大人のスニーカー講座。人気のアウトドア系はどう着こなすのが正解？

アウトドアスニーカーは、ランニング系と比べてハイパフォーマンスアピールが強いだけに、街中では浮いてしまうことも。アウトドアシェルなどと合わせようものなら、日帰り登山客に間違えられかねません。

都会で履くなら、合わせるのはモノトーンとだったり、スラックスとだったり、コートとだったりが吉！　アウトドア要素は、足元だけに留めるのがポイントなのです。

90年代のハイテクスニーカーとトレッキングブーツをミックスしたような、アイコニックなデザイン。LAブランドらしい派手色使いによるポップ感を、いかに抑制するかが着こなしのポイントです。

ならばパンツは、大人コーデの王道グレスラで。トップスも品良いニットを合わせつつ、しかしコーチジャケットでスポーティさはシンクロを。ウェアで色は使わずニュートラルカラーで統一し、アクセントは足元だけに徹するのが正解です。

トレンドとは理解していながら、そのぽってりとしたフォルムがどうにも子どもっぽく見えてしまう……。そんなダッド系スニーカーのお悩みは、オールブラックで解決できます。

まずは、eVent®によって高い防水性を誇る「ホカ オネオネ」の"トゥ ウルトラ ロー ウォータープルーフ JP"を、オールブラックでチョイス。さらに、スウェットパーカにイージースラックス、メッセンジャーバッグというスポーティなコーデも、オールブラックにすればモードに着こなせます。

「バレナ」のブランドカラーがアクセントに効いた、「ラ スポルティバ」とのコラボスニーカー。ニットアッパーに圧着製法、アラウンドレースなどスポーティな要素が強い1足は、いっそベーシックなステンカラーコートとで、ギャップを楽しむのもありです。

とはいえ、インナーがシャツではさすがに違和感あり。なので、品良さとスポーティを両立するクルーネックのハイゲージニットとスラックスで、大人な休日感を演出したいところです。