都心から最短20分！ 極近リゾートホテルの東京湾クルーズが夏の大人デートに最適だった件

都心からクルマで約20分で非日常へトリップ……。東京湾のウォーターフロントに位置する「ヒルトン東京お台場」は、東京にいながらにして、リゾート気分が味わえる希少なホテルです。ココンチがデートにぴったりな理由をさくっと挙げてみるとしましょう。

まずは、スイートルーム18室を含む453の全客室にプライベートバルコニーが設えられていること。東京湾側の部屋からは、レインボーブリッジや東京都心のパノラマビューをふたりで存分に楽しむことができます。

スパエリアもイケてます。全天候型の屋内プールもステキですが、特筆したいのは、絶景を眺めながら入れる屋外ジェットバス。これぞ極楽です。ゆりかもめ台場駅直結という好アクセスもポイント高しですが、クルマでのアプローチもサイコーです。クルマの撮影で使われることも多いカッコいい車寄せ、ぜひチェックしてみてください。

そのヒルトン東京お台場が、8月11日（金・祝）から20日（日）までの10日間限定で、同ホテルからほど近い桟橋から発着する「サマー クルーズ in ODAIBA」を運航するというじゃないですか。これは、大人の格好の夏遊びになるはず……！

ヒルトン東京お台場がクルーズ船を運航するのは初の試み。期間中は16時から20時まで、1日4回、各回約40分間のクルーズを実施します。

気になるコースですが、ホテルからほど近いお台場海浜公園の桟橋から出航。東京湾のシンボルとして君臨するレインボーブリッジをくぐり、豊洲や晴海ふ頭、東京タワーなど、都心の高層ビル群を眺めながら、終盤には巨大なクレーンが威風堂々と立ち並ぶ品川埠頭、さらには大型の客船が停泊する東京国際クルーズターミナルを経由してお台場へと戻ってきます。

見慣れているはずの東京の風景も、海上から見るとひと味もふた味も違います！ さらに、レインボーブリッジ周辺の海は、屋形船の人気コース。日が落ちる頃に屋形船の灯かりが水面に反射し幻想的な風景を作り上げます。40分のクルーズは見どころいっぱいで、愛を語る暇がないくらいあっという間です（笑）。

なお、今回のクルーズに使用するのは、株式会社ケーエムシーコーポレーションが保有するミドルレンジクルーザー「シエル ブルー」。涼しげなブルーが印象的なクルーズ船で、船内にはキャビンやギャレー、アッパーデッキなど6つのゾーンがあります。思い思いの場所で、盛夏の東京湾クルーズをお楽しみくださいませ。

ちなみに船内で飲み物のサーブはありませんが、エグゼクティブラウンジで1杯ひっかけてから乗船するもよし、飲み物の持ち込みはOKとのことなので、ビールなどを持参するのもよし。

このクルーズ、筆者的にはどの時間帯のクルーズに乗るかがキモになってくると思うのです。風景がまったく変わってきますからね（笑）。クルーズに乗った後、ゆったりディナーを楽しむか、ディナーの後、最終のクルーズに乗船するか……。どの時間帯を選択しても、それぞれにうっとりする時間が過ごせるはず！

ディナーの選択肢も豊富ですよ。ホテル内には、鉄板焼、寿司、天ぷら、会席などさまざまなコーナーを有する日本料理「さくら」、充実のウイスキーの品揃えを誇る「キャプテンズバー」に加え、オールデイダイニング「シースケープ テラス・ダイニング（SEASCAPE TERRACE DINING）」と「グリロジー バー&グリル（Grillogy BAR & GRILL）」。2023年1月には中国料理「跳龍門」もオープンしました。

どれを選んでも間違いないとは思いますが、お熱いふたりにおすすめなのはテラスラウンジ。テーブル席や優雅なソファ席、そして、海に面したロマンチックなふたり掛けのカウンター席もありますよ。ちなみに東京タワーの点灯は日没時、レインボーブリッジの点灯は日没から30分後です。点灯の瞬間を、美酒を片手にカウンター席から眺めるのもいいんじゃないでしょうか。

東京の夏の思い出、ぜひ作ってみてください！