彼女と過ごしたい❤バリ島・至極のラグジュアリーリゾート3選【１】

「神々が住む島」の愛称で知られる熱帯の美しい島・バリ島。海や森、ライステラスに代表される絶景や独特のバリ料理、アートやカルチャー、スピリチュアルな体験まで旅行者が楽しめるコンテンツが満載。いっぽう、人々の生活には神様の気配がすみずみまで息づいていて、脈々と受け継がれる伝統行事や風習のエキゾチックな魅力が、世界中のツーリストを惹きつけています。
 
そんなバリ島で、大人のふたりがステイするのにぴったりなラグジュアリーリゾートを、３回にわたりご紹介しましょう。

バリ島南部の半島の最突端。旅慣れた大人が好むといわれるウンガサンのクリフライン、海抜70ｍの断崖の上。そんな隠れ家的ロケーションにインド洋を望んで立つのが「バンヤンツリー ウンガサン バリ」です。

とにかくフォトジェニックなこのリゾートは、「ロマンチックな時間をたくさん写真に収めたい」というふたりに最適。全室がヴィラタイプのゲストルームは、キッチンスペース付きのリビング＆ダイニング、ベッドルーム、バスルームのいずれも贅沢にスペースを取った設計で、テラスにはプライベートプールとジェットバス付き。

空の色がピンクに変わるまでプライベートプールでのんびりしたら、インドアのバスルームへ。こちらは自然光が降り注ぐガラス張りで、緑に包まれ、ゆったりとしたバスタイムを楽しめます。バンヤンツリーのリゾートらしく、日替わりで香りを楽しめるアロマオイルやお香が準備されていますが、よりロマンチックに過ごしたいなら、こんな演出はいかが。予約すればベッドに植物や花びらでメッセージをデザインしたり（彼女の名前を書くことも！）、バラ＆キャンドルバスを用意してもらったりすることもできるのです。

バスタイムの後は、ちょっとドレスアップしてメインダイニング「Ju-Ma-Na（ジュマナ）」へ。予約時にリクエストすれば、ロマンチックなテーブルセッティングが可能です。眼の前に広がるインド洋の絶景は息を呑む美しさ。バーを併設しているので、潮風を感じながらシャンパンを片手にサンセットを楽しみ、ダイニングへと席を移すのもスマートかと。

朝食は、新鮮な南国フルーツや焼き立てのペストリーが揃ったブッフェへ。バンヤンツリーのリゾートでは「朝からリゾート気分を味わってほしい」と、スパークリングワインが用意されていることが多いのですが、ここウンガサンでは「華やかだから」とピンク色のロゼ・スパークリングをサービス。リゾート全体でロマンティックな時間をサポートしています。

バンヤンツリーのリゾートに来たからには、絶対に外せないのがスパ体験です。バンヤンツリーはグループ全体でスパに力を入れており、セラピストは全員が自社プログラムによる教育を受け、その技術力は高く評価されています。バリ島には民間療法として受け継がれてきた歴史をもつバリニーズマッサージがあり、ここでは伝統的なバリニーズマッサージと、現代医学を踏まえたバンヤンツリーのオリジナルメソッドを融合したプログラムを提供。スパのパヴィリオンは、全室が独立型のカップル仕様。ふたりきりでゆっくりマッサージ。そんな至福のひとときが叶えられます。

そして、「バンヤンツリー ウンガサン バリ」ではさまざまなアクティビティが充実しています。マリンスポーツ各種や「付近の村までマウンテンバイクでツアー」といったアクティブなプログラムもありますが、大切な人とふたりなら、バリ島文化体験がおすすめ。「チャナン」という神様に捧げる花飾りを作り、金銀キラキラとカラフルな刺しゅうが施された民族衣装をまとって、ホテル内の寺院にチャナンをお供えするのです。髪までしっかりセットしてもらった巻きスカート姿のセクシーでエレガントな彼女を見たら、もう写真を撮らずにはいられないはず。
 
パブリックのインフィニティプールやプールサイドでのロマンティックディナー、プライベートビーチ、チャペルなど、リゾート内はどこを撮っても絵になる美しさ。非日常感極まる休日を思いっきり堪能してください。

「バンヤンツリー ウンガサン バリ」が立つのは外界とは切り離された秘境の崖の上。リゾートにおこもりするのも素敵ですが、せっかくなら近くの「ウルワツ寺院」まで、伝統文化を体験しに出かけましょう。バリ島の賑わいやストリートの喧騒を感じに半日ほど出かけるのもオススメ。リクエストすれば専用車の手配もお願いできます。

「バンヤンツリー ウンガサン バリ」からクルマで約25分。バドゥン半島の先端にあるウルワツ寺院は、海の精霊を祀ったバリ・ヒンドゥー教の寺院。バリ島内でも重要な寺院のひとつで、パワースポットとして、また美しいサンセットで人気の観光地になっています。

寺院内で夕暮れ時に行われるケチャックダンスもぜひ鑑賞を。バリ伝統舞踊を基に作られた舞踏劇で、楽器は使わず、リズミカルな男声合唱にのって古代インドの物語「ラーマヤナ」が演じられます。日没とともにボルテージが上がっていく男声合唱団は、まるで何かが乗り移ったかのように熱気を増し、その歌声は夜の闇に迫力を持って響き渡ります。クライマックスには火を使った演出が行われるなどドラマチック。バリ島でしかできない貴重な体験です。

「バンヤンツリー ウンガサン バリ」からクルマで約50分のインドネシア料理レストラン「カウム」。ショップやクラブなどが立ち並ぶトレンドエリアのスミニャックに位置するビーチクラブ「Potato Head（ポテトヘッド）」の中にある店は、地元のお洒落な人々も注目するイマドキのスポットです。ビーチではDJがダンスミュージックをガンガンかけ、常に賑わいを見せるプールサイドもあり、落ち着いたウンガサンとはまったく雰囲気の異なるバリ島を楽しめますよ。

オーセンティックなインドネシア料理をモダンにアレンジしたレストランは、水着で食事ができるカジュアルな空間。オリジナルレシピのカクテルのペアリングもお洒落で、香港にもお店があるほどの人気ぶり。「観光スポットの喧騒をちょっと味わいたい」なんて気分のときにオススメの一軒です。