ラグスポ時計の勢力図が激変中!? 新時代の1本はコレ

落ち着いた大人の色気と軽やかなアクティブさ。その両方を備えているのがオヤジのあるべき姿。だから、その両方で活躍するラグスポ時計を愛するのでしょう。

そしていま、実力派ブランドも続々と、このジャンルに参入中。ラグスポ時計のデザインコードのひとつであるケースとブレスレットが連続するフォルムを踏襲しつつ、それぞれのブランドらしい仕上げやスタイル、表現を取り入れた新しいラグスポが増えています。

そもそも有名なラグスポ時計は、1 970年代に生まれたデザインを踏襲したもので、どこかクラシックな雰囲気がある。一方で新時代のラグスポ時計は、よりモダンでスタイリッシュ。

もちろんドレスウォッチに匹敵する仕上げやムーブメントを取り入れており、オンにもオフにも対応する汎用性もある。まさに自分の感性で新しいチャレンジをする、前向きなオヤジさんにふさわしい時計なのです。

角型ケースでおなじみだったBRの、角を丸く落としたBR 05コレクションは、2019年にデビューするや瞬く間に話題の的に。その都会的なルックスが人気の理由です。

そして今年はGMTモデルが登場。計器のようなダイヤルにレッドカラーの針が映え、腕元にアクセントが加わります。

通好みの美しいディテールで知られる「パルミジャーニ・フルリエ」が、2020年にブランド初のスポーツウォッチを発表。

新作のアニュアルカレンダーは、精緻なギョーシェダイヤルやラグ形状を模したプッシュボタンが特徴。3時位置に月表示を設けるなど、さり気ないデザインに惹かれます。

卓越した機構と大胆なデザインで、表現力の探求に余念がない「ブルガリ」。オクトシリーズは、多面カットのケースがほかにはない特徴になっており、そのシャープな造形美は、まさに新時代のラグスポと呼ぶにふさわしい。

しかもケース厚は8.75mmなので、しなやかに腕に沿う装着感も魅力なのです。