夏のお洒落を際立たせる! 「ファーブル・ルーバ」の２大コレクション

夏の腕元に似合う時計といえば、ダイバーズウォッチがあがります。海とともに生まれた時計であるという背景だけでなく、大型ケースのタフな存在感や、豪雨や汗にも負けない防水性も夏向きの時計として適しています。そして、数多あるダイバーズウォッチのなかでも、「ファーブル・ルーバ」に注目するのは、唯一無二の個性が魅力的だからです。

LEONが推している「白シャツ」はシンプルなアイテムですから、そこにアイテムを加えることでこなれ感を演出したい。存在感のあるレトロなダイバーズウォッチはパッと目に留まり、アクセサリーとしても最適でしょう。なかでも、褪せた色合いのブルーダイヤルを選ぶとコーディネートになじみ、かつアイコニックな腕元が完成するのです。

1963年に誕生し、長らくブランドの顔として人気を博したダイバーズウォッチ。視認性を高めるために針先端に四角モチーフを加え、秒針は短いディスク式を採用。現行モデルは300m防水を確保し、フリーダイビングの世界記録樹立時に着用されるなど、実用性も高く評価されています。

「ファーブル・ルーバ」のブランド創立は1737年で、世界で初めて腕時計に高度計や水深計を内蔵した機構を考案したり、1975年の女性初のエベレスト登頂時に着用されたりと、数々の挑戦をサポートしてきた名門であります。現在は20世紀中頃の空気感を取り入れたレトロダイバーズのモデルが主力で、クッション型ケースは、当時のアイコニックなデザインから継承されています。

そしてメンズファッションの世界でも、開襟シャツやブラウンのカラーなどちょいレトロな雰囲気が人気。つまり時計も1970年代テイストでまとめると、お洒落なコーディネートが完成するのです。　時計はアクセサリー。そう考えるなら、時計はトコトン遊びたい。ファーブル・ルーバなら、そこに歴史的ウンチクがついてくるのですから、まさに最高なのです。

夏は暑い。だからこそ、ジャケットを着ることで周囲と差をつける、それが今夏のオヤジのスタイルです。リネンなどの涼やかな素材を使った清涼感のあるジャケットをサラリと着こなせば、オヤジの格好良さはさらに際立ちます。こういう時は、時計にも色気が欲しい。レトロなデザインに艶感のあるブラックダイヤルを組み合わせるのが正解です。

“時の王”をコンセプトに1956年に誕生。オリジナルモデルの歴史を継承しつつも、サイズや風防ガラスなどは現代的にアレンジ。大振りなクッション型のケースが目を引きますが、14角形にカットしたべゼルもファーブル・ルーバの伝統的なデザインなのです。

ボリューム感のあるクッションケースやメリハリを利かせたブルーダイヤルなど、1970年代のレトロなデザインを継承したダイバーズクロノグラフ。クロノグラフ用のプッシュボタンをケースに沿うようにデザインしているため、ケースフォルムの存在感が際立ち、腕元のアクセントとしても効果は抜群です。

30分積算形とスモールセコンドというツーカウンター式のレイアウトは、1950年代に流行したスタイル。レトロでありつつも、ブラックダイヤルやキラリと光るインデックス、そしてアイコニックな14角形ベゼルで色っぽい雰囲気を引き出しています。クロノグラフ秒針をブルーにするなど、小ワザを利かせているのもポイント。