大人のムートンは軽量＆リッチな1枚を、ジャケット感覚でサラリが正解！

冬のムートンアウターはとにかくいいこと尽くめです。なにしろコレ一着で圧倒的な存在感を貫禄とともに発揮できます。さらに、表と裏に立体的なコントラストを備えているから、体感的にも見た目的にもレイヤードの必要がありません。つまりは、薄手のインナーにサラリと羽織るだけで、男の冬の装いが瞬時に完成してしまうのです。

ただひとつ懸念材料があるとすれば“重くてかさばる”という部分かと。ま、確かにそれはそうです。どんなに暖かくても、どんなに見た目がリッチでも、着るのに気合いがいるようではエレガントとはいえませんよね。 
　
ところが、昨今のムートンはそうじゃない。素材の良さと仕上げ技術の進化により、想像以上の軽さを備えたムートンが続々登場しているのです。その軽やかさたるや、まるでジャケットでも羽織るよう。加えて、見た目も洗練されていますから、骨太に見えすぎる心配もなし。だから我々はただ着るだけでいい。そうすれば、ムートンのもつありとあらゆるメリットがストレスフリーで手に入る、という次第なのです。

そもそもゴージャスなムートンですが、なかでも選りすぐりの素材を丁寧に刈り込んだ極上素材が選びの条件。とびきりリッチな見た目と柔らか〜な肌触りを約束します。

ムートンアウターといえば、男らしい存在感がその魅力。ただし大人に必要なのはエレガントな男らしさ。ゆえにタフさのなかにも洗練された雰囲気滲むデザインが肝要なのです。

オヤジのムートン選びにおいてもっとも重要なポイントは軽さ。極上素材を上品に仕上げた最新のムートンアウターなら、その軽さは想像以上。だからジャケット感覚で羽織れます。

メゾンを象徴するアイテムである「5ジップ」ライダーズジャケット。シンメトリーに配されたジップと洗練されたフォルムが際立つ一着を今季はリッチなムートンで。

上質なシアリングムートンを味わい深く仕上げた漆黒のブルゾン。まるでヴィンテージのような表情がさらなる男らしさを強調します。バイカーやミリタリーといったタフなソースを強烈に感じさせるムートンジャケットを、漆黒のコーディネートとともに装う。そんな男らしさみなぎるスタイルのなかにも、なお洗練された印象が漂うのは、選りすぐりの上質素材と一流の美意識が宿る一着だからこそです。