2026.02.22
二条城もすぐ! 生薬会社が作った宿「住 京都小川生薬 VILLA」は、お忍びムードたっぷりの“ラグジュアリー湯宿”でした
京都・二条城のすぐそばに、LEON世代にドンピシャの隠れ家があるって知ってますか? 創業約100年の歴史を誇る生薬会社の複合施設の最上階にある、1日1組限定の約100㎡超えのヴィラをご紹介します。
BY :
- 文/矢吹紘子
- CREDIT :
写真/矢吹紘子(☆印) 編集/森本 泉(Web LEON)

“生薬の宿”と聞くと、どこか質実剛健なウェルネス施設を想像しますよね。ですが、徳島の生薬会社「小川生薬」が手がけた「住 京都小川生薬 VILLA」は、そんな固定概念をいい意味で覆してくれるはずです。むしろ「健康をエクスキューズにふたりの距離を縮めるための舞台装置」と表現するのにぴったりかもしれません。最大の特徴は「陰影礼賛」とでも表現すべき、2つのまったく異なるお風呂。
“陰と陽”、個性の異なるバスルームで癒し、解き放つ

☆
ひとつは「開放の湯」。半露天の設えで光を浴びながら身を預けることができる、この宿のシグネチャーです。昼は青空の下、夜はひんやりとした夜気を感じて。完全な露天ではなく、ガラス張りの壁とドアで仕切られているのもポイント。まだまだ朝晩は冷え込む春先の今の時期でも、快適に入浴することができます。それにしても宿の特等席とも言える最も日当たりがいいスペースに、このビッグサイズのお風呂を作ってしまう、その心意気がニクい。

そしてもうひとつのお風呂「鎮静の湯」。リビングや寝室と廊下を隔てた反対側に、漆黒に包まれた広大なインドアバスルームを備えているのです。扉を開けた瞬間、視界は闇。そこに黒のバスタブがふたつ、横並びで鎮座。カップルで入浴するには、まさにおあつらえ向き。並んで湯に浸かるもよし、片方を熱め、もう片方を水風呂にして交互浴を楽しむもよし。生薬を100%使った無添加のオリジナル入浴剤も3種類。ほんのりとした香りに癒されます。
▲ 開放の湯の夜は、テラスのお庭がほんのりライトアップされムーディな趣に☆
▲ 鎮静の湯は水面の揺らぎが天井に映り込むように計算されていて、まるでメディテーションのよう。
▲ たっぷり汗を流した後はチェアに座ってチルアウト。床暖完備で湯冷めせず、最高に気持ちいい!☆
▲ ゆずに生姜、米ぬか。香料や着色料不使用の入浴剤が部屋に備え付け。1階のショップでお土産用に購入するのもアリ。

▲ 開放の湯の夜は、テラスのお庭がほんのりライトアップされムーディな趣に☆

▲ 鎮静の湯は水面の揺らぎが天井に映り込むように計算されていて、まるでメディテーションのよう。

▲ たっぷり汗を流した後はチェアに座ってチルアウト。床暖完備で湯冷めせず、最高に気持ちいい!☆

▲ ゆずに生姜、米ぬか。香料や着色料不使用の入浴剤が部屋に備え付け。1階のショップでお土産用に購入するのもアリ。
気分はもはや“京都の別荘”!? 居室もまたハイレベル

天然の栗材を用いた設えに、土を層ごとに突き固めたユニークな土壁、阿波和紙の光壁。リビングと寝室を備えた100㎡の広々とした空間は、贅沢な余白が印象的です。和室をイメージして、あえて低めに設えたオリジナルベッドに、肌触り抜群のベッドリネン。オーガニックコットンのタオルや京和締紗のパジャマも含め、触れるものすべてが柔らかく、五感が研ぎ澄まされるよう。
▲ 縞模様のように見える多層の土壁は版築壁と呼ばれ、万里の長城や奈良の法隆寺でも使われている伝統的な建築技法☆
▲ 「京和晒綿紗」は大正14年創業の京都の老舗「大東寝具工業」のガーゼ寝具ブランド。三重合わせで軽量なのに保温性もバッチリ☆
▲ 約15畳のリビングの奥にベッドルーム。隣接して半露天の開放の湯という間取り。室内はほぼ全面床暖房入りで寒さとは無縁。
▲ リビングの片隅にキチネットを備え、オリジナルのお茶を淹れられる。ノンカフェインで体に優しく、夜遅くにホッとひと息つきたい時にも安心☆

