新作G-SHOCKはレインボー!?　カシオが提案する時計の新時代

機械式時計といえばスイスの独壇場でしたが、国産ブランドはクオーツをはじめ、近年ではGPSソーラーなど時代の先進技術を開発し、時計の世界に新風を吹き込んできました。

なかでも、カシオはG-SHOCKで時計にタフネスという概念をもたらし、グローバルブランドとして広く認知されています。今年はG-SHOCKにメタルを融合したMT-Gシリーズの誕生20周年を迎え、これを祝した記念モデルを発表しました。

一方、電波とスマートフォンリンクによる時刻修正システムとソーラーパワーを融合したオシアナスには、シリーズ最薄の9.5mmケース厚の限定モデルが登場し、「Elegance, Technology」のコンセプトをさらに極めました。

実用道具としての時計の機能を追求し、熟成と洗練に磨きをかける。これもカシオならではの技術革新であり、その先に時計の未来もあるのです。

電池寿命10年、防水10気圧、落下強度10mというトリプル10の開発思想のもと、G-SHOCKは1983年の誕生以来、さまざまなベクトルに進化を遂げました。

誕生20周年を迎えたMTG-B1000RBは、ベゼルと裏蓋をパネル状パーツで結合したコアガード構造のMTG-B1000をベースに、ベゼルとラグには月の光で生じる虹をイメージしたレインボーIP（イオンプレーティング）を施します。唯一無二の色彩は、稀少なコレクターズアイテムにふさわしく、大人のカジュアルウォッチにも最適です。

これまで基盤の両面に配置していた電子パーツを片面に集積するとともに、歯車やリュウズといったパーツにおいても省スペース設計を徹底することで、従来モデルに比べてモジュール厚で1.41mmの薄型化を実現。

チタンケースとブレスレットにはブルーのAIP処理（超硬質な皮膜をコーティング）を施すことで、耐久性を向上。インダイヤルにはマザーオブパールを採用し、天然素材ならではの質感で気品を添えます。高い実用性とともに、軽量かつ袖下にもすっきり収まるスタイリッシュなデザインは長く愛用できます。

バーゼルに掲げたカシオのテーマは「Absolute. Evolutionary. Distinctive.」。既成概念にとらわれず、時計のあるべき姿を追求することで、ストリートカルチャーをはじめ、時代の感性に呼応します。