誘い文句は「ロミオとジュリエット」を食べに行かない!?

都会で遊ぶ大人の皆さまに愛される「メズム東京」ですが、こちら素敵なお部屋や立地に加えてお食事もとってもモダンでユニーク。いま16階の「シェフズ・シアター（Chef’s Theatre）」にて『ロミオとジュリエット』がテーマのコース料理を期間限定でランチとディナーで開催しているんです。

ランチ、ディナーともに楽しめますが、内容は前後半に別れて一変。ランチでは、『ロミオとジュリエット』の前半物語が。失恋したばかりのロミオが仇敵の家の一人娘ジュリエットと、舞路会で出会い恋に落ちてしまう。お互いが仇の家の出身と分かっていても二人の想いは変わらず、永遠の愛を誓う。そんな二人が密かに結婚式を挙げる場面までをお料理で再現。

甘酸っぱい初恋を表現したビーツのムースにはじまり、仮面舞踏会でベールに隠されたことをイメージしパイ生地で隠した魚料理など、物語にリンクしているんです。

ディナーでは、不運な決闘の末にロミオが町から追放される前夜、ついに初夜を迎え二人が辿った儚く悲劇的な運命の結末までを夜景の素敵な場所で味わえるなんて素敵……と淑女に感じていただけるかも。

後半のディナー編は、モンタギュー家とキャピュレット家の抗争を思わせる鮮烈な赤・トマトラディッシュを使ったアミューズブッシュでスタート。メインは、ロミオがジュリエットの死を嘆きふたりを別ってしまったことをソースと余白で表現しています。なんとロマンティック！

と、ランチ＆ディナーとふたつのコースを堪能していただくと、『ロミオとジュリエット』の物語が完成するといったプログラム構成になっていて、どちらも異なる味わいが楽しめます。旬の食材をふんだんに用いたフランス料理で、クオリティは間違いありません。

バレンタインなどイベント尽くしなこれからのシーズンに向け、ぜひ味わってみてください。ランチデートに、お泊り込みのディナーに「ロミオとジュリエットを食べに行かない？」なんて口実に使っていただけますと幸いです。