2026.03.27
さて何贈ろう? と困ったあなたに達人がオススメする“いつもと違う”大人の「手土産」6選
春はご挨拶の機会も多く贈り物や手土産を選ぶ機会も増えるもの。大切なあの人に、さて何を贈ろうか? 悩むことも多いかと。そこで手土産の達人たちにイチオシの逸品を教えてもらいましたよ。
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文/長谷川あや 編集/森本 泉(Web LEON)
大切な人に贈りたい、“いつもと違う”「手土産」6選
せっかく手土産を贈るなら喜んでもらいたいし、あわよくば自分のセンスの良さもアピールしたい! とはいっても巷にはたくさんの魅惑的なアイテムがあふれているわけで、そう簡単なことじゃありません。そんなわけで、今回は百戦錬磨の手土産の達人たちに、今、主戦として使っている、とっておきのアイテムを聞いてみたところ、自分用に購入したいモノばかり(笑)。ぜひお役立てください。
● 「SIMPLICITY」の『ヒガシヤおこし』
ひとひねりある「おこし」と「日本酒」はいかが?

▲ 『ヒガシヤおこし』は常温で持ち運び可能。「賞味期限も長い、お土産の鉄板です!」
下町で小さなバーを営む井上晴也さんのイチオシは、デザイナーで〈SIMPLICITY〉代表の緒方慎一郎氏が手がける、現代の暮らしに合わせた菓子づくりに取り組む和菓子店〈HIGASHIYA〉の『ヒガシヤおこし』(各1836円・税込。以下、同)。
そもそも「おこし」は平安時代の文書にも記載がある日本が誇る伝統菓子のひとつ。「身を興し、名を興し、家興し」という言葉を彷彿とさせることから、縁起のいいお菓子として親しまれています。
「『ヒガシヤおこし』は、生姜の搾り汁をそのまま加えた『生姜』と、香ばしく煎った蕎麦の実と甘辛い醬油を良質な米に合わせ、コクのある味わいに仕上げた『蕎麦の実』の2種。どちらもおこしの概念が覆されます。
ところで、緒方氏が創業した『OGATA(オガタ)』から日本酒が発売されたのをご存知ですか?」
え、そうなんですか⁉ ご存知なかったです。
「2025年12月に発売された日本酒『OGATA SAKE ヤマツミ』(500 ml 9350円)は、山をテーマにした日本酒。30年以上もの長期熟成を経た純米酒をベースに、華やかな大吟醸酒や、年代の異なる複数の個性豊かな熟成酒を組み合わせていて、ワインのような酸味を感じられます」
パッケージも上品で、日本酒好きの人に贈ったら喜ばれること間違いなさそうです。
● 推薦者/井上晴也さん(バー経営)
46歳。脱サラ後、下町で小さなバーをオープン。酒は全般ウェルカムだが(最近は日本酒に傾倒)、甘いもの、とくに和菓子には目がない。、日中は「インプットの時間」で、映画館や劇場に通ったり、食べ歩きを楽しんだりすることが多いそう。「かなりの身銭を切ってリサーチしています」と豪語。

▲ 「『OGATA SAKE ヤマツミ』(500ml 9350円)は熱燗もオススメ。出汁のような旨みが楽しめます」。OGATAのオンラインショップのほか、HIGASHIYA GINZA、SABOE TOKYO、八雲茶寮、HIGASHI-YAMA Tokyoができます。

HIGASHIYA GINZA(ヒガシヤ ギンザ)
住所/東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 2F
営業時間/11:00~19:00(茶房 L.O.18:00)
定休日/月曜
TEL/03-3538-3230(売店)
HIGASHIYAオンラインショップ
https://online.ogata.com/
OGATA オンラインショップ
● 「Atrevío(アトレヴィオ)」のハモン・イベリコ
ホムパ土産に最適! スペインが誇るハモン・イベリコを味比べ

