いま、スーパーカーと腕時計のコラボが熱い！

ここでご紹介するのは、陸のスポーツであるスピード感溢れるクルマとのコラボレーションウォッチです。どんなに自動運転の技術が普及しても、ハンドルを握る躍動感はなくなりません。

そしてスーパーカーほど先鋭化し、よりハイパーになること必至。その腕元を飾る時計も進化を続けます。

スピード感溢れる独自の機構やデザインは、まさに羨望の的になること請け合いです。

腕時計とクルマの共通項は多く、いずれも流麗なデザインに精緻なメカニズムを秘め、内から伝わる鼓動はオヤジさんの心を虜にします。両者は、時間とスピードいう、まさに切っても切れない関係そのものなのです。

自動車メーカーや名車、伝統的なカーレースとのコラボレーションウォッチは、古今存在し、深い絆を象徴します。近年ではお互いのブランドの歴史や文化、価値観などを深く理解し、より世界観を共通させるモデルが増えているのです。

R＆Dの共有化や事業活動でのパートナーシップを組むところもあり、より密な関係に。そうした背景から、最新のコラボも独創的なスタイルに最先端の技術革新を注ぎます。

自動車業界は、いまやEVや自動運転など大きな過渡期を迎え、そして時計業界もまたスマートウォッチの登場で変革期にあるといえます。それでも変わらないのは、止まることなく走り続ける革新の意思であり、不変のロマンを象徴します。

それは艶スポと呼ぶにふさわしく、たとえオーナーならずとも、かつて少年の頃スーパーカーに憧れたように、いまもオヤジさんの心をとらえて離しません。

時計とクルマという異なるジャンルながら、“カレラ”という共通の価値観をもつ両者のコラボレーション第1弾。

ベゼルのポルシェロゴに加え、スケールやインデックス、文字盤の数字にもポルシェ特有のフォントを用い、ストラップのステッチはドライビングシートを想起させます。文字盤の表面に施したアスファルト加工もスピード感たっぷり。

1070馬力、最高速度は時速402㎞を記録するマクラーレン史上最速のスーパーカー『スピードテール』こそ両者のコラボにふさわしく、空力学的にも効率の良いティアドロップ型ケースを採用。

各部のデザインも共通の世界観からなり、ストラップも上下非対称と徹底しています。

ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ、ピレリといったレーシング界の巨頭とのコラボレーションに加え、伝統的な自動車文化を継承するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを新たなパートナーに迎えました。

ハニカムパターンや12度に傾斜した脱進機など大胆なスタイルを同フェスティバルを象徴するグリーンで彩ります。

IWCは2013年からメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームのエンジニアリングパートナーを務めます。

初の公式ウォッチは、レーシングカーにも使われ、軽量かつ硬度や耐食性に優れるチタンのケースに、チームカラーのエメラルドグリーンが両者の絆を象徴します。