2022.12.23

SNSで人気のフーディーに聞きました

次に繋がる【初デート♡レストラン3選】

街が煌めくこの季節。ロマンティックムードを味方に、気になるお相手を初デートに誘ってみませんか? とはいえ、お店のセレクトに迷うことも多いかと。そこで! SNSのフォロワーを多く抱え、厚い信頼を得るフーディーの方々に、「初デートにオススメのレストラン」を聞いてみました。

CREDIT :

写真/坂田真緒(創和堂、TACOS BAR) 文・編集/宮原友紀

次のデートの約束は、最初のお店選びにかかってます!

たかが初めてのデート、されど初めてのデート。“どこに連れて行ってもらったか?”がその後のあなたの印象を操作することをお忘れなく。次のデートの約束を取り付けられるかどうかは、初デートのお店選びにかかっているのです。そこで最適解を見つけるべく、ご指南いただいたのはSNSでフォロワーを多くもつフーディーの方々。

グローバルかつ女子的視点で人気を集めるTokyo Halfieさん、多くのビジネスセレブが信頼を寄せる秋月俊一さん、世界有数のレストランを熟知する浜田岳文さんの御三方のフーディーに、「初デートにオススメのレストラン」をセレクトしていただきました!
Hotel’s(ホテルズ)
▲ 「Hotel’s」のメニューの中でも人気の「スフレオムレツ」。

◆ Tokyo Halfieさんオススメ

「朝食を一緒に食べない?」というライトなお誘いなら、彼女も応じるはず

女性フォロワーから圧倒的な支持を受ける、Tokyo Halfieさんが教えてくれたのが、北青山にある「Hotel’s」。

「私は彼と旅行に出かける前に朝食を食べに伺ったのですが、とても充実していました。ブレックファーストからランチ、ディナーそれぞれに適した、いわゆるホテルのオールデイダイニングがコンセプトで、代々木上原の名店『sio(シオ)』の鳥羽周作さんが監修しています」

朝の9時からオープンするこちらのお店で、ぜひオススメしたいのは「ホテルズブレックファーストコース」。20種類の食材を使ったヘルシーなサラダや旨味が凝縮されたポタージュ、ふわふわのスフレオムレツなど、一見シンプルに見えるのに手の込んだ品々を楽しめます。
Hotel’s(ホテルズ)
▲ 鮮やかな色彩が映える「ホテルズブレックファーストコース」2980円。
ここで、青春時代を海外で過ごしたTokyo Halfieさんならではの持論が。

「イギリスやアメリカでは、初デートでいきなりディナーのコース料理にはあまり行きません。ふたりの相性や会話の弾み方がわからないのに、最初から数時間のフルコースは重すぎる、と感じる方が多い印象です。まずはコーヒーデートかパブやバーで1杯飲みにいくようなライトな約束が一般的です。ただ、日本だとそれだけでは味気ないので、朝食を一緒に食べるというお誘いは気兼ねなく、彼女も新鮮かと思います」
Hotel’s(ホテルズ)
▲ 爽やかな朝の光が差し込む店内。クリーンなインテリアで気分爽快。
確かに朝のお誘いはスマートだし、ヘルシーで美味しいものは女性ウケも抜群。夜のお誘いが常のなか、競合の男性陣を出し抜くこともできそう……。期待が膨らみます!
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Hotel’s(ホテルズ)

Hotel’s(ホテルズ)

住所/東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま民活棟 2F
TEL/050-5463-4028(予約専用)、03-6804-5699(お問い合わせ)
営業/モーニング9:00~11:00(L.O.10:00)、ランチ11:00~14:30(L.O.13:30)、ディナー17:00~23:00(L.O.20:30)
休/2022年12月30日~2023年1月5日 ※2023年1月6日ランチから営業開始。
Instagram/@hotels_kitaaoyama

【ほかに紹介の記事はコチラ】
「なんでもない幸せ」を味わう、ちょっといい日の朝食

Tokyo Halfie(トウキョウ ハーフィー)

● Tokyo Halfie(トウキョウ ハーフィー)

東京、サンフランシスコ、ロンドンで育ち、“食文化こそが各文化の象微”という気付きを得る。一方、外国人が日本の素晴らしい食文化を経験するには言語の壁があると感じ、Instagramでは日本語と英語の両言語でグルメ情報を発信中。またインバウンド向けに日本のレストラン情報を個別に案内するサービスもスタートしている。
https://www.tokyohalfie.com

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◆ グルメマフィア・秋月俊一さんオススメ

「居酒屋行こうよ」とフランクに誘えて、上質な料理・空間・おもてなしを味わえます

経営者など多数のビジネスセレブが信頼を寄せる、通称“グルメマフィア”こと秋月俊一さん。初デートにオススメを尋ねると、「居酒屋行こうよっていうお誘いなら、女性もノリやすいのでは?」と、東京・恵比寿にある「創和堂」を教えてくれました。

こちらは、渋谷にある「酒井商会」のオーナー、酒井英彰さんが営む2店舗目。出身地の九州にちなんだ食材を使った美味しい料理を、大人たちに気軽に楽しんでもらいたいとの思いでオープンしたのだそう。
創和堂(そうわどう)
▲ 隠れ家感のある控えめな佇まいに、彼女のテンションも急上昇。
「とはいえ、通りゆく人は見過ごしてしまうほど、控えめな入り口なんです」と秋月さん。確かに大きな看板もなくシャビーな趣で、派手さや押し出しは皆無。なんともシックな佇まいじゃあ、あ〜りませんか。お忍び感、ハンパなし!

