日本初上陸! 最高峰のホテル「ウォルドーフ・アストリア」が大阪に誕生

ファッションからカルチャー、旅やホテルからガストロノミーまで、ラグジュアリーライフをテーマに執筆活動を行っているコラムニストの中村孝則さんが、真の“贅沢”をご紹介する連載です。

CREDIT :: 文／中村孝則

さまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案するコラムニストの中村孝則さんが、毎回1つのテーマのもとに真の“贅沢”をご紹介。今回のテーマは……。

■ 世界最高峰のホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」

このホテルのオープンは、“大阪そのもの”のイメージすら刷新するのではないか。2025年4月3日、大阪・梅田に誕生した「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、筆者も実際に訪れ、それほど強烈なインパクトを感じました。

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このホテルの歴史は、1893年にまで遡ります。世界最高峰のホテルとして各国の歴代王族、元首、セレブリティなどを顧客にもち、マンハッタンの象徴として多くの映画や小説の舞台にもなっています。現在はヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドとして世界主要都市に展開していますが、大阪が日本初進出の舞台となりました。

客室数は50平米を中心とする全252室。「ウォルドーフ・アストリア」の象徴である天井高約10mのラウンジ＆バー「ピーコック・アレー」をはじめ、リラックスした雰囲気で楽しめるフレンチブラッスリー、寿司と鉄板焼が共演する和食など、各種レストランやバーなど社交の場としても素晴らしい雰囲気です。

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スパや屋内プール、24時間利用可能なフィットネスジムなど充実の内容ですが、筆者が特に気に入ったのは、館内のデザインが勢いのあった1900年代初頭のニューヨークを彷彿させる、アール・デコ様式で統一されていること。それがいま勢いのある大阪にリンクした雰囲気を醸し出しているのです。加えて、スタッフたちのおもてなしの熱量や洒落たコスチュームを含め、対応が素晴らしい。

まさにLEON読者もお好きな感じだと思います。ともかく、まずはぜひご体験いただきたい。激推しであります。