【注目】名門ブランドの人気イヤホン厳選４点。SONY、BOSE、オーディオテクニカ。あと一つは？

iPhoneにイヤホンジャックがなくなったのは、2016年に発売されたiPhone7から。当時はどうやって音楽を聴くんだ！と戸惑う人も多くありましたが、今ではすっかりワイヤレスタイプのイヤホンが当たり前になりました。
 
その裏にはBluetoothの目覚ましい進化があるわけですが、それはまた別のお話。そんな小難しいことを言わずとも、老舗オーディオメーカーはもちろん、ルイ・ヴィトンまでもがワイヤレスイヤホンをリリースしていることを考えれば、一部マニアを除いては、もはや有線イヤホンは過去のものであるということはお分かりいただけるかと。
 
特にメインストリームとなっているのは、左右が独立した“完全ワイヤレスイヤホン”と呼ばれるタイプ。音質も個性さまざまですが、これまでにも数々の名作を生み出してきた有名オーディオメーカーが放つ逸品を、まず手に取ってみることをおすすめいたします。

みなさんご存知、日本が誇るソニー。同社がリリースする完全ワイヤレスイヤホンの中でも第4弾となる「WF-SP900」は、ちょっと欲張りな多機能モデル。水深2mでも使えるIP65/IP68の防塵防水性能に、ウォークマン的にも使える内蔵メモリ搭載、左右の音切れや遅延を抑制する新しい通信規格NFMIの採用など、小さい筐体に機能を詰め込んだ、まさにハイエンドモデルとなっています。

丸みのあるツルッとしたケースは、イヤホン本体3回分の充電が可能。イヤホンは1回の充電で約3時間使用できるため、合計12時間分のバッテリーを備えます。

「SOUNDSPORT FREE WIRELESS HEADPHONES」は、BOSE初の完全ワイヤレスイヤホンということで、細部までこだわって開発されています。音質向上のためにデジタル信号処理を研究し、これぞBOSEサウンドというべき重心の低いパワフルな音質を実現。従来のBOSEを聞き慣れた人でも違和感なく聞けるこの音は、本当にワイヤレス？と思ってしまうほど。激しい運動でも落ちない装着感も魅力の、同社の技術を結集した間違えのない名品です。見た目も楽しい、カラフルなバリエーションがあるのも嬉しい。

ケースと合わせて最大15時間分の再生が可能なほか、急速充電機能も搭載。アプリを介せばスマホとのペアリングも簡単に行え、「イヤホンを探す」機能もあるので、もしもの時も安心。

「ATH-CKR7TW」は、原音再生を掲げるオーディオテクニカの「Sound Reality シリーズ」から登場。ハイレゾ対応のヘッドフォンを擁するシリーズであるだけに、音質を高めることに妥協せず作り上げた、こだわりの一品。独立した高性能なDAC／ヘッドホンアンプを内蔵し、ワンランク上の音を実現しています。カラバリは黒かグレーのみで、スーツでも違和感ないのも嬉しい。

本体は約6時間の連続再生と、バッテリーの持ちのよさも特徴のひとつ。長編映画も余裕で観られるから、旅でも重宝しそうです。ケースと合わせて最大約15時間使用可能。

デンマーク生まれの名門「バング&オルフセン」といえば、インテリアに調和するハイセンスなオーディオシステムで有名。初の完全ワイヤレスイヤフォンとなる「Beoplay E8」はクリアですっきりとした音質を実現しつつ、見た目にも気を遣った北欧らしいシンプルなデザインに。充電ケースも本革を纏っており、質感の高さは群を抜いています。適度な音量で約4時間の連続再生、ケースでの充電８時間と合わせてトータル約12時間の再生が可能。