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2021.03.15

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「ドルチェ&ガッバーナ」の黒ジャケットは、二重の“襟”で語ります

「ドルチェ&ガッバーナ」の新作ジャケットは、レイヤードしているかのように前身頃が二重になったデザイン。当然、襟も2枚ありまして、一方を立ててキザっぽく、一方を寝かせてエレガントに、なんて印象操作も楽しめるんです。

CREDIT :

写真/渡辺修身 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/古川 純 文/堀川正毅(LEON)

貴兄の"襟"は正直で真面目ですか?

「胸襟を開く」「襟を正す」など、襟を用いた慣用句がありますが、どちらも心のありようを表現しているという共通項があります。それぞれ「心のうちを打ち明ける」「気持ちを引き締める」と、比較的前向きな意味合いですが、それらを「襟」で表現するというのは興味深いですよね。

襟は一般的に、あればフォーマル、なければカジュアルですし、襟が立っていればキザに見えるなど、そのカタチや状態で印象が変わってくるという面白いパーツでもあります。視覚的にも目立つ場所にある襟に、覚悟というか、志を託すあたり、日本人の精神性の高尚さを感じずにはいられません。
ジャケット29万3000円 (予定価格)、パンツ6万6000円、Tシャツ3万5000円/すべてドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
ディテールの特徴だけにあらず!な実力派です 見た目とは裏腹に軽量化を実現しているのもポイントです。涼しく軽やかなウールガーゼ生地を採用し、ハーフライニング、アンコン仕立てにすることでなんと約550g! 着ればキッチリ、その実楽チンが得られますよ。ジャケット29万3000円 、パンツ6万6000円、Tシャツ3万5000円/すべてドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
さて、「ドルチェ&ガッバーナ」の新作の黒ジャケットは、前身頃が二重になった逸品。まるでレイヤードしているかのような見え方が得られるわけですが、前身頃からつながる襟もまた2枚ありまして、一方を立ててキザっぽく、一方を寝かせてエレガントに、なんて表情を変えて楽しむことができるんです。

ココンチを象徴する黒ジャケットを羽織り、デートの勝負ドコロで襟を操作する。と、襟がスイッチとなって貴兄に色気や洒脱感が加わるって算段です。願わくば、“正直さ”も“真っ直ぐさ”も、貴兄の魅力として彼女に届きますように。

■ お問い合わせ

ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6419-2220

2021年LEON4月号(2/25発売)より
※掲載商品はすべて税抜き価格です

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