お洒落な大人がこぞって付けている“あのブレスレット”を知っていますか？

ジャケットを脱ぐ季節ともなれば、薄着となって肌も露出しますので、ジュエリーやアクセサリーはコーディネートの勘所になるのは言うまでもありません。とくに手元でアピールするブレスレットは、周りへの効果の高いアイテムなんです。

相手は女性に限りませんが、テーブルを挟んで向き合ったり、カウンターで並んでグラスを傾けるといった接近戦では、ブレスレットの効果は絶大です。誰もが知るラグジュアリーブランドの人気のモデルを付けていれば、あえて語らずとも自身のクラス感を雄弁にアピールできますので、一目置かれるのは確実です。

中でもチェーンタイプでジャラリとさせるブレスレットは、袖口や腕元で動くことで自然と相手に気づかれますし、シルバーやゴールドなどの輝きは上品でリッチなうえに色気まで醸し出してくれます。これが男女問わず“モテ”に繋がるという寸法です。

今回は誰もがご存知の、あのブランドのモテブレスをご紹介します。カジュアルでもドレスでも、スタイルを選ばずつけられる洗練されたデザインですし、誰が見てもひと目で「あのブランド」とわかってもらえるモノなので、効果のほどには太鼓判を押させていただきましょう。

スターリングシルバーを使ったシェーヌ・ダンクルは、1938年から続くエルメスジェリーの代表作。名称は「錨の鎖」の意で、四代目ロベール・デュマが船の錨をモチーフにデザインしたと言われています。ジュエリーを始め、あらゆるコレクションに用いられていますが、ブレスレットはコマの大きさにバリエーションがあり、こちらはもっとも大きいGMサイズ。男っぽくジャラリと付けるのにもってこいのサイズです。

独特の柔らかな曲線を描いた楕円のコマが、揺れるさまが魅力です。

ティファニーの「ハードウェアコレクション」は1971年のアーカイブをベースに、ニューヨークのインダストリアルなイメージを具現化したもの。一昨年の初登場時、レディー・ガガをビジュアルモデルに起用したことで話題になりました。最新作の18KRGブレスレットでは、リングのひとつを引き伸ばすことで、ティファニーの人気定番「I.D.ブレスレット」のプレート部を思わせるデザインが採用されています。

話題のポップアップなどを展開し、快進撃を続けるティファニーの新定番となりそうな雰囲気です。