【効率化】大人のバッグインバッグ5選。隠れた機能に注目です

スーツならブリーフを、ジャケパンならトートやショルダーを、カジュアルならリュックを。シチュエーションやスタイルに合わせて、バッグを使い分けるのが大人の作法。そんなとき、財布や手帳はもちろん、ノートPCやタブレット端末、エチケット用品などの必需品をバッグインバッグに集約するのが賢い選択。
 
ちょっとした移動であればクラッチバッグのように単体で使えて、日々の通勤や出張にはバッグ内に整理して収納できるから。とはいえ、家電量販店で見かけるような機能性重視のものは味気ないし、デザインの良さだけでは本来の目的を果たしてくれません。

そこで、仕事中に持ち歩いても違和感のないデザインで、見た目からは想像できない機能を有した、大人のバッグインバッグをご紹介しましょう。

ゴム引き素材で知られる英国老舗アウターブランドと、日本が誇る実力派バッグブランドとのコラボレーション。両者に共通する機能美をプロダクトに落とし込んだデザインは、こちらの13インチノートPC対応のクラッチバッグにも見て取れるのです。素材には高級感を漂わせるシャイニー仕上げの高密度ナイロンを採用し、PCを衝撃から保護するパッドを内部に忍ばせているから安心。

ボディの底部にはしっかりホールドできるハンドル、内部には仕切りがあり、A4書類も分けて収納。前面にはベルクロテープ付きの大きなフラップポケット、背面にもジッパーポケットがあるので、ケーブル類や小型バッテリーなどを仕分けして収納できるのが便利。

異素材コンビ使いの名手として、ビジネスマンから圧倒的な支持を得ているイタリアの名門からは、シンプルな１室構造のドキュメントケースを推奨。柔らかくきめ細やかなソフトキップレザーを使い、ゴールドカラーのジッパーを組み合わせたデザインがエレガントな佇まいに。フルオープンできる内部は同系色のナイロンライニングを配して、書類用のスリットを両側に備えています。

ボディの内部には薄くクッション材を入れているので、13インチまでのノートPCを収納するのにも重宝。素材感を優先してごくシンプルに仕上げていますが、しっかりと現代のニーズに合わせて、見えないところをアップデート。パートナーとシェア使いもできます。

ビジネスユースとなると、無難なブラックを選んで他人と被りがち。でも、こちらのクラッチバッグなら話は別。丈夫なソフトグレインレザーのボディに、ミックステープを題材にしたグラフィックを大胆にあしらっているから。11インチまでのタブレットも収納できるサイズで、底部にはマチがあるので見た目以上の収納力が自慢。取り外し可能なハンドストラップを手首に通せば、落下も避けられる。

内側はコットンツイルのライニングで、このブランドらしくペンホルダーを、さらに名刺入れとして便利な小物用ポケットを、反対側にはジッパー式ポケットを配置。仕事に欠かせない小物を仕分けして収納できる上に、必要に応じてスマートに出し入れできるのです。

ビジネスに限らずカジュアルバッグも充実したトゥミから選出したのは、ソフネットとのコラボによるこちら。素材はもちろん、強靭なバリスティックナイロン。前面にはトゥミのアイコンである逆U字ジッパーを配し、その内側にはソフネットのアイコンであるカモフラのラインイングを忍ばせています。内部には芯地も兼ねたクッション材を敷き詰めており、13インチまでのノートPCをしっかり保護。

フロントポケット内部には、カードポケット、ペンホルダー、USBやバッテリーコードを収納するのに便利なジッパーポケットを配置。必須のデジタルデバイスを一まとめにでき、かつ安全に持ち運べるのです。ガサゴソと中身を確認する手間も省けるのです。

ぱっと見はごくシンプルなレザーのドキュメントケースですが、ブリーフケースにもなる独自設計の2WAYなのです。上部中央のラバーパーツを引き出すとハンドルになり、下半分をぐるりと取り囲むジッパーを開くと底マチが広がるエキスパンダブル仕様に。内部にある仕切りと芯地を兼ねたパーツをL字に曲げることで、底部分の形状を維持し、衝撃吸収の役割も果たしてくれるのです。

普段はバッグインバッグとして、打ち合わせや出張時に荷物が増えてもブリーフになるから安心。ミニマルでシャープな見た目は、裁断面を露出させないヘリ返しという技法を用いているから。機能を備えた現代的なデザインを、日本の職人技で実現しています。