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2026.04.25

日焼け経験の多い40・50代男性へ「オヤジの“美白”はアリかナシか?」

メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(53歳)がオススメを紹介する連載。ガンガン焼いていた10代・20代を経て、美容の仕事を始めた30歳で日焼けと決別したという岳さんがお届けする今回は、オヤジの“美白”です!

BY :

文/藤村 岳(男性美容研究家)
CREDIT :

イラスト/ミツミマリ 編集/菊地奈緒(Web LEON)

LEON世代のオヤジ肌のくすみ、その正体は「紫外線を防ごうと厚くなった角質がつくる影」だった

令和も8年目を迎え、それでもまだ日焼け肌を愛しているというオヤジの皆さま、こんにちは。男性美容研究家の藤村 岳(53歳)です。日差しも強くなり、肌の露出も増えるこの時期ですから、今回はオヤジの“美白”を取り上げようかと。「美白?」と、聞いただけで身構えてしまうオヤジさんも多いことでしょう。


でも、オヤジの場合は単に白くなることを目的にするのではなく、ムダな日焼けやくすみを溜め込まず晴れやかな肌印象を目指すべき、と言えば少しは興味をもっていただけるでしょうか。だって、目立つところにシミがポチリとある肌って、なんだか清潔感に欠けるでしょう?


ということで、「美白って、単純にメラニン抑え込むのではなく、まず肌育することが大事なんです」という独自の“肌を育てる美白ケア”を提唱されている、東京・表参道にある「美容皮膚科タカミクリニック」副院長の山屋雅美先生に、そこのところをうかがってまいりました。

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日焼け経験の多い40・50代男性へ「オヤジの“美白”はアリかナシか?」

▲ 山屋先生(右)に、“肌を育てる美白ケア”についてお話をうかがう岳さん(左)。

● 藤村 岳(ふじむら・がく)

男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。
HP/男性美容研究所
Instagram/@gakugaku8

【1】 美容皮膚科タカミクリニック

“美白”の目的は「白くなること」ではありません。“肌育”で「清潔感のあるクリア肌」を目指しましょう

「日焼け経験の多いLEON世代の男性はシミだけでなく、顔全体のくすみが気になる方が多いですよね。実際、くすみの原因として多いのは、メラニンが溜まるほかに、角質肥厚や血行不良によるものもあるんですよ」と教えてくださった山屋先生。だからこそ、“肌育”が必要なんですね。

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山屋先生によると、ゴルフやサーフィンなどアウトドア派の40~60代オヤジさんは紫外線でメラニンが増えやすいそう。それは美容初心者のオヤジでも理解できますよね?


ただし、さらに紫外線の防御反応によって、皮膚の最外層の角質までもが厚くなるというんです。えー、それはビックリ! でも、確かに、肌がゴワつくと顔色悪くなるという指摘は経験からして、うなずける……。


「その結果、肌のなめらかさや透明感が失われ、グレーがかった印象になります。そして、紫外線だけでなく、日常的な摩擦でも色素の沈着や角質肥厚は起こります。洗顔時に強くこすってしまう方や、スクラブを頻繁に使う方も注意が必要です」とのこと。肌表面が荒れると、光をキレイに反射できず微細な影ができてそれがくすむということですね。嗚呼、納得。

「ペパーミントピール」顔全体1回 2万6500円(初回1万9800円)/美容皮膚科タカミクリニック ※初診料3300円、再診料1100円

「ペパーミントピール」顔全体1回 2万6500円(初回1万9800円)/美容皮膚科タカミクリニック ※初診料3300円、再診料1100円

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目立つシミはないけれど、なんとなく顔色が悪いというオヤジさんにオススメの施術はないものかと聞いてみると、挙げてくれたのが「ペパーミントピール」。


こちらは5種類のピーリング成分に加え、3種類の保湿成分、抗しわペプチド、メントールなどを配合したイタリア発のピーリング製剤“ペパーミントピール(pmp)”を肌に浸透させることで、古い角質の除去と肌細胞の再生を促すという治療です。先ほど、角質肥厚もくすみの一因との話があったので、顔色の悪いオヤジにぴったり。ペパーミントの爽やかさが、オヤジ肌にも相性よさそうです。

結局、オヤジの日焼けって、今どきどうなの?