▲ スペインの街を描いたパッケージも好評の単品のほか、オススメのアイテムをセットにしたギフトパッケージも用意。「自宅には『サルチチョン』や『チョリソー』(各864円)を常備しています(笑)」
“Find Your Spain”をコンセプトに、イベリコなどスペインから空輸された数種類のハモンや、上質なハモンが存在感を放つ「パエリア」、クリームコロッケ「ハモンクロケッタス」など、ハモン尽くしのメニューが楽しめるハモン(ハム)専門店「Atrevío(アトレヴィオ)」 。
食品メーカーでワインの開発に携わる柏木さおりさんは、同店のギフトを手土産にすることが多いとか。
「お店で食べられるだけでなく、ハモン専⾨家(コルタドール)による切り⽴てのハモンは、持ち帰って自宅で楽しむこともできます。スペインの街を描いた、お洒落なポストカードのようなパッケージも素敵でお土産にぴったり! ホームパーティーに持って行っても喜んでもらえます」
ハモンのバリエーションも多彩です。最高品質の白豚を10カ月以上熟成した「ハモンセラーノ」(1080円)、農場で穀物と豆類で飼育されたイベリコ黒豚(イベリア種純血の割合50%以上) 「ハモン セボ イベリコ50%」(1512円)、どんぐりの実や自生植物を食べて育った純血イベリコ黒豚「ハモン イベリコ ベジョータ100%」(5616円)などなど、どれもこれも気になる!
「ワインを飲みながら、わいわい言って食べ比べてみてください。楽しいですよ!」
● 推薦者/柏木さおりさん(食品メーカー勤務)
39歳。東京生まれの東京育ち。東京以外に住んだことのない生粋の江戸っ子。会社では、ワインの買い付けや開発を担当しているが、生粋のビール党。

Atrevío(アトレヴィオ)
● 「ザ・ペニンシュラ東京」の『こく生ブリオッシュカスタード』
クリームがたっぷり詰まった“映える”高級ブリオッシュ

▲ 『こく生ブリオッシュ カスタード』(600円)、『こく生ブリオッシュチョコレート』(650円)。「軽い食事にも、おやつにもなる絶妙な立ち位置もいいのかもしれません。僕は試したことがないのですが、『こく生ブリオッシュ』、『こく生ブリオッシュチョコレート』共には少し冷していただくと美味しいという人も。試してみてください!」
コンサルティング会社で営業をしている佐久間大成さんのイチオシは、ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェの「こく生ブリオッシュカスタード」(600円)。
「部署の女性スタッフへの差し入れとして、よく購入しています。牛乳や卵黄、生クリームを使用したリッチな香りの薄めのブリオッシュ生地の中に、アプリコットリキュールで香りをつけたカスタードクリームとあっさりとした生クリームが隙間なくたっぷり入っています。コロンと丸いフォルムもかわいらしく、どんな方に渡しても好評です(笑)」
通常のブリオッシュに比べると大きめで食べ応えもありそう! とはいえ、どんなに美味しくても同じアイテムばかりだと飽きられてしまうのでは?
「いえいえ、定番は『こく生ブリオッシュ カスタード』と、濃厚なチョコレートカスタードと軽めのチョコレート生クリームがぎっしり詰まった『こく生ブリオッシュチョコレート』(650円)の2種類ですが、季節限定で、いちご大福やさくら餡、抹茶、マンゴーなどといったフレーバーも登場します。なかなか奥が深いんですよ。試してみたくなるじゃないですか!」
ザ・ペニンシュラ東京内の「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」でしか購入できないスペシャル感も喜ばれるポイント⁉
● 推薦者/佐久間大成さん(コンサルティング会社勤務)
パン好きだった元カノの影響で、都内のパン屋にやたらとくわしくなってしまった44歳、独身。注目の新店がオープンしたと聞くと、反射的に駆けつけてしまう。

ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
住所/東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 B1F
営業時間/11:00~18:00
定休日/なし
TEL/03-6270-2888
HP/https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/the-peninsula-boutique-cafe
● 「Cadeau Deux(カドー ドゥ)」のフィナンシェ
女性が喜ぶカラダにやさしい「ママの味」のフィナンシェ

