ミリタリーアウターをオシャレにみせる、あのアイテムって？

電子決済の普及しかり、スマホでなんでもこと足りるようになりました。そのおかげで休日の手荷物も随分減ったように思われましたが、しかし、昨今はアルコールスプレーやマスクケースなどなど、実は手荷物が増えてしまっています。そんな時、やっぱり頼りになるのはデカバッグです。

手荷物を一切合切入れておけるデカバッグ。コンパクトバッグを見慣れた今、なんだか新鮮です。それも、狙うはレザーでダークカラー。ストリートやスポーツ人気から軽快さを訴えるバッグが多い中、これもまた新鮮です。見た目にも持った感じも重厚ですが、それがタイロッケンコートやM-65といったミリタリーアウターに合わせるには好都合。さらには、昨今人気のワークやハンティングといった無骨なアメカジとも好相性です。

軽くてコンパクトなバッグに慣れた今ですが、バッグもコーディネートの大切な要素だけに、タフなアウターにはタフなバッグをちゃんと合わせたいモノです。

ゆったりとしたリラックスシルエットのタイロッケンコート。ミリタリーが出自らしいオトコらしさをにじませつつ、大人の余裕を感じさせます。そんなコートに、コンパクトなバッグは物足りないというもの。大きめトート、それもブラックレザーの重厚さが、渋く貫禄のある大人のオトコ感を演出してくれます。

ドイツ語で旅を意味する「ライゼ」をモデル名に冠するコチラ。大きめなシボが入ったレザーが一見すると重厚感を漂わせますが、実はゴートレザーとあって意外に軽くしなやか。とはいえ、3室構造や大型サイドポケット付きで、収納力はサイズ通りの充実ぶりですけどね。

オトコのタフアウターの常連M-65。クリーンなホワイトパンツと合わせ都会的にまとめたとはいえ、多ポケット使いの無骨顔にコンパクトでスポーティなサコッシュはちょっと不釣り合い。コットンキャンバスとレザーを組み合わせた、長年愛用したくなるまさに相棒的なトートが似合います。

使い込むほどに味が出てくるコットンキャンバスに、シボの入ったレザーストラップやトリムが、さり気なくタフさもアピール。それでいて、デザインは実にシンプル。縫製の丁寧さも手伝い、単に無骨なだけでなくエレガントで品の良い印象も両立しています。

プルタブのような小さなレザーパーツを、手作業で編み上げてバッグに仕立てるイル ミーチョ。巾着を思い浮かべる方も多いと思いますが、コチラは打って変わってビッグサイズ。フラップやポケットのレザーも分厚く、持った感じも重量級。オトコ心をくすぐるとは、まさにこのこと。

以前展開していた大型のボストンバッグが復活。2〜3泊の旅行に対応する収納力を誇るサイズでレザー製というのは、実に存在感があります。シボの入ったカウレザーとなれば、なおのこと。さらにマットゴールドのパーツが、ヴィンテージな味深さを楽しませてくれます。