かつて日焼けは健康的で男らしさの象徴でしたが、昨今の美容皮膚科の視点ではいかがなものでしょうか?と淡い期待を込めて聞いてみましたところ……「シミ、シワ、たるみといった光老化の主な原因は、ほとんど紫外線なので日焼けはNGです」と一刀両断。ええ、もちろん、わかっていましたとも。


ほんの少し「日焼けしたオヤジさんの肌って、素敵ですよね♡」と言ってもらえないかなあと期待してみたのですが、やはりダメでした。ということでオヤジの皆さま、しっかり光を防御していきましょうね。

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ま、かくいう私も20代まではガンガン焼いてましたけど、この美容の仕事を始める時(30歳)に日焼けとはおさらばして、夏だけでなく、春も秋も、そして冬でさえ、日焼け止めを塗る人生にシフトしておりますゆえ、何もしていないオヤジさんを一歩リードというところでしょうか。むふふ。おかげで同年代に比べて、圧倒的にシミが少ないです!


「赤みやヒリヒリ感、水ぶくれ、日焼け後の皮むけがある場合は、すでに肌にかなりのダメージが起きているサイン」と山屋先生はさらに警告を発します。光に無防備なオヤジさん、ここは素直に現実を受け止めましょうか。

血行不良を解消し、男性の肌のゴールはズバリ、清潔感

加えて仕事やプライベートでもストレスを抱えがちなオヤジさんには耳が痛い話ですが、「睡眠不足や過剰な飲酒、喫煙などで血行が悪くなる」のだそうです。もう、こうなると単なる疲れ顔では済みません。肌の土台から整える必要があるというのが山屋先生の提言なのです。なるほどなあ。


そこで、全体的なくすみの底上げにいいのは「フォトフェイシャル」。今あるくすみやシミはもちろん、その予備軍、そばかす、ハリ感の低下、赤ら顔、小ジワ、毛穴の開き……など幅広いお悩みにアプローチしてくれる光治療です。もちろんオヤジさんごとの症状によって、適用は異なりますが、いきなりレーザーだと怖いなあという方にはうってつけかと。光の照射は、ゴムでパチンと弾かれた程度なのできっとガマンできるはず。

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「タカミクリニック式フォトフェイシャル(M22)」顔全体1回 4万4000円(初回2万8000円)/美容皮膚科タカミクリニック ※初診料3300円、再診料1100円

▲ 「タカミクリニック式フォトフェイシャル(M22)」顔全体1回 4万4000円(初回2万8000円)/美容皮膚科タカミクリニック ※初診料3300円、再診料1100円

ちなみに、クリニックにシミ治療をしに来る男性はどんな肌を目指しているのでしょうか?とうかがってみると、「多くの男性の場合、白さそのものより、清潔感のある肌や、今より少し若々しく見えることをゴールにされる方が多いです」とのこと。


少し若々しくというのがポイントかと。若い世代は韓流スター級の白肌を求める向きも増えておりますが、オヤジ世代は“くすみを減らして、好印象を醸す”のがいいということでしょう。まあ、その方が現実的だし、真っ白すぎる違和感もありません。

女性の専売特許と思っていた肝斑。オヤジもなるんですか?

実はワタクシ、先日、別件の取材でうかがった某ドクターに「うっすら肝斑がありそう」と言われまして、それ以来、気になっております。

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あんなに日焼け止め塗りたくっているのに? そして、肝斑は女性がなるものでしょう?という認識だったのですが、ワタクシのように男性にも?と思いまして、そこのところも山屋先生に聞いてみました。


「肝斑はほとんど女性ですが、実際には2~3割の男性にも肝斑が混在している印象です」と山屋先生からうかがって、ビックリ! そうかあ、オヤジも肝斑になるのねと、意識を新たにした次第。


「男性は日焼けなどの紫外線に加えて、スキンケアやヒゲ剃りの摩擦が背景にありそう」とも。確かに、仕事柄、シェーバーのレポートをするので、摩擦による刺激はあるな、と思い当たりまくり。


