大人のミニ財布は、遊びを効かせてナンボ

ひとつの財布を、大事に長く使う。それはそれで素晴らしいことですが、ネックウォレット然りコンパクトになったことでアクセサリー化した昨今の財布事情においては、服と同じくシーズンごとに持ち替えるなんて楽しみ方が生まれています。財布に入れておくものが少なくなったおかげで、持ち替えが簡単になったのも要因のひとつですね。

そこで、冬シーズンに向けて遊び柄のコンパクトウォレットを集めてみました。耳にタコでしょうが、どうしても重たい色や生地感になりがちな冬シーズン。とはいえ、あからさまな差し色や柄アクセントは、ちょっといやらしかったりします。

そんな時、遊び柄のコンパクトウォレットの出番。ネックウォレットではもちろん、会計時にふと遊び柄が見えるだけでも、重苦しい印象を打破できます。コンパクトな分、これまでより遊びアクセルを踏み込んでOKですよ。

キューブ型のロゴをプリントした、ココンチらしい遊び心満載のデザイン。フューチャリスティックでありアニメーション的でもあるこんなプリントは、大人ストリートスタイルにマッチしてくれます。

カードスロットは2枚分。オープンポケットが両面に2つとジップポケットが1つというシンプルな作りですが、イマドキはこれで十分です。

粒状の独特な表面感が特徴の、グレイン・ド・プードル エンボスレザーにベイビーキャット柄をプリントしたこちら。その名のとおり、ベイビーキャット柄がハイコントラストな配色で描かれています。薄作りですが、そのインパクトは絶大です。

一見するとダークトーンでのペイズリーでエトロらしいエレガントさを示しながらも、ステッチや内装は一転して派手なオリーブグリーンを配色。ストリートなポップさを両立する2つ折りに仕上がっています。

外装とは対極的なビビッドなオリーブグリーン。カードスロットは6枚、札はメタルクリップで。これぞ支払い時が主役な財布の好例です。

比較的シンプルなデザインではありますが、ダークグレーに鮮やかなブルーを配した“らしい”ロゴ使いは、意外に存在感あり。手のひらに収まるコロンとしたサイズ感は、愛着もひとしおです。

素材はカーフ。札入れの中に、カードスロットが3つ収納されています。3つ折りなので厚みはありますが、横幅はコンパクトです。