【SIHH速報DAY4】エルメス、ジラール・ペルゴ、ジャガー・ルクルトの新作はコレ！

ジュネーブ速報の3回目は、引き続き「SIHH」会場から。今年から「SIHH」に新規加入となったエルメス、そしてスイスを代表する老舗マニュファクチュールであるジラール・ペルゴとジャガー・ルクルトの3ブランドの新作をご紹介します。

速報の第1日目にも記したように、エルメスの新加入は、今年の「SIHH」の大話題のひとつ。これまでの「BASELWORLD」のときと、どう違うのか、違わないのか、などなどと、話題は尽きませんでした。で、実際に、訪れてビックリ！　ブースの中央に巨大な遊具が設置されていたり、エルメス製のレザーでカスタマイズされたキックスクーターが置かれていたり。もともとバーゼルでも、お洒落なディスプレイでしたが、よりいっそう遊び心がアップ。ショーウィンドウもボタンを押すと歯車が回転したり、ボールが転がったりと、「SIHH」でいちばんの楽しさでした。

新作も魅力的なモデルがたくさん。これは「アルソー」初のチタンケースの「アルソー クロノ チタン」。馬が駆け抜けているようなインデックスが特徴ですが、チタンケースの採用により、さらにモダンでスポーティなイメージになりました。

4色並んだ「アルソー カザック」はシャンルベとラッカーによりホースヘッドを描いた新しいコレクション。ボードゲームのコマをイメージしたカラフルなカラーが楽しいです。

昨年に完全復活させた「ロレアート」が今年も主役。「ロレアート」は1975年に誕生したスポーツウォッチの名作で、新コレクションは八角形のベゼルやクル・ド・パリ装飾のダイヤルなど、オリジナルのデザインを忠実に復刻したのが大きな話題になりました。そして今年は「ロレアート」に初のクロノグラフモデルが登場。この42mmのほかに、より小振りな38mmもあり、どちらも大オススメ。また、SSケースにはブレスレット仕様もあり、よりスポーティに着けこなせます。

1968年にデビューした「ポラリス」の50周年を記念して、新しい「ポラリス」のコレクションを発表。ラインナップは「メモボックス」「デイト」「クロノグラフ」「クロノグラフ・ワールドタイム」「オートマチック」の5モデルで、これは「オートマチック」。オリジナルのデザインを踏襲しつつも、随所を現代的にアップデイトした都会的な雰囲気が特徴。ワンタッチで脱着可能の「インターチェンジャブル・ストラップ方式」を採用し、手軽にストラップを着け替え楽しむことができるのも素晴らしい長所です。