ミラノオヤジ（ジローラモ）が案内する！ 通ぶりグルメ＆ホテルツアー【ホテル編】

ファッションの祭典、メンズファッションウィークやフィレンツェで開催されるピッティ•ウオモの視察も個人的に欠かさないジローラモ。さらに今年はなんと25年ぶりに「羽田｜ミラノ直行便」が復活しアクセスがもっと身近に！ というわけで、ミラノ滞在中のジローラモが気になっている旬のミラノグルメや滞在ホテルを追っかけてみました。前編（こちら）のグルメ編に続いて後編はホテル編です。

今回滞在したホテル１軒目は、1927年創業の歴史的老舗であり、また上皇・上皇后両陛下もお泊りになっていたことでも知られている、ミラノ随一の格式の高さを誇るラグジュアリーホテルでした。

隅から隅まで存在感を放つ、エクステリアの豪華さは美術館さながらの佇まい。花のシャンデリアが煌めく
エレベーターや絨毯の階段など、どこを歩いても貴族気分に。

「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」はドーチェスター・コレクションに属するラグジュアリーホテルで、格式高いクラシックな雰囲気とクオリティが高いサービスに定評があります。1927年創業以来、王族や著名人が滞在することでも有名だそう。

確かにエントランスにはVIPゲストたちが、パーティーに纏うであろうドレスが入ったブランドショッパーを抱えたスタッフを引き連れて入る、まるで映画のようなシーンに度々遭遇したのでした。ラウンジには、目線を向けるのがはばかられるような華やかな海外ゲストで溢れており、ホテルの世界観を見事に体現しています。

また、同ホテルはミラノ中央駅やドゥオーモにアクセスしやすい便利な場所にあるのもうれしいポイント。さらには、モンテナポレオーネ通りなどのブランド街にて、アイテムの購入をサポートするなどの「パーソナルショッピング」をはじめとした、コンシェルジュサービスも完備。併設の屋上スパ＆ジムやもレストランもクオリティが高く、リピーターも絶えません。そんな贅を尽くした世界観に、ジローラモも終始ご満悦でしたよ。

２軒目のステイホテルは、ショップやレストランが集うブレラ地区に昨年末に開業したばかりの「カーサ ブレラ」。著名デザイナーが手がけた鮮やかな空間は、インスピレーションが大いに刺激されます。

建築家ピエトロ・リンジェリが1950年代に設計した建物をベースにし、インテリア界から絶大な支持を受けているカッシーナのデザイナー、パトリシア・ウルキオラがホテル内のエクステリアやファニチャーのセレクトをすべて監修。ギャラリーのようなスイートルームには、広大なテラススペースも。エントランスにあるBARラウンジは緑色の大理石カウンターがアイコニックな存在を放っています。

ビジターのゲストもぜひ立ち寄ってほしいのが、抜けた青空が最高に気持ちがいい、ルーフトップBAR＆レストラン「Etereo」。また、日本人シェフによる和食「Odachi」やイタリアン「Scena」など、グルメの舌を満たすレストランの豊富さにも注目です。

冒頭でもお伝えしたとおり、羽田空港第2ターミナルからミラノ・マルペンサ空港へのANA直行便が待望の再開！ これでファッションの都ミラノまでの旅は、もはや"乗り継ぎ"という名の試練を乗り越えることなく、スムーズでエレガントに！

昨年末、ミラノファッションウィークを控え、数々の話題が飛び交うなか、多くの注目を集めたのが「羽田からミラノへの直行便がついに就航」というニュースでした。ファッション業界の関係者からは、「出張がより快適になる！」と歓喜の声が続出。

ANA直行便は深夜発・早朝着のため、機内でゆったりと休みながら移動できるのが魅力です。そのため、時差の影響が少なく、到着後すぐにミラノの街を存分に楽しめるのも大きなメリット。スムーズな旅のスタートが叶うことで、観光客はもちろん、ビジネスパーソンにとっても利便性の高いルートとなりました。

そして、この記念すべき就航イベントのゲストとして招かれたのが、なんと我らがジローラモ。「コロナ前に就航予定だったANA直行便に乗るつもりでしたが、ついにこの日が来ましたね」と喜びを語り、「ミラノは美食の街であり、1時間ほどで行けるスキー場も格別。ぜひ皆さまに体験してほしいですね」と、魅力を熱くアピール。さらに、「次は4月のミラノサローネ。ANAさん、またお願いします」と微笑みながら、次なる旅への期待を膨らませていました。

運航スケジュールは、羽田発ミラノ行きNH207便が毎週火・木・日曜の深夜1時5分に出発し、現地時間午前8時30分に到着。一方、ミラノ発羽田行きNH208便は同じく火・木・日曜の午前10時30分に出発し、翌朝午前7時30分に羽田へ到着します。機内には、ゆとりあるビジネスクラスを48席、快適なプレミアムエコノミーを21席、上質な空の旅を叶えるエコノミークラスを146席を完備。ANAならではのホスピタリティと落ち着いた空間が、ミラノへの旅をより特別なものにしてくれるでしょう！

式典には、ANAの井上社長をはじめロンバルディア州のラッファエーレ・カッタネオ副知事、駐イタリア日本大使館の鈴木哲大使など、多くの関係者が出席。華やかな雰囲気のなか、ケーキカットやリボンカットが行われ、新たな航路の開設を祝いました。

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