2026.05.17
予約の取れない人気すし店が教える「ペヤング」アレンジレシピ3選
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南! 今回は、野本さんのメインフィールドでもある寿司……ではなく、実はずっと隠れファンであったという「ペヤング」に注目。そのまま食べてもおいしい「ペヤング」を、野本さんならではのちょい足しテクで、もっとおいしくアレンジしちゃいます。
- CREDIT :
レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太 編集/秋山 都(Web LEON)
このひと手間でグッとうまくなる、「ペヤング」アレンジレシピ

▲ 定番の「ペヤング ソースやきそば」をよりおいしく、楽しく食べるためのアレンジ3種。
本連載読者ならすでにご存知でしょうが、野本やすゆきさんは数カ月先まで予約が埋まっている人気すし店「谷中 松寿司」の3代目大将でありながら、『きょうの料理』(NHK)などにも出演。レシピ本を多く上梓している料理研究家です。毎日さぞおいしいものばかり食べているんだろうな、と野本さんのキッチンスタジオを訪ねてみたら……あっ、カップ焼きそば食べてる⁉
「毎日ごちそうを食べているわけじゃありませんから(笑)。こういう日もあります」
でも、そのカップの中をのぞいてみたら、なんだかいつものアレとはちょっと違って、おいしそう。さすがは料理研究家らしく、いつものカップ焼きそばにもちょっとひと工夫加えるアレンジが施されていました。実は野本さん、カップ焼きそばはペヤング一択という“ぺヤンガー”*だそうで。ならば、教えてもらいましょう。プロならではペヤングアレンジレシピを!
*ペヤング好きの間で上級を表す言葉。最上級は“ぺヤンゲスト”となるんだそう。
ペヤングアレンジレシピ_01
【貧乏人のペヤング】

材料(1人前)
ペヤング ソースやきそば 1個
たまご 1個
サラダ油 小さじ1
粗びき黒こしょう 適量
粉チーズ 小さじ1
まずは冷蔵庫にあるシンプルな食材でできるレシピから。南イタリア、ナポリ発祥の伝統的な家庭料理である「貧乏人のパスタ」をペヤングでアレンジ。たまごとチーズ、黒こしょうという最小限の材料だけで作れますが、半熟に焼き上げた卵の黄身がソースとからみ、濃厚で食べ応えがあります。
‟湯切りまで3分”が野本流ゴールデンルール
▲ たまごの黄身をつきくずし、混ぜながら食べると濃厚でおいしい!
▲ フライパンにサラダ油を熱し、たまごを焼きます。焼き加減はお好みで。
▲ ペヤングにかやくを入れて、沸騰した湯を注ぎ、湯切りします。ここまでで3分、が野本さんのこだわり。
▲ ソース、ふりかけ・スパイスを加えて、混ぜます。
▲ 目玉焼きを乗せます。
▲ 粉チーズ、黒こしょうをかけたら出来上がり。チーズを多くすれば、よりリッチに仕上がります。

▲ たまごの黄身をつきくずし、混ぜながら食べると濃厚でおいしい!

▲ フライパンにサラダ油を熱し、たまごを焼きます。焼き加減はお好みで。

▲ ペヤングにかやくを入れて、沸騰した湯を注ぎ、湯切りします。ここまでで3分、が野本さんのこだわり。

▲ ソース、ふりかけ・スパイスを加えて、混ぜます。

▲ 目玉焼きを乗せます。

▲ 粉チーズ、黒こしょうをかけたら出来上がり。チーズを多くすれば、よりリッチに仕上がります。
作り方はごくシンプルで、フライパンで目玉焼きをつくり、いつもどおりに作ったペヤングの上に乗せ、粉チーズと黒こしょうをかけるだけ。この時、野本さん流のこだわりは「湯切りまで3分」を徹底するということ。通常、ペヤングの作り方には「フタをして3分待つ」とありますが、3分待ってからフタを開け、湯切り……となると、麺が少しやわらかくなってしまうのだとか。そこで野本さんは2分30~40秒ほどでフタを開け、しっかりと湯切りをしてからソースを混ぜています。
ペヤングアレンジ_02
【ペヤングにらそば】

