【Dr.コパの旅開運】 2020年の旅はどこが幸運を呼び込む？

2020年は、旅で開運するのに絶好機！ 吉方位は、日本を基点にして「北西」と「南東」です。彼女と一緒のふたり旅を満喫しながら幸運も手に入れる──そんな欲張りな“開運旅”に出かけてみませんか。ちなみに2020年は、旅先で“音楽”に触れるのもラッキーです!

ここでは、日本から南東方面のおすすめエリアをご紹介。南東といえば……ハワイももちろん（!）開運のデスティネーションなのですが、もっとその先のフロリダ、メキシコ、キューバ方面がおすすめです。Dr.コパ氏によると、南東は良い人脈や人間関係をもたらすとされ、「縁が円を呼ぶ」方位。つまり、人の縁がお金の縁も連れてきてくれるそうですよ!

2020年は、フロリダ州のマイアミビーチも日本から南東に位置する吉方位の都市。白い砂浜とマリンブルーの海を誇る熱帯気候のリゾートは、ニューヨークから飛行機で約3時間、ロサンゼルスから約5時間とアクセス良好で、ジェニファー・ロペスやパリス・ヒルトン、ウィル・スミスといったアメリカのセレブたちが別荘を構えたり、バカンスに訪れたりする地としても有名です。

魅力はビーチだけではありません。実はマイアミビーチは「夜遊び天国」。年間の平均気温が約25℃という気候や南米出身者が多く住む場所柄も相まって、ノリは完全にラテン! テクノ、ハウス、ヒップホップ、レゲエ、ジャズなど、さまざまなジャンルのバーやクラブも豊富です。サルサも盛んで、観光客向けのダンスレッスンを受けることも可能。マイアミビーチきっての歓楽街サウスビーチのクラブで彼女とサルサをキメるのもいいのでは!?

また、マイアミビーチは世界最高峰といわれる都市型ダンスミュージックの祭典「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル」（以下、UMF）の本拠地でもあります。UMF開催中はマイアミビーチの至るところでパーティーが開催され、毎日がお祭り騒ぎ。22回目の開催となる2020年は、3月29日(日)〜31日(火)に実施されるとのこと。この時期に足を運ぶのもおすすめですよ。

一年中、活況を呈しているマイアミビーチにはいくつもの高級ホテルがありますが、今回は、ハリウッドセレブの御用達でありながら、私たちにも比較的手が届きやすいリゾートホテルをご紹介しましょう。

「ザ・セタイ・マイアミビーチ(The Setai, Miami Beach)」は、リンジー・ローハンやマドンナ、ビヨンセやブリトニー・スピアーズなどの目撃情報もある5つ星ホテル。ホテル内には、レニー・クラヴィッツが手がけたオーシャンビューのレコーディングスタジオがあり、クリス・ブラウンなどがレコーディングに訪れています。

ホテルは8階建てのアールデコスタイルの旧館と、サウスビーチ沿いにそびえる40階建ての新館に分かれていて、それぞれ趣が異なるのが特徴。晴れた日には海と空のブルーを映す全面ガラス張りの新館はサウスビーチのランドマーク的存在にもなっています。

チーク材の床にダークグレーのレンガを再利用してデザインされたアールデコスタイルのファブリック、黒色花崗岩のフローリングなどでまとめられた客室の窓際には正方形のバスタブが配されていてリゾートムードもむんむん。どことなくアジアンな雰囲気にも癒されます。

居住性、スタイリッシュさ、そしてビーチへのアクセスも抜群! “セレブ御用達”なのも納得のリゾートです。彼女もご機嫌なこと間違いなし(!)の滞在を楽しみながら、運気アップを図っちゃってくださいませ。

古代ロマンの国・メキシコも吉方位である南東に位置します。そして数多ある都市のなかでも、今回おすすめしたいのがメリダ。「聞いたことないですけど！?」という声が聞こえてきそうですが、ユカタン州の州都であるメリダ付近には有名なマヤ遺跡がいくつかあり、観光の拠点とするには絶好の場所。メキシコ最大のリゾート観光地カンクンからのアクセスも悪くありません。

そして、メリダはスペイン植民地時代の名残があるコロニアルな建物が多いフォトジェニックな街。ガイドブックで大きく取り上げられるような観光スポットがあるわけではありませんが、ただ街を歩いているだけでもワクワクします。ライトアップされた夜の雰囲気も素敵ですよ。

そんなメリダでおすすめのホテルが「ローザス アンド チョコレート ブティック ホテル アンド スパ(Rosas & Xocolate Boutique Hotel & Spa)」です。まず名称からして可愛らしいのですが、このバラガン・ピンクの外装に女性なら誰しも感嘆の声をあげるでしょう。

メキシコ現代建築の巨匠、ルイス・バラガンをご存知でしょうか。彼が人生の後半を過ごしたメキシコシティ郊外の自宅兼仕事場「バラガン邸」は、2004年に世界遺産に登録されました。その「バラガン邸」をはじめ、彼が多用した少し濃いめのピンクこそ、バラガン・ピンクです（メキシカンピンクとも呼ばれています）。

そして、こちらのホテルはバラガン・ピンクのほかにも、赤や白、黄色、青などバラガンが愛した色が随所に用いられています。大人のガーリーとでも申しましょうか。見事なまでに可愛らしさと妖艶さを両立させているんですよね。

ホテルのオープンは2008年。1800年代に建てられた2つの邸宅をリノベーションし、全19室の客室を備えます。デザインやインテリアは20世紀初頭のスペイン植民地時代のユカタン州の邸宅やマヤ文明から着想を得ていて、杉の無垢材や赤土、コットンのリネン、地元のエキゾチックなセメントタイルなどを積極的に使用。バスタブを屋外に設置している客室もあります。

バラガン・ピンクとメキシコの青空のコントラストが、うっとりするほどにドラマチックなプールもマスト・ゴー。街歩きが楽しい街とお伝えしたものの、あえてホテルにお籠りをしゃれこむのもオツですよ。
 
ほかにも、スパでのチョコレートスパトリートメントや、バーでのチョコレートカクテルなど気になるものがたくさん。ホテルから少し離れた場所には同じオーナーが経営するレストラン「Rosa Sur 32」があり、ユカタン州の伝統料理を現在風にアレンジしたメニューも評判です。
 
チョコレートのように甘く、バラのように華やかなホテルステイを、楽しんじゃってください！