▲ プレーン、キャラメル(各378円)とショコラ(432円)の3種類のフィナンシェを用意しています。
フランス語で「贈り物、ギフト」の名をもつ、「Cadeau(カドー)」というパティスリー、ご存知でしょうか? 2018 年1月に東京・丸の内仲通りに1号店がオープン。2025年5月には、「松屋銀座」地下1階食品・お菓子売り場に、姉妹店となる焼き菓子専門店「Cadeau Deux(カドー ドゥ)」が誕生しました。
「店名のとおり、手土産に特化したパティスリーであることはもちろん、丸の内や銀座でさくっと購入できるのが便利です」と語るのは広告代理店営業の木村和泉さん。「最近は、『Cadeau Deux』を利用することが多いですね」と続けます。
「Cadeau Deux」のコンセプトは「食のはじまりは、ママの味」。
「看板商品は国産小麦粉やきび糖、発酵バターと、カラダにやさしい材料で作るフィナンシェ。健康志向で女性に喜ばれますし、松屋銀座内にキッチンがあるので焼きたてがいただけるのが魅力です」
フィナンシェはプレーン、キャラメル(各378円)とショコラ(432円)の3種類がラインナップしています。
「シンプルに素材の良さが感じられるプレーン、フィナンシェなのにまるでガトーショコラのようなショコラ、ミルキーで少しビターなキャラメルをイメージして作られたキャラメル、どれも甲乙つけがたい美味しさです」

▲ 火曜限定で登場する「マドレーヌ」(378円)など、他にも気になるアイテムが目白押しです!
● 推薦者/木村和泉さん(広告代理店勤務)
51歳。周囲がオオタニサンで盛り上がるなか、「自分の年齢の半分以下の」若いサッカー選手に夢中。アウェイ遠征も厭わず、現地飯を食べることが人生最大の楽しみ。

Cadeau Deux(カドー ドゥ)松屋銀座店
● 「DEMEL」の『ラムレーズンのチョコレート掛け』
ワインはもちろんコーヒーにも合う大人のラムレーズン

▲ 「名物のザッハトルテももちろんオススメ。猫の舌の形をしたソリッドチョコレートも人気です」(佐智子さん)。
皆さまご存知のオーストリア・ウィーンの老舗洋菓子店「DEMEL(デメル)」。1786年創業、ハプスブルク家の家紋『双頭の鷲』をブランドマークとする王宮御用達です。「ザッハトルテ」が有名ですが、芸能事務所で若手俳優のマネージメントを担当する清水紗栄子さんのオススメは「ラムレーズンのチョコレート掛け」(1944円)です。
「ほかに数多あるラムレーズンチョコとは一線を画しています。アルコールが苦手な人には贈るのを躊躇するくらい(笑)、芳醇なラムの香りが漂うレーズンは大人だけに許された贅沢。チョコレートがまた美味しいんですよ。こちらもラム酒の甘やかな芳香にうっとりします」
パッケージのかわいらしさ、松屋銀座本店や伊勢丹新宿店などの店舗でサクっと購入できる気軽さも推しポイント。通販で購入することもできます。
「ギリギリ1000円台という価格や持ち運びのしやすさも○。私の手土産リストの筆頭です。いつもつい自分の分も買ってしまうのが難点といえば難点ですが(笑)」
● 推薦者/清水紗栄子さん(芸能事務所勤務)
36歳。マネージャー職は天職。「死ぬ直前まで働いていたい」と語る、令和では珍しい仕事大好き人間。ハムスターと2羽の文鳥と暮らしている。

