銀座のママがオススメするお酒とも相性がいい「おせんべい」とは？

夜の銀座を知り尽くす「クラブイプセ」の奈美ママが、モテる手土産を教えてくれる連載。今回は「さかぐち」の『京にしき』です。

CREDIT :: 写真／鈴木泰之（Studio Log）　文／高木奈美（クラブイプセ）

■ 今月の手土産「さかぐち」の缶入り海苔せんべい『京にしき』

東京、九段に店舗を構える「さかぐち」の缶入りの海苔せんべいを今回はご紹介します。銀色の缶を開けた瞬間、びっしりと敷き詰められた黒い海苔のインパクトにまず驚き。

一枚一枚、きれいに詰められた極薄の海苔せんべいは、美しく芸術的。口に含むとパリッと軽やかな食感で、海苔の香ばしさのあとに旨味がふわりと広がります。ひと口で食べられる食べ頃なサイズ。一枚で「和の贅沢」を味わえる逸品です。

■ 「クラブイプセ」
高木奈美（たかぎ・なみ）

長きにわたって夜の銀座という大人の社交場で経験を重ね、現在は「クラブイプセ」のママを務める。ママとして20年のキャリアをもち、多くのお客様の良き相談役として銀座の街に色を添えている。

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いつも手土産は差し上げる側ですが、この海苔せんべいはお客様からいただいたもの。「美味しいから食べてみなさい」と、いつも素敵な手土産を持ってきてくださるお客様。

その方がご来店すると、女のコたちもわくわくとお席に着きたがります。銀座に来るお客様たちは人生の先輩として手土産をはじめとした気遣いなど、たくさんのことを教えてくださいます。