▲ 縞模様のように見える多層の土壁は版築壁と呼ばれ、万里の長城や奈良の法隆寺でも使われている伝統的な建築技法☆

▲ 「京和晒綿紗」は大正14年創業の京都の老舗「大東寝具工業」のガーゼ寝具ブランド。三重合わせで軽量なのに保温性もバッチリ☆

▲ 約15畳のリビングの奥にベッドルーム。隣接して半露天の開放の湯という間取り。室内はほぼ全面床暖房入りで寒さとは無縁。

▲ リビングの片隅にキチネットを備え、オリジナルのお茶を淹れられる。ノンカフェインで体に優しく、夜遅くにホッとひと息つきたい時にも安心☆

さらにうれしいのが “おこもり部屋”と呼ぶのにピッタリの書斎のようなスペース。パートナーが湯に浸かる間、グラス片手に本を読むのもよし。ちょっとした仕事をこなすのにも機能的。互いにひとりの時間を持てるこの距離感は、宿としてかなり優秀ですよね。
女性ウケ文句なしの朝食コースで、ヘルシーにパワーチャージ

「住 京都小川生薬 VILLA」のコンセプトは、衣食住ならぬ「飲・食・住」。その「飲」と「食」のパートを満喫できるのが、2階のレストラン「食 京都小川生薬 RESTAURANT」の朝ごはんです。内容は生薬を取り入れた季節がわりのコース仕立て。湯豆腐とあぐー豚のしゃぶしゃぶで体を温めつつ、たくさんの小鉢や素麺などを種類豊富なスパイスで味変を。体にいいのはもちろんですが、豆腐や地元の京野菜などをふんだんに取り入れているので、パートナーも喜ぶこと間違いなし。朝の胃腸に優しく、PFCバランス的にも完璧です。
▲ 中庭ビューのテーブル席。国産有機桑の葉茶屋や、1996年のヴィンテージプーアール茶など、ポットに入った5種類の日替わり茶はフリーフロー。☆
▲ ご飯は炊きたて。白米か雑穀米を選ぶことができ、もちろんお代わりもOK。雑穀米は焼きおにぎりとしても楽しめる☆
▲ 黒文字や柚子塩、黒蒸し生姜などオリジナルのスパイスたちに思わず目移り。ショップでも販売している。☆

▲ 中庭ビューのテーブル席。国産有機桑の葉茶屋や、1996年のヴィンテージプーアール茶など、ポットに入った5種類の日替わり茶はフリーフロー。☆

▲ ご飯は炊きたて。白米か雑穀米を選ぶことができ、もちろんお代わりもOK。雑穀米は焼きおにぎりとしても楽しめる☆

▲ 黒文字や柚子塩、黒蒸し生姜などオリジナルのスパイスたちに思わず目移り。ショップでも販売している。☆
世界遺産の二条城からは徒歩3分。観光地のど真ん中でありながら、1日1組なので誰とも顔を合わせない。この隠密性こそ、LEON世代には何よりの贅沢というもの。そして陰影を感じる2つのバスルームのコントラスト。あなたは誰と浸かりますか?

住 京都小川生薬 VILLA
住所/京都府京都市中京区二条油小路町272
TEL/075-606-5565
HP/https://kyoto-ogawa.jp/villa
アクセス/地下鉄東西線二条城前駅から徒歩5分、地下鉄烏丸御池駅から徒歩10分
客室料金/8万8000円/泊~(2名1室利用時の朝食付き1室料金。税サ込、宿泊税込)

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