新作腕時計にはゴルフ用スマートウォッチも。さらなる魅力を拓くタグ・ホイヤー

スウォッチグループの不在によってドレス系ウォッチの新作が少なかったこともあり、今回のバーゼルはスポーツ系が主流になりました。そこで本領を発揮したのが、タグ・ホイヤー。満を持して名作オータヴィアを内容一新し、レギュラーコレクション化しました。

オータヴィアは、空と陸を席巻した同ブランドのタイムキーピング技術を象徴し、これまでも限定的に復活した人気モデルです。そのレギュラー化にふさわしく、独自開発した話題のカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイを初採用しました。

歴史的な自社アーカイブをコンテンポラリーに再解釈するとともに、従来の海や陸に加え、スポーツウォッチに不可欠な空のセグメントにもリーチしたというわけです。

こうしたヘリテージに加え、スポーツウォッチの魅力の可能性をさらに拡げるモデルも登場しました。人気のコネクテッドウォッチの新作には、独自開発の専用アプリをセット。正確な3Dマッピングによる世界3万9000本のゴルフコースの表示をはじめ、ショットの距離やスコアなども記録できます。

多様化するコネクテッドの分野においても、タグ・ホイヤーらしいスポーティなアプローチが際立ちました。

モデル名のオータヴィアはオートモービルとアヴィエーションとの造語であり、1933年から57年にかけてレーシングカーや航空機に採用されたダッシュボードクロックに由来します。

62年にで登場し、85年の休止後も限定的に復活して話題を呼んできました。待望のレギュラー化に当たっては、カーボンコンポジット製ヒゲゼンマイという圧倒的な技術を内蔵しています。

各時計ブランドがそれぞれに独自のアプローチを見せるコネクテッドウォッチ。タグ・ホイヤーは以前から積極的な姿勢を見せていましたが、この度はゴルファー向けにブランド初の専用アプリを開発し、新作モデルに搭載しました。

セラミックベゼルには18ホールを刻み、ケースもブラックで統一。軽量かつスポーティな躍動感が漂います。専用アプリはグリーンでその機能を最大限に発揮するとともに、プレイをさらに楽しく快適にすることでしょう。

今年のタグ・ホイヤーは、アヴァンギャルドな技術を根底に貫くスポーティウォッチという位置づけをより明確にアピールしました。そしてこの夏にはいよいよ50周年を記念した、あのアイコンモデルが登場！目が離せません。