オン・オフ使える機能素材スラックスとは？ コーデ実例＆カタログで検証！

いま、さまざまなアウトドアブランドが、持ち味を生かしながら都市生活を想定したラインを、こぞって展開しています。アウトドアウェアは野山で着るものという考え方は、すっかり過去のものなのです。彼らが生み出すアイテムは多機能、高機能はそのままに、都会のコーディネイトに寄り添うことまでしっかり考慮。なかでも、パンツはオーソドックスで見た目はスラックス仕様のものが主流です。LEONでは軽快な大人のスタイルとして、ラグジュアリースポーツを提唱しているのはご存じかと。アウトドアブランドの打ち出す都会派のパンツは、まさに“ラグスポ”にうってつけのアイテムなんです。今回は、合わせ方も含め、その魅力をご紹介いたします。

大人に似合う、適度なゆとりとテーパードシルエットを併せ持つスラックス。さらに大人の男性の基本色であるネイビーならば、取り入れやすさも申し分なし。今回は腰周りがスッキリ見せられるプレーンフロントで、ベルトループの付いたオーソドックスな一品をチョイスしてみました。まずはこちらのスラックスを使い、オンオフを切り替えた3コーデをご紹介します！

セットアップとベストを同じブランドで統一し、落ち着いた雰囲気を演出しました。パッチ＆フラップポケットのジャケットにBDシャツとレジメンタイ。さらにマッキントッシュのステンカラーコートまで取り入れた、手の込んだ大人のアイビールックです。個性はゴツめの時計やシューズでそっと演出するくらいが大人にはよろしいかと。

変化の付くファンシーツイードですが、同系色でほかをネイビーに統一すれば、悪目立ちせず上品なジャケパンスタイルに。ついでに言うと、首元を折り返さないモックタートルネックのニットはいまが旬です。この洒落っ気ならば、アウトドア系ブランドのパンツをはいているなんて誰一人気付きますまい。

美しい光沢を放つ滑らなファブリックとレザーの切り替えによる極上のブルゾンは、LEONが推奨するラグスポに最適。ニット、スニーカーもシンプルながら、ともにクオリティは万全です。こんなラグスポだからこそ、ウール製よりも軽快な素材感を持つ、今回のスラックスが好相性と言えましょう。首元のスカーフも上級者に見える鍵です。

ひざ裏にベンチレーションが設けられているほか、ファブリックに静電ケアを施すなど、機能性の高さは折り紙付き。ほどよくゆとりのあるテーパードシルエットに1プリーツという仕様は大人に最適です。ヒップポケットは左右にあれど、それぞれジップとフラップ式になっている気配りがお見事。

ゆったりとしたテーパードシルエットと高いストレッチ性がリラックスした履き心地をお約束します。腰にベルトが内蔵されたクライミングパンツ風ですが、一か所だけベルトループがついているので、必要なものはカラビナなどで取り付けてくださいませ。深めのヒップポケットは手ブラ派には重宝しそう。

タウン、ビジネス、トラベルを想定したブラックレーベルの意欲作。ストレッチ生地を使用しているので出張などで長時間、飛行機や鉄道に乗る人にはグッド。腰のポケットは、中のものをなくさないジップ式ですが、目立たないコンシールファスナーという点が心憎い。腰にドローストリング入りなので、ベルトレスでもOKです。

どんなスタイルでも格上げできる?「グレスラ御三家」の旬なこなし方とは？
品格満点の「グレスラ」のなかでも、“パンツ専業ブランド御三家”のINCOTEX、PT01、GTAの定番モデルをご紹介

男性人気の2大柄、チェックとカモフラをお洒落に見せる、あのパンツとは？
チェックやカモフラージュ柄を使ったアウターを大人がシックに着る方法は、黒いパンツを合わせるだけ

パンツのシルエットに変化アリ？ イマドキお洒落に必須なアノ４本とは？
ももユルなテーパードパンツのなかから、進化形モデルをご紹介します