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2021.05.11

大人の名作スニーカーといえば、一味違う、この5足

話題の最新モデルも気になりますが、ここはひとつメゾンの新作に目を向けてみては? なぜなら、ちょっとやんちゃでどこか懐かしいストリートテイスト=男前なデザインが出揃っているから。定番なのに一味違う。大人にふさわしいのは、そんな1足です。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 文/川瀬拓郎

あくまでさり気ない、男前なスパイスに!

学生時代に慣れ親しんできた定番や、当時は手にすることができなかったシグネチャーモデルの数々。時代を彩った名作スニーカーは、もはや投資の対象になっているほど価格が高騰しているのは周知の通り。

そんなアイコニックなスニーカーは、再注目されているだけでなく、ストリートテイストを醸し出すキラーアイテムとして多くのファッショニスタが着こなしに取り入れています。

それは、男心をくすぐる=男前な要素ではあるのですが、だからといって大人が“全開”で取り入れると悪目立ちしてしまうことも多々あります。ポイントは、あくまでさり気なく。そうすることで、より男前な要素が際立つのです。

では、それを実践するために、どんなスニーカーを選ぶのが理想的かといいますと、どこかやんちゃなストリートエッセンスをもちながらも、あくまでラグジュアリーな素材と作り込みがなされているメゾンのスニーカーが最適解です。

名作のオマージュともいえそうな、どこか懐かしいデザインやディテールは、しっかり男心を掴みながらも、メゾンならではのモダンな感性が随所に活かされている。そんな1足なら、あくまでストリートエッセンスとして、さらりと取り入れられるのです。

もちろん、「これって、あの名作風のデザインでしょ?」なんていい出すのはナンセンス! いい大人が、あれこれ蘊蓄を開陳するのは避けましょう。

かつて愛用した名作に想いを馳せながら、上品な装いにさらりと取り入れてこそ、好感度も高まるはずです。

◆ サンローラン

極上の異素材コンビで昇華したハイカット

▲ スニーカー12万1000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)
パンチングレザーのブラック、スムーズレザーのサックスブルー、スエードのピンクと、マルチカラーを異素材の組み合わせで表現。ポップな配色とやりすぎないボリューム感が、大人の着こなしに新味をもたらしてくれます。どこか懐かしいローテクモデルを想起させながらも、ラストはスッキリしていますから、シャープなパンツにも難なく合わせられるかと。ハイカットの入門編としてもぜひ。
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◆ プラダ

違和感を逆手に取るアイデア勝ちのローテク

スニーカー10万2300円(予定価格)/プラダ(プラダ クライアントサービス)
▲ スニーカー10万2300円(予定価格)/プラダ(プラダ クライアントサービス)
言わずもがなの男前なクラシカルデザインをポインテッドトゥにアレンジ! 高級感を醸すツイル素材のアッパーも違いを主張します。厚みを持たせたシュータンや、ホールド感を高めるインソールをあしらうことで履き心地が快適なのも見逃せません。それでいてモノトーンがベースですから、合わせるウエアを選びません。一味違う定番デザインをお探しなら、まさに敵役ですよ。
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◆ ディオール

白バッシュをキャンバスに見立てた限定品

▲ スニーカー15万9000円/ディオール(クリスチャン ディオール)
禁断ともいえるナイキとのコラボで、世の男たちを騒つかせたメゾンの最新作は、80年代から活躍するアーティスト、ケニー・シャーフとのコラボによる渋谷店限定品。ウォーホル、バスキア、ヘリングといった巨匠たちの影に隠れていた才能に、いち早く光を当てる姿勢がお見事です。アッパーデザインも不変の名作を連想させるパンチングが効いています。
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◆ ボッテガ・ヴェネタ

アイコンをストリートに落とし込んだ快作

▲ スニーカー12万2100円/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
十八番のイントレチャートをアッパーに使用しているのはお分かりの通り。ですが、この素材がいつものレザーではなく、エラスティックになっているのがポイントかと。それゆえ、スリッポンのように素早く着脱でき、フィット感も極上。サイドのシューレースのあしらいも絶妙です。ラグジュアリーでありながら、アウトドアシーンにもマッチしそうなイマドキ感は、街でも映えますよ。
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◆ メゾン マルジェラ

加水分解すらデザインとした野心的な試み

▲ スニーカー13万7500円/メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービス)
ヴィンテージに見られるミッドソールの加水分解を、あえてデザインとして表現。もちろん実際の着用には何ら問題ありません。型押しプリントのリザード、ヌバック、メッシュと、異なるレザーを部位ごとに使い分け、名作スニーカーのディテールを散りばめています。アッパーのボリュームは満点で、しかもシューレースもネオンカラーですから、存在感は抜群。スキニーパンツやクロップドパンツに合わせて、あえて主張して履くのも一興です。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

クリスチャン ディオール 0120-02-1947 
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
プラダ クライアントサービス 0120-45-1913
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966
マルジェラ ジャパン クライアントサービス 0800-000-0261

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