2020.05.11

VOL.01「あなたは何がしたいの?」

オトコはマダムと盛り上がれれば一人前!?

世界のラグジュアリー人脈に通じ、社交界の裏事情にも詳しい謎の有閑マダム、カトリーヌ10世さんが、日本の男性諸氏が陥っている、ファッションと恋愛の無自覚・無意識の怠慢に覚醒を促し、読者を洗練へと導く連載です。

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文/カトリーヌ10世 イラスト/ユリコフ・カワヒロ、林田秀一

謎の有閑マダム、カトリーヌ10世さんが、日本の迷える男性諸氏を洗練へと導く連載。第1回のテーマは……。

■Theme01「あなたは何がしたいの?」

ごきげんよう。今年の初め、ヴェネチアでの仮面舞踏会にて、プチ・バダス(※)なLEON編集部の方と出会い、楽しい時間をご一緒しました。それを機に日本にも時折訪れ、こうして読者のみなさまにメッセージをお届けする機会をいただくことになりました。無自覚なファッションや無意味な振る舞いの闇からあなたを覚醒させ、グローバルに通じる洗練を身につけていただくことが私のミッションです。
日本の男性は世界基準から見ると、小ぎれいです。とはいえ、不思議な現象があります。それはお洒落な男性のアピールの主な対象が、同世代または同クラスタの男性であること。ホモセクシュアルというわけではないのに、理解と共感を求める相手が同族の男性であることが多いのです。 

プチ・バダスな男性のエレガンスを標榜するLEON的ファッションにしても、目指すのは“モテる”と公言し、誌面にも若い女性とともにセクシーな時間を楽しむプレイフルな熟年男性の写真が満載ですが、こうした男性像にもっとも強く憧れ、魅了されるのは、ほぼ同世代あるいは少し下世代の男性のようです。結果、社交スペースでは、似たような装いの男性同士が、身につけているアイテムを褒め合ったり、マニアックな情報を喜々として交換し合っていたりする図というのに遭遇することになります。

女性はどこに? あなたは、何がしたいの?

ファッションがわかる人に認められたい。それもうれしいことですね。しかし、もしあなたが仲間受けではなく、あなたらしい魅力でモテたいと望むなら、モノの奥に社会的地位や財力を瞬時に読み取る習性をもつ若い女性とのデートをしばしお預けにして、経験を重ねたマダムと話してみるのはいかがでしょうか。日本では経験を重ねた女性を疎んじる風潮が蔓延していることは、私も来日の度に感じます。

でも、知っておきましょう。プルトクラート(富裕層)の社交界でステップアップしていく男性は、マダムを大切に扱うことが上手いということを。知恵を授けてくれるうえ、秘められたネットワークの鍵を握るのが、ほかならぬマダムだからです。そうして本物の魅力を磨いて自信をもてば、本命の女性は追わずとも引き寄せられてくるものです。  

靴や時計もいいけれど、マダムの助言とご紹介の威力に、目覚めなさい。
※プチ・バダスは「petit」=ちょい+「badass」=不良そう、格好よい、で要するにちょい不良(ワル)の意(編集部注)

カトリーヌ10世

グローバル化が進む社交界 事情にも通じる。密かな趣味は 人間観察とコスプレ。 好きな飲み物はモンラッシェ。 日本ではほとんど知られていない、 ある小国の女王とのウワサも!?

2019年11月号より

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