「肝斑は両頬骨のあたりに形がはっきりしないように見えるのが特徴です。むやみにレーザー治療をしたり、ダーマペンなど刺激の強い施術をしたり、スクラブ洗顔のような摩擦を伴うケアをしたりすると悪化する要因に」と、自己流で攻めると逆効果だそう。刺激を避け、経験の豊富な医師の診断を仰ぐのが鉄則。臨床経験の浅いドクターではなかなか見極められないでしょうから、ワタクシたち側も用心したほうがいいですね。

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「肝斑はレーザーの熱や刺激によって悪化するリスクもあるため、症状をしっかりと見極めて治療をしていくことが必要です。当院では、内服薬や外用薬での治療をしながら、導入治療や低出力のレーザートーニングを組み合わせて肝斑治療をしています」と山屋先生。まずは、きちんと診断してもらうことが大切です。

山屋雅美(やまや・まさみ)医師

「美容皮膚科タカミクリニック」副院長、美容皮膚科医。東邦大学医療センター大橋病院皮膚科、三井記念病院皮膚科にて、アトピー性皮膚炎から皮膚癌、色素性疾患(シミ、あざ等)等多くの臨床経験を積む。2011年タカミクリニックに入職。2021年副院長に就任。現在は毛穴・ニキビなど美肌治療から、シミ・しわ・たるみなどのエイジングケア治療まで当院の全診療の監修を行う。

美容皮膚科タカミクリニック

■ 美容皮膚科タカミクリニック

住所/東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ2・3・4F

診療/10:00~19:00(金曜のみ11:00~20:00)、無休

TEL/初診:03-5414-6000、再診:03-5414-6300(電話受付10:00~20:00)

HP/https://takamiclinic.or.jp

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“肌育ケア”をサポートする逸品をご紹介!

そして後半は、ホームケアでくすみや肝斑対策に役立つアイテムをピックアップしてみました。どれもオヤジの日常に取り入れやすいものばかり。ワタクシが実際に使っている“肌育ケア”をサポートする逸品をズラリとご紹介いたします。

【2】 ポーラ ホワイトショット

美白ケアは積み重ねが大事。まずはスキンケアの最初・化粧水をスイッチするのが得策

まずは、ポーラの美白ブランド・ホワイトショットから誕生したこちらの化粧水「クリアスキンローション」です。有効成分のPCE-DP®がターンオーバーを促進してメラニンの排出を促し、蓄積を抑えることでシミ・そばかすを防いでくれます。さらにPCE-DP®とともに肌荒れを防ぐグリチルリチン酸2Kも配合。また、独自のCLショットデリバリー処方搭載で、角質層にしっかり届き、肌のコンディションを整えるサポートをしてくれるというスグレモノなんです。

シャバっとしたライトな質感は、オヤジ肌にもベタつかず使いやすいのが魅力的。毎洗顔後、たっぷり手に取り塗布すると、保湿しながら透明感のある肌印象に導いてくれるはず。やはり美白ケアは積み重ねが大事なので、まずはスキンケアの最初に使う化粧水をスイッチするのが得策かと。ぜひルーティン化して、晴れやかな顔色を目指しましょう!

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【3】 エピステーム

オヤジ世代が目指すべき“清潔感ある肌”のために投入したい、力強い美容液!

次にロート製薬が美容医療発想で仕掛けるブランド・エピステーム。この「ニュートラルクリアセラム」は、くすみ全般にアプローチする新作の美容液です。独自のニュートラルクリア処方が乾燥によるくすみの原因に働きかけ、クリアな肌印象を保つというもの。もともとこちらのブランドはレーザー美容の視点をもつだけあって、クリニックでのさまざまな施術とも相性がいいと個人的に思っています。

で、こちらの美容液ですが、とろみがありつつもみずみずしくて伸ばしやすいから、オヤジでも難なくいつものケアにプラスできます。ワタクシは化粧水後にこちらを塗布し、年齢的にどうしても避けられないくすみ対策をしているんです。何度も申し上げているオヤジ世代が目指すべき“清潔感ある肌”を実現するためには、力強い美容液も投入するのがベターです。

