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2017.10.14

vol.22「ソルト バイ ルーク マンガン」/丸の内

オーストラリア旅行を疑似体験!? 日豪融合キュイジーヌを堪能できるレストラン

スターシェフ、ルーク・マンガン氏プロデュースのモダンオーストラリア料理店。創造性豊かなお料理と美味しいオーストラリアワインが彼女を笑顔にすること、必至です!

写真/福本和洋(マエティコ)
デートのお店選び、みなさんはいつもどうしていますか? ガイドブックや雑誌はもちろん、さまざまなグルメサイトまであって、今やニッポンはレストランの検索天国ですよね。とはいえ、「デートを成功させるためのお店」をきちんと探し出せる人ってきっと少ないはず。だって、複雑な女性の好みや心理状態を理解できないと恋を成就させるってムズカシイもの。
 
そこで、本誌LEONでYULI*YULIとして14年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。

新し物好きの女子に効く!?
オーストラリア発の話題店 part2

ここのところ、美食の都市としてシドニーやメルボルンが注目を集めています。1980年代、移民を受け入れる政策に国が転じてから多国籍な文化が花開き、グルメのジャンルでもモダンオーストラリア料理が生まれたよう。その火付け役ともいえるスターシェフ、ルーク・マンガン氏が2007年に東京・丸ノ内の新丸ビルにオープンしたのが、「ソルト バイ ルーク マンガン」です。
彼のおおらかな人間性と自由な発想も加わったフレンチベースのお料理。シグネチャーコースは、まず、オーストラリアの国土を型どったアミューズプレートが、お客さまをお出迎えよ!
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下側の四角いプレートは、タスマニアなの。トラウトのコンフィとゆかりが載っています。
お料理名は、ズバリ、「オーストラリア旅行」! 見た目にもインパクトのある盛り付けだから、お連れの女性の顔もほころびそうでしょ? ちなみに、シドニーの位置に置かれた小皿には短角牛のプレゾーラと日本の巨峰、ヴィクトリア州の位置にはフォアグラのどら焼きが配されるなど、すべて日本とオーストラリアのコラボ料理なの。初っ端から粋な演出! 
さらに面白いことに、シグネチャーコースは「シェフズペアリング」として、各お皿には、アルコールに限らず小さな飲み物が付くの。
たとえば、葡萄の皮を餌に育ったポリフェノールの多いヘルシーな葡萄牛のグリル料理。オーストラリア人の大好物、ステーキパイを再構築したメニューには、パイを食べながら片手でビールを飲む現地の習慣から、人気のオーストラリア産プレミアムビール「クラウンラガー」を合わせたり。ソムリエとは視点の違うセレクトがユニークです。ちっちゃなジョッキにも、彼女の歓声が上がりそうよ。

オーストラリア産ワインの
バリエーションの豊富さはココならでは!

ワインはもちろん、オーストラリア産を色々と楽しめます。オーストラリアワインってとても美味しいのに、東京では意外に扱っているお店が少なくて不思議だったから、新発見した感じ。ぜひコチラのお店で堪能してね!
新丸の内ビルディングの6階という場所柄、眺望も最高。窓からは皇居が見える、“パレスフロント”な景色です。モダンでスッキリと整った店内だからこそ、各テーブルにセットされたオーストラリア型プレートが映えます。

ナプキンは何の形かわかるかしら? そう、シドニーのオペラハウスよ! 遊び心溢れるおもてなしに、思わず拍手したくなっちゃった。ちょっとした演出がデートを盛り上げるから、嬉しいセッティング。ふたりの間にオーストラリア旅行計画の話が飛び出したりするかも!?
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お洒落なデザインソファーに、ふたり横並びで座ってデートを楽しんで。
デートには、テーブル指定が必須。オススメは、窓に向かって右側に置かれたソファー席よ。横並びのソファーに勝るカップルシートはないって、どこのレストランにも言えますもの。4卓しかないから、予約時にリクエストをしてみて。

そうそう、忘れてはならないのが総料理長の鈴木勇一氏の存在。ルーク・マンガン氏が自由に発想した数々のお料理に、日本流のスパイスをたっぷりと加え、さらに興味深いメニューに仕上げています。
 
日豪融合のキュイジーヌ、ぜひ彼女と一緒にご賞味ください❤
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■「ソルト バイ ルーク マンガン」

住所/東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 6F
営業時間/ランチ11:00〜15:30(L.O.14:30)、ディナー月〜土17:30〜23:00(L.O.22:00)、日・祝17:30〜22:00(L.O.21:00)

不定休

料金/シグネチャーコース8000円(オーストラリアワイン5種類とともに:1万4000円)
※税込み・サ別


URL/https://www.lukemangan.com/restaurants/salt-tokyo/

予約・お問い合わせ/☎︎03-5288-7828

●渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。

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