大人の即戦力デニムといえば、この4モデル！

男前な無骨さが魅力なデニムですが、ゴワゴワしたリジッド(生デニム)などは、暑い夏には不向きなことは言わずもがなでしょう。夏でもデニムを涼しげにはきたいアナタにオススメしたいのは、ライトオンスのもの。

最近は生地のoz（オンス）を意識することはなかなかないので、ピンと来ないかもしれませんが、参考までにいうと、現行のリーバイス®501は14オンス。それを基準とすると、10オンス前後くらいのものが夏のデニムとして最適なんです。

見た目も着心地も軽く、暑さも軽減できる。ビジュアル＝アイスウォッシュ（ブリーチ加工した薄いブルー）か、フィジカル＝ライトオンスか。この二刀流で夏のデニムを楽しみましょう！

デニムの見た目と、スウェットのはき心地を絶妙に融合させて、2011年に誕生したディーゼルのジョグジーンズ。なかでも、ほどよくテーパードがかった「KROOLEY」は、幅広い体型のユーザーをカバーする万能モデル。ナチュラルなヴィンテージ感のある色落ち具合は、サンドペーパーを用いたヴィンテージ加工やストーンウォッシュなどを手作業で行っているから。オンス数はブランドの公式発表がないのですが、実際に触った印象（現場のスタッフ比）では10オンス程度の生地。絶妙なカッティングと相俟って、抜群の軽いはき心地を体感できます。

スリムテーパードのシルエットがはきやすいリプレイの定番「ANBASS（アンバス）」。その新作モデルとなるコチラは、9.5オンスの染色前のブルーデニムをガーメントダイし、ウォッシュ加工を施したもの。やすり掛けなどの細やかな加工により、ヒゲなどの経年感を出し、立体的なシワ加工で仕上げることで、本格的なヴィンテージ感もほどよく出ています。ストレッチ効果もある生地なので、一度はくと病みつきになること間違いなしです！

ヤコブ コーエンのド定番として、これまで「J688」として親しまれてきたモデルが、「BARD（バード）」としてリニューアル。コチラはその最高級ラインとなるリミテッド エディションのアイテム（ウエストのレザーパッチにシリアルナンバーが！）で、セルヴィッジ生地を使用。ブランドの公式発表はないですが、体感10オンス（現場のスタッフ比）のライトなはき心地です。バックポケット右側にも耳付きの生地が使用されているほか、Ｊを4つ重ねた新しいアイコンマークの刺繍が施されています。

デンハムの最高峰“MADE IN JAPAN”コレクションの｢CROSSBACK｣。その名どおり、ベルトをクロスした背面のディテール、独特なパターンによるフロントの雰囲気が、デザインのポイントに。シルエットは腰と腿にややゆとりを持たせたキャロットテーパード。バンブーを17％混紡した9.25オンスの生地を使用しているため、通常のデニムとは違うドライタッチを実現しています