任天堂の創業社屋が華麗にアップデイトした！ ホテル「丸福樓」

▲ 滞在中自由に過ごせるラウンジ。旧社屋時代から使われている革張りのチェアをそのまま活用している。

▲ 奥には第二のラウンジスペースが。ワインや地元京都のブリュワリー「京都醸造」の地ビールなどのドリンクのほか、和牛カレーやパンケーキといった時間帯に合わせた軽食もいただける。壁のタイル画は創業者の住居スペースのお風呂場から移植したもの。

▲ 荷物用の古いエレベーターを保存。それぞれの棟にはトランプにちなんだ名前が付けられていて、こちらはクローバー棟。ということで照明にクローバー印が。

▲ スペード棟2階のライブラリー「dNa」は創業者の山内家がプロデュース。同社の歴史を知る資料はもちろん、アートやデザイン、ゲームに関する書籍も並ぶ。設計を手掛けたのは「サポーズデザインオフィス」の吉田愛氏。横にはウイスキーを中心に取り揃えたバーもあり、ドリンクをここでいただくことも可能。

▲ LEON世代にとっては「任天堂」といえばやっぱりコレ!？　この空間で改めて見ると、なんだか胸熱。

▲ キッチン付きのレジデンシャルスイートは75㎡あまり。リビングには安藤建築ではお馴染みのディテールであるコンクリート打ちっぱなしの柱が。

▲ バスルームからは京都の街並み。その奥には東山連峰が見渡せる。

▲ 新築棟の客室に残された安藤氏直筆のサインとイラスト。ファンにはたまりません……！

▲ 山内家の居間として使われていた和室をリノベーションしたジャパニーズスイートは、坪庭に面した露天風呂付き。

▲ ジャパニーズだけれど寝室は洋式、という意外性もまたよし。マットレスは全室「NIHON BED」を採用している。

▲ バルコニー付きの丸福樓スイートは、18室の中で唯一既存棟と新築棟にまたがる。既存棟に位置するリビングは、あえて応接間と呼びたい趣。

▲ そしてベッドルームは一転、このモダンさ。一泊で新旧を堪能できる。

▲ スーペリアキング（サウス）には凝った細工の暖炉が残されている。

▲ 幾何学的な壁紙と、マーブル模様のようなタイル。ハート棟は山内家が住居として使っていたスペースで、当時のしつらえが生かされている。

▲ 格子状に組まれたモダンな天井もお見逃しなく。

▲ 建物が任天堂本社として現役だった頃の商品である花札が、踊り場に飾られている。

▲ 一階の窓枠には「福」を○で囲んだ旧社名のロゴマーク。鳥の型取りも可愛い。

▲ クローバー棟は実は元倉庫。壁にそのまま残された札や、ロゴ入りの運搬用木箱が、その歴史を伝えてくれる。