デニム界の革命児！ 常識を覆したジョグジーンズの凄さとは？

ルックスはデニムなのに、はき心地はスウェット。そんな触れ込みで2011年にデビューしたディーゼルの「ジョグジーンズ」。やわらかく、軽く、肌触りが優しいと、それまでのデニムと真逆なはき心地は、その名の通りジョギングパンツとしてやルームパンツとしてのデニムという存在を新たに生み出しました。

2018年には、従来のスウェット編みによるストレッチ性とやわらかさを踏襲しつつ、よりデニムの顔つきを再現したツイル織り生地「ジョグジーンズ ツイル」が追加。それにより加工もさらにリアル感を増したとあって、古き良きデニム好きをもトリコにしています。

しかも、抗菌や防臭加工などを施した、ハイスペックモデルも登場。ディーゼルのジョグジーンズによって、ジーンズのネガティブ要素はほぼ払拭されたと言って過言ではないかと。

さらに魅力は、シルエットのバリエーションが多いこと。その数、現時点で9種類。加工やカラバリを含めると、休日はもちろんイマドキのビジネスにも対応可能です。仕事に遊びに趣味にと、アクティブに過ごすLEON.JP世代にとっては、これ一本あればこと足りる便利なデニムってことなんです。

多くのバリエーションを揃える中、一番人気といえばこの「KROOLEY（クルーリー）」でしょう。腰回りはゆったりとさせつつ、テーパードをかけることではき姿はスッキリと。濃淡をしっかりと出した色落ち加工タイプも、野暮ったくありません。

こちらもKROOLEYで、色落ち加減&ディテール違い。濃いめにインディゴカラーを残し、激しい色落ちタイプで見られたリベットなども排除。シックな雰囲気に仕上がっています。

ということで、ニットポロとの上質な大人の休日コーデに打ってつけ。見た目こそリアルな色落ちですが、バキバキのヘビーオンスデニムと比べるとやはりリラックス感があるので、スリッポンと合わせれば夏の休日にふさわしいリラックス感が楽しめます。

ウエストは内側に収納可能なドローコードとベルトループを併用。楽チンを享受しつつ、いかにもイージーな雰囲気を出したくない場合にも対応してくれます。

素材はコットンとポリウレタンをブレンド。ポリウレタンが高いストレッチ性を与えつつ、サラリとした肌触りに。それでいて、コットンがデニムらしい風合いも維持します。

イタリアブランドらしい、装飾的なバックポケットのステッチワーク。アイコニックなリベットや脇割部分に配したカラーステッチなどにも、イタリアらしい遊び心が垣間見られます。

スリムシルエットにゆるやかなテーパードを効かせた「D-STRUKT（ディーストラクト）」。そのストイックなシルエットにリアルすぎる色落ち加工が組み合わさると、いやはや実にやんちゃです。そのリアルさは、ジョグジーンズツイルゆえ。スウェットタイプと比べて、ヒゲやアタリがより緻密に表現できています。

よりワークな無骨さを求めた、男らしいシルエットを披露する「D-AZERR（ディーアゼル）」。ワークパンツおなじみの太めストレートをベースにしつつ、ひざ下からは微妙にテーパード。コットン主体の素材や切り替えデザイン、ステンシルプリントが無骨さを示しつつ、はくと意外にスッキリしてます。

ジョグジーンズ コレクションに新たに加わった、カバーオールデザインのジャケット。そう、ジョグジーンズはもはやパンツだけじゃないんです。モデル名は「D-CORUS（ディーコーラス）」。ブリーチを施すなどD-AZERRと相性の良いタフなワーク顔ですが、着心地はもちろん超リラックスです。