蔵王連峰を見晴らす高台で、彼女と至福のくつろぎを

天井、壁、湯船の縁に香り高い青森ヒバが用いられた男女別の大浴場。横長の窓いっぱいに広がる庭園を眺めながら、ゆったり。

貸切露天風呂は、蔵王岩をくり抜いたユニークな形。湯船につかりながら、蔵王連峰を一望のもとに。

貸切家族風呂。こちらも、貸切露天風呂も、予約の必要はなく、空いていればいつでも入浴可。泉質は、いずれも、ナトリウム・カルシウム塩化物硫黄温泉。

館内にはワインセラーが。重い扉を開けると、冷んやりとした室内に、ワイン、日本酒がズラリ。自由に入室できるので、夕食前に訪れて、お気に入りをチョイスするのも楽しい。

ワインセラーの中には、世界各地から取り寄せたワインが揃っている。もちろん、地元山形産のワインも。

山形は地酒の産地としても日本有数。地酒もいろいろ揃っているので、しっかり堪能したい。

山形牛のステーキは、ただただ絶品。焼き加減を聞いて焼いてくれる。

部屋食は、月替わりの会席料理で、一品ずつ食膳に運んでぐれるシステム。写真は、キンキの焼きもの。三陸からの海の幸は絶品。

夕食のシメは、名物の幅広うどん。野菜や山菜たっぷりのヘルシー仕立てで、お腹がいっぱいでもするする進んでしまう。

基本は部屋食だが、希望すれば、1日8名限定で、カウンターダイニング「游（ゆう）」でも夕食がいただける。

11畳の客室に、ベッドルーム、食事室、テラス、露天風呂がついた客室「茜」。部屋の窓からは、広々とした庭園が眺められる。

「茜」の食事室。夕食、朝食は、こちらでいただく。

客室「鼓」は、10畳の客室に食事室、テラス、半露天風呂がついた、眺望のよい部屋。

客室「茜」のベッドルームは、モダンな雰囲気。

誰でも自由に利用でもきるオープンスペースの「談話室」。イギリスの農家のような雰囲気の離れで、室内は暖炉のある重厚なしつらえ。

敷地内にある白壁の蔵は、秋田県で文庫蔵として使われていたものを移築したもので「お蔵のギャラリー」と呼ばれている。内部には山形のデザイナーの作品や工芸品が。購入も可能。

エントランス部分。門をくぐると、囲炉裏で燃える薪の匂いが。旅にきた、という非日常感の演出のひとつ。

非日常的雰囲気の館内は、ぼんやり散策するだけでも楽しい。

貸切家族風呂近くにる「湯上がり処」。中庭を望む開放的な空間で、思い思いのときを。