パリのお洒落な大人は、どんなアウターで出かけている？
いまや世界中で人気のスナップですが、街行く彼らのスタイルには”リアルな着こなし”のアイデアが満載です。まさに“街の服を見て我が服なおせ!”の模様。そんなファッションの祭典とも言えるのが、コレクション。お洒落な大人が集う究極のスナップの場でもあるのです。お洒落な男たちのリアルな着こなしを、パリからお届けしますので、ぜひ着こなしの参考にしてください!
チェスターコートをカジュルに着る最良の手
スーツやジャケットの上から羽織るのに、ちょうどいいコートの代表格がチェスターコート。こんなコートを普段からヘビロテで着回せるコツがあります。それが白いスニーカーを選ぶこと。カジュルなアイテムですが、真っ白さは清潔感とリッチ感を加味します。こちらの方は、素材感のある着丈長めのダブルのチェスターをグレーニットの上から着用していますが、品を感じさせますね。
こちらの方はオーセンティックなグレーのチェスターコートを着用。足元はレザー素材の白スニーカーで軽やかさを演出しています。オリーブグリーンのニットキャップも素敵。
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デニムを冬の着こなしに合わせるなら、どう着る？
定番のデニムこそ、着るシーンや合わせるアイテムでシルエットや色味、丈などが吟味されます。なかでも大人のコートスタイルに合わせるなら、ほどよい色落ちのストレートなタイプが絶好です。こちらの御仁、キャメルのチェスターコートに同系色のバーバリーのマフラーを巻き、グッチのビットローファーと、合わせたアイテムはどれも定番的。それでいて着こなしはとても洒落ています。ストレートシルエットのデニムが着こなしを中和しているのです。
スナップの常連、ファッションディレクターのニック・サリヴァンさん。ネイビーのダブルのジャケットに同系色のストールで襟元を引き締め、ほんのり色落ちしたストレートシルエットのデニムが効いています。足元にはブラウンのレースアップシューズを合わせるというのも、ドレス感が漂い、ワントーンな着こなしがより大人っぽく見える理由でしょう。
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大人のボディバッグ、今年は前掛け!?
カシミアでしょうか、見るからに上質素材のコートをジージャンのように羽織る御仁。パンツの色使いなどじつに巧みですが、気になるのはボディバッグの着こなし方。背中に向けて斜め掛けするのではなく、あえて胸元に。スポーティな感じが着こなしのアクセントになっています。
全身グレーとホワイトでまとめたジャケパンスタイルですが、前身頃に斜め掛けした、ルイ・ヴィトンの新作バッグがポイントに。シャツの間から覗く白のハイネックの感じが新鮮です。
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人気のムートン、パリの大人はどう着る？
ひと目でリッチ感が伝わるムートンのアウターですが、だからこそ、かしこまって着るよりも、カジュアル合わせで着ていただきたい。そんなスタイリングを具現化しているのが、こちらの方。ベージュのニットにストライプシャツを裾出しし、裾をカットオフした5ポケットの白パン、足元はコンバースのハイカット。どれも定番ですが、いまどきに見えるのは抜群のサイズ感ですね。
厚手のムートンコートを着用するこちらの方も、チェックのウールパンツの足元には、ナイキのスニーカーを合わせています。ムートンのもっさりしそうな素材感を、スニーカーのスポーティさが中和するのです。
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編み上げブーツは、ドレスなスタイリングにも使える
ヨーロッパは石畳が多いせいか、長時間歩いていると、足の裏から熱が奪われます。くるぶしを覆ってくれるブーツは、そんな防寒対策はもちろん、着こなしを引き締めてくれます。こちらの方のように、ほんのり細身でドレス感ある編み上げブーツを選べば、ジャケット姿にもハマります。
明るいブラウンのセットアップにドレス顔の編み上げブーツを合わせた御仁。パンツがリブになっているので、足元が軽やかな印象に。
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