材料(1人前)
ペヤング ソースやきそば 1個
にら 20g
鰹節 適量
胡麻油 大さじ1
レモン 適量
野本さんのレシピのなかでも人気のにらそばをペヤングでやってみたらどうなる? と試してみたら、意外にもおいしかったので採用されたレシピ。コツは鰹節でうまみを加えていることと、仕上げにレモンをひと搾りすること。夏、食欲のない日でもさっぱりと食べられて、疲労回復に一役買ってくれます。
仕上げにアツアツの胡麻油をジュッ!
▲ スタミナがつくニラに、さっぱりと食べさせるレモンを添えて、夏らしいペヤングアレンジ。
▲ ニラは小口から細かく刻みます。
▲ レモンはお好みですが、多めがおいしい(と思います)。
▲ ちょっと気取って皿盛りにしたペヤングにニラ、鰹節を乗せます。
▲ アツアツに熱した胡麻油をジュっとかけます。う~ん、たまらない香り!

▲ スタミナがつくニラに、さっぱりと食べさせるレモンを添えて、夏らしいペヤングアレンジ。

▲ ニラは小口から細かく刻みます。

▲ レモンはお好みですが、多めがおいしい(と思います)。

▲ ちょっと気取って皿盛りにしたペヤングにニラ、鰹節を乗せます。

▲ アツアツに熱した胡麻油をジュっとかけます。う~ん、たまらない香り!
こちらも作り方はいたって簡単で、“湯切りまで3分”ルールでつくっておいたぺヤングに、細かく刻んだニラ、鰹節を乗せ、仕上げにフライパンで熱々に熱した胡麻油をかけます。レモンをギュッと絞って召し上がれ。
ペヤングアレンジ_03
【ペヤングやきそばパン】

材料(2~3人分)
ペヤング ソースやきそば 1個
コッペパン 3個
中濃ソース 小さじ2
紅生姜 適量
青のり 適量
バター 適量
ラストを飾るのは、「ぺヤングやきそばパン」。誰ですか? 「パンにはさんだだけでしょ」なんて言っているのは? お腹がとってもすいている時や、1個のペヤングを分け合いたい時に、とっても便利なレシピです。ペヤングをそのままはさむと少し味が物足りないので、ソースでコクをプラスし、バターがやきそばとパンをうまくつないでくれています。想像の一歩上を行くおいしさですから、ぜひやってみて!
追いソースでコクとうまみをプラス!
▲ 中濃ソースを加えることでおいしさとコクがプラスされている「ペヤングやきそばパン」。バターもいい仕事をしています。
▲ コッペパンは縦に切り込みを入れ、トースターで焼きます。
▲ 焼けたら、中にバターを塗っておきます。
▲ 付属のソース、ふりかけ・スパイスを加えたペヤングに、さらに中濃ソースを加えます。
▲ 1個のペヤングからコッペパン3本分の「ペヤングやきそばパン」がつくれました。
▲ 青のりをかけ、紅生姜を添えたら出来上がり。

▲ 中濃ソースを加えることでおいしさとコクがプラスされている「ペヤングやきそばパン」。バターもいい仕事をしています。

▲ コッペパンは縦に切り込みを入れ、トースターで焼きます。

▲ 焼けたら、中にバターを塗っておきます。

▲ 付属のソース、ふりかけ・スパイスを加えたペヤングに、さらに中濃ソースを加えます。

▲ 1個のペヤングからコッペパン3本分の「ペヤングやきそばパン」がつくれました。

▲ 青のりをかけ、紅生姜を添えたら出来上がり。
トースターで焼いたコッペパンはバターを塗っておきます。“湯切りまで3分”ルールでつくったペヤングに中濃ソースを加えて混ぜ、コッペパンにはさんで、青のりをトッピング。紅生姜を添えたら完成。どこか懐かしい、でも今までのペヤングとはひと味違う、さすがの野本さんアレンジです。

● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。
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