店内を覗くと、厨房を囲むように設計された大きなカウンターが現れます。鍋から立ち上る湯気や料理人たちの手さばきを臨場感たっぷりに眺めながら、横並びで座り会話を楽しむことで、彼女の気持ちもほぐれていくことでしょう。
創和堂(そうわどう)
▲ 目の前で料理人たちの技が繰り広げられる、広いカウンター席。座る場所によって眺めが変わるので、何度来ても新鮮。
熊本・天草や佐賀・唐津の漁師さんから直送される新鮮な魚介類や、各地の季節の野菜を丁寧に仕上げた和食はどれも美味。毎朝引くお出汁を使ったお椀や茶碗蒸し、土鍋ごはんは、寒い季節に特に人気なんだとか。作家さんによる味のある器と相まって、そこはかとなく色気を醸した料理を嗜むことができます。国産クラフトビールや日本全国の日本酒、ヴァンナチュールなど、お酒のセレクトも一枚ウワテ!
創和堂(そうわどう)
▲ 一番人気の「雲仙ハムカツ」500円。長崎・雲仙市特産のジューシーな厚切りハムにサクサクの衣が相性抜群。
料理、器、空間、おもてなし……とすべてにおいて、上質に触れられるお店。気兼ねない居酒屋でありながら、洗練された割烹ともいえそう。

「“割烹行こうよ”では、お相手もちょっと緊張しちゃうかも? あえて“居酒屋行こうよ”とフランクにお誘いし、当日のデートで素敵なギャップを生み出せるのが、ここの魅力ですね」
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創和堂(そうわどう)

創和堂(そうわどう)

創和堂(そうわどう)
住所/東京都渋谷区広尾1-12–15 リバーサイドビル 1F
TEL/080-8040-4822
営業時間/17:00~23:00
休/日曜、2022年1月29日〜2023年1月6日
https://sakai-shokai.jp

グルメマフィア・秋月俊一(あきづき しゅんいち)

● グルメマフィア・秋月俊一(あきづき しゅんいち)

食べ歩きを趣味としFacebookをメインにSNS投稿していたところ、知人からレストラン情報源として求められるように。コンサルタント業でも飲食業界に精通し、飲食店による新しい試みをサポートしたことで、新しいものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて「Makuake Evangelist賞」を獲得するなどの功績をもつ。現在はシコメルフードテックにてレストランのサポートを行っている。

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◆ 浜田岳文さんオススメ

お寿司のようにタコスが登場。お洒落で気軽だから、彼女の気分も上がるでしょう

世界を股にかけ、秀逸レストランを渡り歩くレストランビューワーの浜田岳文さんのオススメは、こちら。

「“フランクに食事ができて気分も上がるお店”といえば、恵比寿にある『TACOS BAR』。メキシコ人のオーナーシェフ・マルコさんが作るトルティーヤがベースのタコスを、おまかせコースでいただけます。手で食べられる気軽さにふたりの距離もグッと縮まりそう」
TACOS BAR(タコスバー)
▲ 派手さや奇抜さはなく、洗練と落ち着きが同居したちょうどいい空間。
食通の浜田さんいわく、驚くのは、在来種のトウモロコシをメキシコから輸入し、厨房内の製粉機で粉から作るこだわりなんだとか。日本でもメキシコでも、レストランと製粉が合体している所はなかなかないと言います。できあがったトルティーヤ生地はカウンター前の銅板で丁寧に焼き上げられ、何とも可愛いぷっくりとした姿に。
TACOS BAR(タコスバー)
▲ 一枚一枚丁寧に焼き上げられていくトルティーヤ。揚げてトスターダとして出すことも。
「いろんな形のトルティーヤに、魚を中心とした多彩な食材を乗せたタコスが登場します。お寿司屋さんのシャリにイメージが近いかもしれませんが、毎日手作りされるフレッシュな生地だからこそ、食材の味わいも引き立つんだと思います。季節によって仕入れる魚が変わり、そこに相性のいいサルサを合わせるという『サルサペアリング』が、楽しいデート時間を作ってくれることでしょう」
TACOS BAR(タコスバー)
▲ 金目鯛のグリルが乗ったタコス。ほどよい脂とふわふわの食感がトルティーヤにマッチ。
肉ではなく魚のタコスを、という発想は、日本の究極の食材の1つが魚だというマルコさんの考えによるもの。アプローチはメキシコでありながら、日本の食文化との融合が緻密に計算されているのです。厨房入り口に掛けられたトウモロコシ柄の藍染の暖簾や、日本の作家さんによる温もりのある器など、随所に漂う和の雰囲気にホッとします。

ちなみに、三軒茶屋にある「ロス・タコス・アスーレス」が姉妹店。「ロス・タコス・アスーレス」は、朝から昼にかけてタコスをアラカルトで楽しめるので、夜のTACOS BARとは違うよさがあるのだとか。それを口実に、次のデートの約束を取り付けてみては?
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TACOS BAR(タコスバー)

TACOS BAR(タコスバー)

住所/東京都渋谷区恵比寿西2-7-1 スズキビル 1F
TEL/03-6416-0740 完全予約制
営業時間/18:00~23:00(L.O.22:00)
休/日・月曜、2022年12月29日〜2023年1月9日
https://www.lostacosazules.jp/tacos-bar

浜田岳史(はまだ たけふみ)

● 浜田岳史(はまだ たけふみ)

「アクセス・オール・エリア」代表取締役。米国・イェール大学在学中、学生寮の不味い食事から逃れようと、ニューヨークを中心に食べ歩きを開始。卒業後、本格的に美食を追求するためフランス・パリに留学。 その後も、南極から北朝鮮まで、世界約125カ国・地域を踏破。2018年から4年連続で「OAD Top Restaurants(OAD世界のトップレストラン)」のレビュアーランキング第1位にランクイン。
https://takefumihamada.com

この冬のデートプランの参考に♡

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