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2020.11.07

■ vol.141 「プレーガトウキョウ(Plaiga TOKYO)」

2020年のわたし的No.1レストラン! デートはやっぱり正統派フレンチです

美食天国、東京。あらゆるジャンルの美味しいレストランが溢れていますが、特別なデートに使いたいのはやっぱり正統派のフレンチです。2020年6月にオープンしたフレンチレストラン「プレーガトウキョウ(Plaiga TOKYO)」は、まさにその王道でした!

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取材・文/渡辺ゆり子 写真/福本和洋

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します! 

エレガントな雰囲気、皇居脇の美しい景観……特別な日のデートにぴったりな店

さまざまなジャンルの美味しいレストランに事欠かない東京は、フランス料理のレベルもかなり高いのは周知のこと。その証拠にいま、本場フランスでも日本人シェフは注目されているし、名高いフランス人巨匠シェフもかなり日本に影響を受けているのは、日本人としてなんとも誇らしい。
前置きはさておき、私がいま一番注目している、2020年の6月にオープンしたフレンチレストラン「プレーガトウキョウ(Plaiga TOKYO)」をご紹介します。場所は大手町にあるパレスホテルのお隣、日本生命丸の内ガーデンタワーです。1階のイタリアンレストランの店内にある階段で2階に上がると、エレガントな雰囲気のエントランスが……。
店内には背もたれの高いソファが置かれているため、それぞれのテーブルが個室のようなプライベート感があります。
窓際の席からは、なんと皇居のお堀とその奥には和田倉橋を望めます。この景色は都内でもかなりレア。優雅なランチデートにぴったりな場所よ。
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ゲストには食を通じてホッと和める旅を体験してほしい

「プレーガトウキョウ」のお料理を取り仕切る古賀シェフのコンセプトは、フレンチスタイルのおもてなし。それは家庭では費やせない“手間隙をかけること”だと言います。ひと皿の中に厳選したさまざまな食材を組み合わせることで、旨味の相乗効果を狙っているのですって。そうすることでお料理にいろいろな表情が出てきて食べ飽きない、と!
 
日本全国から取り寄せた旬の食材が使われていて、ゲストには食を通じて旅をしてもらう、という素敵な発想です。そして特筆すべきは、どこか和めてホッとできるフレンチを目指している点。確かにどのお料理からも、古賀シェフのそんな思いが伝わります。素晴らしいイマジネーションに拍手ね。

ディナーコースの一部をご紹介します。
こちらは、オマール海老のデクリネゾン。オマール海老を低温調理し、その出汁をコンソメジュレにしてレモングラス風味をまとわせたのだとか。ココナッツとカリフラワーのクリーム、コブミカンの葉、ショウガを散りばめています。キャビアは香川県産のアムール種。
お次は、ショウガのエキューム(泡)が特徴的なすっぽんのコンソメスープです。昆布出汁と牛すじベースのコンソメには、モロヘイヤと鮎の魚醤が。泡の下には、すっぽんのレバーの入った茶碗蒸し風フランが潜んでいます。そして、キタアカリの生地にポルト酒とマデラ酒で煮付けたスッポンを入れて明石焼きにしたのもオモシロイ。上にはモロヘイヤが載っています。さすがなアイデアね。
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メインは、信州プレミア牛フィレ肉のカツレツ仕立て。岩塩包みでゆっくりと火入れした肉と、カダイフ麺の衣、パルメザンチーズ、香草、そしてマデラソースが絶妙なハーモニーを奏でます。添えられているのは、生と茹での二種類のキャベツと、1週間熟成させたオニオンのコンソメ煮。白トリュフのバターがかけられていて、かなり贅沢な一品です。
さらに印象的な一皿は、マッシュルームの香りが芳しいフォアグラのテリーヌ。まるでケーキのように盛り付けられているのも美しい。フォアグラテリーヌに、ローストしたマッシュルームとドライマッシュルームが練り込まれたサブレ。レモンのクリーム、そしてトリュフをオン。トリュフとフォアグラは最強の組み合わせね!
繊細なお料理には、吟味されたペアリングがオススメ。一番左の「1999年 シャトー・ラ・クロワ・デュ・カス」は、メインのカツレツに合わせて。“0.0”の文字がお洒落なボトルは「ビアンコ アルテルナティヴァ」というイタリア産・脱アルコールの銘柄。ぶどう果汁なのだけど、スッキリとした味わいでどのお料理とも好相性。クルマで来店した方やアルコールが苦手な方も楽しめます。

そして真ん中の日本酒、新政酒造が誇る最上級の「ナンバー6 X-type Essence」は、すっぽんのコンソメスープと共に。右奥の「ジャン・マルク・ブロカール」はオマール海老のお料理に、右手前の「ノジオラ・フォンタナサンタ・アンフォラ2011」はフォアグラのお料理にぴったりです。
多種多様なお酒がラインナップされていますが、心配はご無用。知識豊富でセレクトのセンス抜群なソムリエさんにお任せしましょ。
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席は、エレガントな丸テーブルもあります。金属のパーテーションがお洒落だし、こちらも落ち着いていてオススメです。
和食器やランチョンマットを使うフレンチのお店が多いこの頃。「プレーガトウキョウ」は、オリジナルデザインの美しい金属の飾りプレート、カトラリー、ナプキンリングと、優美なテーブルコーディネートです。なんだか新鮮に感じます。やっぱりフレンチはこうでなくちゃと思わずにはいられません。
ちなみに、プレーガの“ガ”は“雅”という意味もあるのですって。まさに雅やかな料理、セッティング、インテリアの「プレーガトウキョウ」。外の景色とも相まって、最高な時間を過ごせること間違いなしよ。ここに来て喜ばない女性はいないはず。
 
フレンチ好きな私ですが、現在一番の実力者だと思っている古賀シェフの今後にも期待大です。

■  「プレーガトウキョウ(Plaiga TOKYO)」

住所/東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー M2F
営業時間/ランチ11:30〜15:00(L.O.13:30 ※日曜・祝日のみ)、ディナー17:30〜23:00(L.O.20:00 ※月〜土曜のみ) 不定休

HP/https://plaigatokyo.jp

予約・お問い合わせ/☎︎ 03-3284-0030

● ムニュ グルマン(10品前後)2万4000円、ムニュ デギュスタシオン(10品前後)1万5000円

※税サ別

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONでも長期連載中。2020年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が13周年を迎えた。

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