地味なTシャツ姿が、お洒落に見える5つの小ワザ

Tシャツはシンプルさと開放感が感じられて、とっても気持ちいいものですが、一枚だけ着て外出となると大人にとっては案外難しい場合も。TシャツはTシャツなので、一枚ではどうにもごまかしきれず、素のスタイルが露になってしまいます。

そんな状況を一蹴する秘策があるのです。それは相手の視線を分散させること。例えば、胸元や手元にポイントを作れば、体型や顔の印象が中和されて、シンプルなTシャツ姿もバランスよく見え、お洒落に見えてくるというものなのです。

今回はTシャツ姿に生かせる5つの小ワザをご紹介。夏場をTシャツ一枚で過ごすことが多い方は、ぜひお試しあれ。

時計と言ってもスポーティなものからドレッシーなものまで千差万別。そんななかTシャツスタイルにオススメしたいのは貫録があってリッチなもの。いわゆるステンレスブレスのスポーツタイプです。

たとえばオーデマピゲのロイヤルオークのようなラグジュアリーでスポーティなものは、フェイスの存在感はもちろん、ブレスレットがジュエリーのような光沢感をアピールしてくれます。時計からリッチさと貫録が漂えば、どんなシーンでも大人な振る舞いができるというものです。

Tシャツスタイルには、なにか手元にサラリと巻くのが手軽でお洒落に見える方法です。少し前までヒモ状のアクセをグルグルと何本も巻くのが流行っていましたが、今ならシルバーのブレスレットを1本さらりと着用するだけで十分かと。

揺れるジュエリーは視線を引き付ける効果がありますし、ジュエリー好きな女性には、お洒落な印象をアピールできるというもの。

男性がジュエリーを装着することもじわじわと認知されつつあるなか、この夏はシルバーのブレスレットがあれば、こんなシンプルなスタイルでもお洒落に見えること間違いなしです。

強い夏の陽射しを遮ってくれるサングラスは大人には欠かせないアイテムです。掛けている時はもちろん効果的ですが、外した時もTシャツを引き立てる小道具になるんです。

外したらさり気なく胸元に掛けておくだけ。揺れるサングラスがネックレスのような効果を生んで、こなれた感じに見えるのです。

最近はフレームもレンズも軽量なものが増えているので、Tシャツのリブがだらしなく伸びてしまう心配もございません。

ストールは顔周りにポイントを作ってくれるうえ、存在感を演出してくれます。顔周りにボリュームが生まれることで、不思議とジャケットを羽織っているかのような安心感も得られるのです。素材はガーゼのような薄手のもので十分。

首にバンダナを巻くのもお洒落なテクですが、首元が締まるのは息苦しく感じる方も多いかもしれません。であれば、薄いストールをさらりと巻いていただくほうが、簡単で洒落て見えます。

ウエストをマークするテクニックは女性にお馴染みですが、男性ももっと活用していただきたく。ハイゲージニットを腰に巻いて、ウエストにポイントを作るのは有効な手段です。歩くと揺れるニットはポイントになり、洒落た雰囲気も演出できると一石二鳥です。

しかも、今年はこの猛暑ですから、空調の効きすぎたカフェやレストランに入ることもあるでしょう。そんな時はこのニットを自ら纏うもよし、女性が一緒であれば、さり気なく肩に掛けてあげるもよし。お洒落だけでなく、大人の男性にふさわしいスマートな振る舞いもできるのです。