなモデルですから、大切な人とのシェアウォッチとしても使えます。
原点モデルの雰囲気を楽しむならコチラ
▲ 『ヒストリーク・アメリカン 1921』 手巻き、18KPGケース（40㎜）、アリゲーターストラップ。3気圧防水。435万6000円／ヴァシュロン・コンスタンタン
発色豊かなピンクゴールドケースを用いたモデルは、2008年に登場するや、熱狂的な人気を集めました。1921年のオリジナルウォッチの雰囲気を上手く継承することで、リッチで色っぽい時計になりました。
【Column】
時計デザイン史に残る傑作です
この時計が誕生した20世紀初頭は、新しい芸術などが生まれ“狂乱の20年代”とも言われていた時代でした。ヴァシュロン・コンスタンタンもさまざまなデザインを考案しており、このドレスウォッチもそのひとつ。まずは1919年にミリタリー風のデザインで極少量のみ生産され、そして1921年になるとアメリカ市場に向け生産を開始。当時の自由な空気を纏った時計として人気になりました。今秋、ブティックにて巡回予定。
■ お問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン
ウェブサイトはコチラ
TEL／0120-63-1755
