めちゃ進化してます、最新メガネ＆サングラスの機能がすごい!?

アイウェアの歴史を紐解けば、古くは一眼のルーペに始まり、テンプルの無い鼻メガネ、革紐を頭の後ろで結ぶ元祖ハンズフリーフレーム、そしてロンドンで生み出されたテンプル付きの雛形と、約500年の間に大きく姿を変えてきました。

その後の約300年間は大枠こそ変わらねど、レンズのクォリティはもちろんのこと、フレームデザインや素材使い、掛け心地において目まぐるしい進化を遂げています。

そして2019年。もうこれ以上のアップデートは望めないかと思ったら大間違い。今なお試行錯誤が凝らされた新作が続々と開発されているのです。

そこで今回は、フレームの基本構造に今までなかったカユいトコロに手が届くひと機能をプラスしたハイテクモデルをご紹介させていただきます。これらがあれば便利な上、「何それ!?」からちょっとしたカンバセーションに繋がるかもしれませんよ。

「コンテンポラリートラディション」を掲げ、クラシコイタリアブームを牽引し日本でも不動の地位を確立したイザイア名義でアイウェアがリリースされただけでもニュースですが、その処女作がスゴイ！ なんと左側のリムが回転することで、折り畳んだテンプルがレンズを守ってくれるのです。ベースとしたフレームが、2017年に日本初上陸したイタリアブランドのモビトラ謹製という点も注目を集めています。

壊れてしまったように見えますが、ご安心を。テンプルでガードすることにより、ジャケットにブラ下げてもレンズを傷つけないためのギミックなのです。

このようにレンズの表も裏もテンプルが守ってくれます。さらに、イザイアのアイコンである赤いサンゴが彫り込まれたアイウェアホルダーが付属。2枚のマグネットで胸ポケットに固定し、リングにテンプルを差せば、持ち運びも絵になります。

愛用するメガネを跳ね上げ式のクリップオンでサングラス化させたい！ その煩悩、埼玉のアイウェアセレクトショップ、ポンメガネのオーダーメイドサービスにかかれば叶います。レンズはミラーも含めると19色、メタルパーツは4色から選択可能。世界で1本のクリップオンがアンダー2万円という費用対効果は無論、フレームを送ればわずか1週間で完成というスピード感も嬉しい限りです。

アイウェアは折り畳んでも、鼻パッドと丁番の厚みは避けられません。そんな無駄を排除したのが鯖江発のペーパーグラスです。折り畳み時にレンズの上をまたぐよう、テンプルをアーチ状にデザイン。重なる部分が一切ないため、フラットなシート状に。財布に収まるほど薄く、持ち運びも楽ちんです。

グラスコードとして使わないときはラップブレスになるハイブリッドな傑作を発見。グラスコード専業ブランド、ディフューザー謹製の右は、太くなった中央部にロゴがエンボスされたイタリア産シュリンクレザー製。左は組み紐をモダンな2トーンで仕上げた「エド ツイン」。後者は江戸時代の武士たちが根付を下げるために用いた意匠ゆえ、和装とも好相性です。

ブレスレットとして使う際は、モダンに固定するラバーリングを外し、3重巻きにしてメタルパーツで固定します。メタルプレートが好アクセントです。