DEMEL(デメル)松屋銀座本店
● 「京つけもの もり」の『京都おりーぶ』
食事にも寄り添う、京都で見つけた“やみつき必至”の和オリーブ

▲ 「『京都おりーぶ』は京都駅でも購入可能。〈京都駅 おみやげ小路 京小町店〉、新幹線改札内の〈古都みやび店〉でも販売しています。新幹線に乗る前に、ちゃちゃっと購入できるのがうれしいですね」
20年以上、化粧品の販売員を務めている秋山陽奈子さんは、研修の講師として地方に出向くことが多いそう。そんな彼女が、「京都に行くたびに買ってきます!」と話すのが、「京つけもの もり」の『京都おりーぶ』(7種各691円)です。京都・亀岡に自社農園を持つ老舗漬物店の「もり」が、イタリア、スペイン産のオリーブを独自の技術でさまざまな味付けに仕立てたものなのだとか。
「オリーブがこれほど和素材と合うとは! ちょっと驚きです。だし、柚子、キムチ、梅、白味噌、七味、宇治抹茶、とまとの8種があり、勝手な使命感で全部試してみましたが、私のお気に入りは夏季限定のとまと。爽やかな酸味が食欲をそそります。西京味噌に漬け込んだ、京都らしさにあふれた『白味噌』もオススメです。『キムチ』は、刻んで、チャーハンの具材にしてみたところ病みつきに(笑)」
普段、あまりお酒は飲まないという陽奈子さん、「お酒にはもちろん合うと思いますが、料理にもよく合うんですよ~」。
なかでもごはんのお伴にオススメなのは、「お味噌の余韻が長く続く『白味噌』や山椒を使っている『だし』ですね」とのこと。お試しあれ!
● 推薦者/秋山陽奈子さん(化粧品会社勤務)
47歳。趣味はデパ地下巡りで、目新しい商品や気になる商品を発見すると、その後の予定を考えず購入してしまう。週末は数年前から借りている「貸し農園」へ。

京つけもの もり 本社三条店
住所/京都市右京区西院金槌町15-7
営業時間/9:00~18:00、12月31日、1月2日、3日 9:00~18:00
定休日/元旦
TEL/075-802-1515
● 「フォーシーズンズホテル大阪」の自家製XO醤
香港出身の料理長が作る逸品は、ひと口食べたら止まりません

▲ 「シンプルに、温かい白いご飯の上に乗せていただくのもオススメ。あっという間にご飯がなくなります」。
金融業の佐伯祐一郎さんは、美味しいものには目がない食いしん坊オヤジ。先日、出張で大阪に行った際には、堂島の佇む「フォーシーズンズホテル大阪」で食事をしたそうです。
「37階にある広東料理レストラン『江南春(ジャンナンチュン)』に行きました。グルメな友人たちから、軽やかで繊細なチャイニーズでデートにもオススメだと聞いていたので、リサーチを兼ねて(笑)。伝統的な料理に現代的アレンジを加えられていて、良かったですよ。内装もお洒落だし」
佐伯さんの鉄板手土産として推奨してくれたのは、香港出身の同店の料理長レイモンド・ウォンが監修した、「江南春シグネチャー自家製XO醤」(115g 3288円)。
「レストランでは調味料として提供されるのですが、ひと口食べたら止まりません。食べ尽くしたい衝動を抑えるのに必死でした」
乾燥ホタテ、エビ、金華ハム、香辛料を贅沢に使用したXO醤は複雑な奥深い味わいで、程よい辛味がまた後を引くのだとか。
「お土産用に販売していると聞き、すかさず購入しました。チャーハンや麺類などさまざまな料理の味を引き立ててくれるのはもちろん、そのまま食べても美味しいです。甘いモノが得意でない人への大阪土産としても重宝するのでは?」
● 推薦者/佐伯祐一郎さん(保険会社勤務)
56歳。ホテル愛好家。ビジネスホテルから高級ホテルまで守備範囲は広い。「ホテルには、手土産にぴったりの気の利いた商品の宝庫ですよ!」。

フォーシーズンズホテル大阪
住所/大阪府大阪市北区堂島2-4-32 フォーシーズンズホテル大阪 1F ベーカリーショップ「ファリーヌ」、37F シグネチャーレストラン「江南春」
営業時間/「ファリーヌ」8:00~19:00、「江南春」11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:30(L.O. 21:00)
TEL/06-6676-8591(ファリーヌ)
※掲載商品はすべて税込み価格です
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