「ブシュロン」の『キャトル』、モテる使い方

4つの特徴的なモチーフの『キャトル』コレクションは、ゴールドやダイヤモンドなど素材をミックスしているので、リングやブレスレットを重ね付けしやすい。記念日の度にふたりで買い足していくというのも楽しいですね。男性●リング、ブレスレット、ペンダントは下（for LEON）と同じ。ジャケット12万円／エルネスト（バインド ピーアール）、ポロシャツ3万3000円／ジョン スメドレー（リーミルズ エージェンシー）女性●リング、ブレスレット2点、ペンダントは下（for NIKITA）と同じ。ワンピース2万8000円／アナイ

それぞれに色が異なるゴールド素材で仕上げた、“グログラン”“ミラーセッティング”“クル ド パリ”“ダブルゴドロン”という4つのモチーフを使用。繊細な金細工技術を使いつつ、モダンで前衛的なデザインを作ります。リングやペンダントという定番アイテムに加えて、昨年からは単色使いのブレスレットもラインナップ。さらに多彩に重ね付けを楽しめるようになりました。左●「キャトル クラシック」ペンダント［YG×WG×ブラウンPVD×PG×ダイヤモンド］70万円、右●「キャトル クラシック」リング［YG×WG×ブラウンPVD×PG×ダイヤモンド］98万円、下●「キャトル クル ド パリ」ブレスレット［YG］65万円／すべてブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）

上●組み合わせに女性らしい雰囲気をプラスするなら、1960年代から続く人気コレクション「セルパンボエム」との重ね付けがオススメです。蛇の頭部をイメージしたというドロップモチーフの優美なフォルムには、メゾンの美意識が詰まっています。「セルパンボエム」ブレスレット［WG×ダイヤモンド］56万円、中●単色使いのブレスレットは、女性の華奢な手首に美麗に収まります。「キャトル グログラン」ブレスレット［WG］69万円、下左●細めのスモールサイズをチョイスし、繊細な美しさを演出するリングは女性にオススメ。素材にホワイトセラミックを加えることで、より洗練された雰囲気に。「キャトル ホワイト」リング［YG×WG×ホワイトセラミック×PG×ダイヤモンド］70万円、下右●「キャトル ホワイト」ペンダント［YG×WG×ホワイトセラミック×PG×ダイヤモンド］28万円／すべてブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）

太めの4つのモチーフの「キャトル クラシック」リングをベースに、細めのピンキーリングで色気をプラス。そこに単色使いのブレスレットを2本重ね付けすることで、腕元はさらに華やかに。その際にゴールドの色味を合わせると好バランスになるのがポイントです。ブレスレット（上）は下の一番上と同じ。「キャトル クル ド パリ」ブレスレット（下）［PG］65万円、「キャトル クラシック」リング（中指）［YG×WG×ブラウンPVD×PG］52万円、「キャトル クラシック」リング（小指）［PG×ブラウンPVD］20万2000円／すべてブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）、ブルゾン3万8000円／スロウガン（ホワイト＊スロウガン）、そのほかはスタイリスト私物

上●ブシュロンの大切なモチーフである“グログラン”は、柔らかな表情が魅力。「キャトル グログラン」ブレスレット［PG］65万円、中●ブシュロンがブティックを構えるパリ・ヴァンドーム広場の石畳をイメージした“クル ド パリ”は、完璧な角度と丁寧な磨き上げによって、力強い印象を作り上げます。「キャトル クル ド パリ」ブレスレット［WG］69万円、下●名門ジュエラーですから、ダイヤモンドだって最高峰。ミラーセッティングという独自手法で多くの光を取り入れるため、美しく輝きます。ここにイエローゴールドのグログランモチーフを組み合わせて個性的に。「キャトル ラディアント」ブレスレット［WG×YG×ダイヤモンド］255万円／すべてブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）

『キャトル』の重ね付けのテクニックのなかでも、さり気なく楽しみたいのなら、胸元のペンダントと手首のブレスレットのように、離れた場所に取り入れるといいでしょう。この控えめな組み合わせが、大人の余裕の見せドコロなのです。ペンダントは下左と同じ。「キャトル グログラン」ブレスレット［YG］65万円／ブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）、ジレ3万2000円／タリアトーレ（トレメッツォ）、そのほかはスタイリスト私物

左●ペンダントは比較的目立つジュエリーですから、大人には単色使いのシンプルなスタイルもオススメ。「キャトル ラディアント」ペンダント［YG×WG×ダイヤモンド］75万円、右●華やかさのなかにシックな魅力を加えるなら、モノトーン配色に注目したい。“クル ド パリ”のモチーフにブラックPVD加工を施し、キリッとシャープでモードな印象が生まれます。「キャトル ブラック」ペンダント［WG×ブラックPVD×ダイヤモンド］73万円／ともにブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）

ウォッチメーカーとしての歴史も深いメゾンブランドですから、時計との重ね付けというのも、ブシュロンらしい選択肢でしょう。時計ケースを傷付けないためにも、リングと重ね付けするのがセオリー。時計ケースとリングのゴールド色を合わせるとバランス良くまとまり、さらにデザインモチーフも合わせるというのが、洒脱なテクニックなのです。男性●時計は下左と同じ。「キャトル グログラン」リング［PG］20万8000円／ブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）、スーツ17万5000円／ガブリエレ パジーニ、シャツ1万9500円／ストラスブルゴ（ともにストラスブルゴ）、タイ2万8000円／タイ ユア タイ（B.R.SHOP）　女性●時計は下右と同じ。「キャトル ラディアント」リング［YG］42万6000円、「セルパンボエム」スタッズイヤリング［YG×ダイヤモンド］67万円／ともにブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）、ワンピース4万8000円／エッセンス オブ アナイ

パリで流行したアール・デコ様式を取り入れた時計「リフレ」は今年70周年というロングセラーの名品。ケース表面には“ゴドロン”があしらわれ、メンズモデルにはブルーのカボションサファイアがアイキャッチに。風防ガラスに息を吹きかけると、ヴァンドーム広場の円柱が現れるサプライズ付きなのです。左●「リフレ」自動巻き、18KPGケース（42×24㎜）、アリゲーターストラップ。181万円、右●「リフレ」クオーツ、18KYG×ダイヤモンドケース（29.5×18㎜）、パテントレザーストラップ。169万円／ともにブシュロン（ブシュロン カスタマーサービス）