お洒落で楽ちんなセットアップといえば？

かのナポレオン軍が兵の階級をすぐに判別できるようにと、軍服のパンツに個別のラインを入れたのが側章の始まりといわれています。現代ではタキシードのディテールとして引き継がれており、着る者の背筋を伸ばし、品格を与えてくれる象徴的な印として機能しています。

この秀逸な意匠はドレスの世界にとどまらず、スポーツジャージーのようなカジュアルなアイテムにも波及しており、いまやすっかりお洒落ディテールとして愛されていますよね。

そんな出自エリートで、近頃お洒落な側章を上手にデイリーウエアに落とし込んだのが、「チルコロ 1901」。遊び心のあるオレンジの2本線が入ったパンツにはシングルのジャケットが、スマートな印象のホワイトの1本線が入ったパンツにはダブルのジャケットがそれぞれ組まれた、ココンチお得意のセットアップです。

どちらもコットンをベースにしながらも、絶妙に化繊をブレンドすることで、まさにスポーツジャージーのような楽チンな着心地が得られるってワケ。側章というディテールからくる品格がオヤジさんを素敵に魅せてくれるので、合わせはシャツでも、何ならTシャツだって問題なし。

“夜の部活動”に精を出しても疲れることをしらない、オヤジさんの強～い味方になること請け合いなのですよ。