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【4】 SK-II

瞬時に明るさアップ&UVカットのスキンケア以上メイク未満の頼れるアイテム

スキンケアでじっくりアプローチも大切だけど、一足飛びに解決する手段として、SK-IIの「CCプライマー」もいいかな、とピックアップしてみました。CCプライマーとは?と、なじみのないオヤジさんに解説いたしますと、スキンケア以上メイク未満の頼れるアイテム。かの有名な“ピテラ™”配合で、肌にさまざまなアプローチをしながら、顔全体に薄~く塗るだけで、瞬時に明るさがアップし、しかもUVカットもできるシロモノ。

「ジェノプティクス CC プライマー ミントグリーン(SPF50+・PA++++)」30g 9900円(編集部調べ)/SK-II

▲ 「ジェノプティクス CC プライマー ミントグリーン(SPF50+・PA++++)」30g 9900円(編集部調べ)/SK-II

ベタつかず、厚塗り感ナシのサラサラの仕上がりで、白浮きなし。赤みが出やすいオヤジ肌に補色の関係にあるミントグリーンを重ねると、ほら、即効くすみカバーというワケ。ワタクシ、発売前からサンプルを使用しており、清潔感を適度に演出できるので現在もヘビロテするほどお気に入り。もちろん、SPF50+・PA++++なので、紫外線から強力に守ってくれるのもありがたい。オヤジの“ちょい盛る”道具としてオススメです!

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【5】 トランシーノEX

サプリメントではなく“医薬品”。シミ・そばかす予防と肝斑の改善にも期待♡

ここからは美白ケアには欠かせない内側からのケアも見ていきましょう。肝斑疑惑が浮上したワタクシですが、今、猛烈に試してみたくなっているのが、第1類医薬品である「トランシーノEX」。

「トランシーノEX(第1類医薬品)」240錠(60日分) 7260円(メーカー希望小売価格)/第一三共ヘルスケア

▲ 「トランシーノEX(第1類医薬品)」240錠(60日分) 7260円(メーカー希望小売価格)/第一三共ヘルスケア

こちらは、サプリメントではなく、まごうことなき医薬品であります。有効成分トラネキサム酸でメラニン生成を抑制し、肝斑を改善してくれるというありがたい存在です。また美白に不可欠なL-システインやビタミンCも配合されています。


8週間継続使用が目安で、成人(15歳以上)は、1回2錠を1日2回服用するだけなので、あらお手軽。クリニックに行かずとも治療できるのは、忙しく日々を過ごす身としては助かりまくりです。

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「シナール配合錠C(第3類医薬品)」300錠 5005円/シオノギヘルスケア

原稿執筆中に発表会があったこちらも、急遽ご紹介!

“白くなる”が名称由来の「シナール」の新商品「シナール配合錠C」も第3類医薬品。「アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウムを三層構造で安定配合し、シミやそばかすの緩和、日焼けによる色素沈着対策に」という説明を受け、まさに今回のテーマにぴったりじゃんと思いました。しかも、医療用医薬品と同じ有効成分を同量配合(1錠中)というからさらに驚き。


ワタクシ、昔から疲労回復と抗酸化目的で、とにかくビタミンCは生活に欠かせない存在。メーカーの公式サイトなどから処方薬レベルの医薬品を手軽に入手できるのも何よりうれしいというワケです。「シナール配合錠C(第3類医薬品)」300錠 5005円/シオノギヘルスケア

美容への抵抗感など“心のくすみ”も取り払って、クリアな素肌を目指しませんか?

さて、今回はさまざまな角度から美白を見てまいりましたが、いかがでしたか? 乾燥小ジワケアなどとは異なり、長年の蓄積でできたシミやくすみへのアプローチは、一朝一夕ではなし得ないロングスパン。

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これを機会に自分の認識不足と、「美容なんて男らしくない」といったおかしなプライドなど“心のくすみ”を取り払って、清潔感のあるクリアな肌と心、手に入れませんか?

※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

SK-II https://www.sk-ii.jp

エピステーム https://episteme-net.com

シオノギヘルスケア https://www.shop.shionogi-hc.co.jp/shop

第一三共ヘルスケア(トランシーノ) https://www.transino.jp

ポーラ https://www.pola.co.jp

オヤジ美容が気になるならコチラも

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