写真／トヨダ リョウ スタイリング／村上忠正
ヘアメイク／Ryohei Katsuma（masculin）
文／堀川正毅（本誌）
2017年11月号より
ヘアメイク／Ryohei Katsuma（masculin）
文／堀川正毅（本誌）
2017年11月号より
手前味噌ではございますが、LEONは2017年11月号で創刊16周年を迎えることができました（パチパチ）。ここは華やかにいきたいと考え、LEONと言えば、な葉巻をリコメンドいたします。
ちと気の早いお話ですが、年末に向けてパーティーや会社の会合なんかが増えてくるわけでT.P.O.によってはバッチリとフォーマルな装いが必要になるかと。そんな時、タキシードスーツの胸元から黄金の葉巻が登場したら。間違いなく“タダモノじゃない人”に。そんな遊び心溢れる貴兄にオススメです。葉巻は上と同じ。スーツ23万円／ギーブス＆ホークス、ボウタイ1万2500円／ターンブル＆アッサー（ともにヴァルカナイズ・ロンドン）、シャツ2万3000円／エストネーション
マイケル・ダグラスやアル・パチーノなどなど、セレブなオヤジさんたちが愛煙する「ダニエル・マーシャル」の一本ですが、ご覧のとおり、ドヤ感満点の黄金仕様。ラッパーの上に何層にも金箔が巻きつけられており、お値段も4万円！と超セレブです。葉巻という燃えてなくなる“消えもの”に、金という形を変えどもなくならない“永遠の物質”を組み合わせているあたり、なんだか洒落ているじゃありませんか。なお、金の元素記号であるAuはヘブライ語で“光”という意味ですし、英語のGOLDはサンスクリット語の“輝くもの”が語源だったりと、万国共通で煌びやかなイメージがありますので、小誌の周年祝いはさておき、仲間や上司へのギフトとしても最適です。
フィレンツェにある欧州最古の金箔業者が24カラットの金箔をなんと25枚（最低でも！）も用いてゴールドコーティングしたコチラ。もちろん、葉巻自体も一級品で、ラッパーには5年以上の熟成をさせた葉を使用するこだわりっぷり。葉巻4万円／ダニエル・マーシャル（フカシロ）
金の融点は葉巻の燃焼温度よりも高いので味わいに影響する心配もなく、金箔の下で葉が燃え尽きたあと、灰皿の上にはゴールドアッシュが美しく山積するというラグジュアリーな演出も待っております。ですからここは一攫千金、意中のあのコを葉巻デートにお誘いしてみてはいかが？（くれぐれも煙に巻かれぬように、ね！）
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