大人なナイキ、注目のスニーカー５選。コレ、ひと味違います

スポーツ業界からファッション業界まで、ナイキ スポーツウェアの快進撃は留まることを知りません。今シーズンも、注目のモデルが目白押しです。

今回注目したのは、ハイテクとローテクの両方。スニーカーの最新事情といえばハイテク系に注目が集まりがちですが、今シーズンはローテクも面白いんです。また、ダッド系やネオンカラーなど、ファッショントレンドに合わせた提案も見どころ。

とどのつまり、ナイキ スポーツウェアの新作をチェックしておけば、スニーカー事情は丸わかりってことです。

いやはや、90年代モデルの復刻フィーバーが止まりません。こちらは、1996年にリリースされたナイキ ズーム アルファの復刻です。高い伸縮性のある繊維の束をエアユニットの中に仕込むことで、軽さと高い反発性を生み出すズームエア。それを初搭載したのがこちらのモデルなのです。90年代らしいボリュームのあるシルエットは、ダッドスニーカー人気の今、まさにタイムリーと言えるでしょう。

軽さと反発力、そして耐久性にも優れたナイキ リアクト フォームを採用したこちら。独特なデザインの同ソールの魅力はもちろんですが、何よりも目を引くのが光沢アッパー。グリッター感のあるパープルのアッパーは、ハイテクな履き心地とは裏腹に、実にエキゾチック。ネオンカラーやリフレクター素材、ビニールといった素材がトレンドの今シーズンにおいて、気になる1足です。

ホノルルマラソン向けに開発され、1978年にリリースされたナイキ エア テイルウインド。フルレングスのエアユニットが初めて搭載されたモデルで、ランニングシューズ史に残るエポックメイキングな1足です。こちらの復刻では、オリジナルを忠実に再現。アッパーのシルエットや素材使い、カラーリングはもちろんのこと、ワッフルパターンのアウトソールまでも再現されています。

ダッドなシルエットが、トレンド感をアピールするM2K テクノ。レザーとテキスタイルをコンビ使いしたアッパーの独特なカラーリングも、ダッド感を演出します。2002年リリースのエア モナークにインスパイアされたモデルで、特徴は厚みのあるミッドソール。軽量性とクッション性の両立を果たしたフォームミッドソールによって、1日中歩いていても疲れにくくなっています。

ナイキの創始者であるビル・バウアーマンが自らデザインしたことで知られる、名作コルテッツ。誕生は1972年で、70年代ランニングシューズにおける雛形的なモデルです。こちらは、レザーアッパーモデル。丸みのあるシルエットは、スポーティにしてどこかポップ。ヌケ感のある足元を狙うには、打ってつけです。コート系の白スニに飽きてきたという人は、ぜひ検討されたし。