2017.10.13
-196℃の液体窒素で作ったカクテルほか、知的好奇心をくすぐる秋の3杯
サプライズ感も抜群な、秋の味覚を感じられるミクソロジーカクテルをご紹介!
- CREDIT :
文/大石 智子 撮影/豊田 亮
すべてが“ミクソロジーカクテル”で、ビジュアル的なサプライズがありつつも、飲めば初体験となる美味しさ。秋の夜を盛り上げてくれること間違いありません!
南雲さんは、そんなミクソロジーカクテルを提供するバーを都内に5軒展開する経営者であり、日本のミクソロジストの先駆者として知られる人。ロンドンから帰国した2009年以降、誰も見たことのなかった-196℃の液体窒素やスモークガンを利用したカクテルや、特別な蒸留器による超個性的なウォッカやジンを提供し、東京のバーに新風を吹かせてきました。
女性の知的好奇心をくすぐる、つまりは“モテるカクテル”の名手であるわけで、どういうことかは下記の秋カクテルで体感してくださいませ!
ダチョウの卵の中に、凝縮された秋の風味が!
【1】Egg Pumpkin(エッグ パンプキン)
アイスクリームのようにスプーンですくい、口に入れると、カボチャの自然な甘みがリキュールにより引き立てられ、最後にくるフォアグラの余韻が面白い。口あたりはまろやかにして実はお酒もしっかり効いている、ギャップのあるカクテルです。カボチャなのでハロウィンに飲みに行くのもあり!
とろりとしたイチジクの甘美さがたまりません!
【2】A La Mode Fig(ア・ラ・モード フィグ)
スプーンの上のチョコレートをかじりながら食べれば、イチジクのニュアンスが変わるのでお試しあれ。果肉ごと潰したイチジクのとろりとした舌触りが甘美で、深いピンク色もまた艶っぽい。まさに秋の夜長にぴったりなカクテルであります。
「石焼~きいも、おいも!」を感じる赤ワイン
【3】Autumn Wine(オータムワイン)
透明のグラスに入るのはナツメグが香る安納芋のペーストで、ワインと交互にいただけば、さらに秋気分が高まるはず。大人のスイートポテトといった様相もあるので、ディナー後のデザートとしてもお楽しみあれ!
● 南雲 主于三(しゅうぞう)
ミクソロジスト。1998年から都内のさまざまなバーで勤務し、2006年に単身渡英。2007年に帰国し、スピリッツ&シェアリング株式会社をたちあげる。同社は「ミクソロジー ラボラトリー」「ミクソロジー サロン」ほか計5軒のバーを展開する。
◆ ミクソロジー エクスペリエンス
住所/東京都港区六本木6-2-35 ハマ六本木ビル 4F
営業時間/18:00~27:00
定休日/日・祝日
お問い合わせ/☎03-6804-2126